声優・悠木碧さんが、10年後の自分に期待することとは? アニメ「ポケットモンスター」アイリス再登場・記念インタビューVol.03 【耳恋~番外編~】 | Domani

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2021.05.14

声優・悠木碧さんが、10年後の自分に期待することとは? アニメ「ポケットモンスター」アイリス再登場・記念インタビューVol.03 【耳恋~番外編~】

忙しい毎日を送る女性たちに、癒しを! 頑張るワーキングウーマンたちにご褒美を! 大人の女性誌による、大人の女性のための、声優インタビュー連載『女は耳から恋をする』#耳恋。ゲストは、本日5月7日に約7年ぶりのアニポケ出演を果たした、アイリス役の悠木碧さん。自身も大のポケモン好きという悠木さんの、熱いポケモントークお楽しみください!

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「まだまだ芝居の真髄にはたどり着けてない」。悠木さんの想う、自身の声の「強み」と「弱み」

毎週金曜よる6時55分からテレビ東京系にて放送中のアニメ「ポケットモンスター」に7年ぶりに再登場を果たした、アイリス役の悠木 碧さんへのスペシャルインタビュー。
アニポケ再登場についてを聞いたVol.01、あふれるポケモン愛を深堀りしたVol.02に続いて、今回は、仕事にかける想いについて、じっくりと話してもらいました。

まずは、このインタビュー連載の定番となっているこの質問。「ご自身の声の『強み』と『弱み』を教えてください」。

声優・悠木碧「そうですね。自分の声を客観視するのはとても難しいんですが…」と、少し考えてから、丁寧に言葉を紡ぐ悠木さん。今回の記事も撮りおろしポートレートと一緒にお届けします!

声優としての技術で世の中的に目立つのって、“いろいろな声が出る”とか“早口で噛まずに話せる”とか、そういうスキルですよね。そしてありがたくも私はそこに注目していただくことが多いです」

30秒間で300字以上の原稿を読み切ることで有名な悠木さん。その活舌の良さはインタビュー中にもビシビシと伝わってくるものがありました(どんなに早口でも絶対に噛まないんです!)。「ただ、“いろいろな声が出る”って、逆にいえば“この人と言えばこの声だよね”がないとも言えて…」、と続ける悠木さん。

「例えば“アニポケ”でいうと、ピカチュウのあの声って、大谷育江さんしか出せないもの。誰が聴いても、あ、これは大谷さんだ、大谷さんのピカチュウだってわかりますよね。そういう、唯一無二の強みっていうのが私にはない。『自分でそうしてきた』っていうところがあるから、それを間違ってたと思わないんですけどね。ただ、今でもやっぱり、唯一無二の声にすごく憧れたりとか、そういう声の持ち主が輝いてみえることはあります」

編集部からの「自分でそうしてきたんですか?」という問いに、悠木さんは続けます。

「新人時代って誰だって、先輩の猿真似をするところから始まるじゃないですか。マネをしてみて、なんで自分じゃできないんだろう?がある。繰り返しトライして、やっと音が似たら、今度は音が似たのになんで芝居が似ないんだろう?ってところに直面する。そこでやっと“芝居”の意味を知ったというか。なるほど…、心が入るってそういうことなんだ、ってところに辿り着くまでに、その2段階くらいを経てきました。その過程でいろんな素敵な先輩のマネをしてはまた戻ってを繰り返して…。いまはだいぶ小器用にはなったかもしれないけれど、真髄までは辿り着いていない。そんな自覚があります」

声優・悠木碧▲自分にないものを掴みたい、憧れる先輩たちに近づきたい。そうやってぎゅっと背伸びをしながらも、自分自身のステップを着実に登ってきた、そんな悠木さんの姿が伝わってくる回答でした。

好きを仕事にするためには、「得意なこと」を極めることと「好きなこと」をあきらめないこと。

“アニポケ”の視聴者は、悠木さんのようなポケモンファンの大人たちももちろんですが、これから社会に羽ばたいていく子どもたちもたくさんいます。そんな夢を追う令和の子どもたちへのメッセージをお願いしたところ、

「あの、すご~く現実的なことを言ってもいいですか?」と前置きして、悠木さんはこんなアドバイスをくれました。

「将来、得意なことと、好きなこと。どっちを仕事にしよう?って迷ったとき。そんなときは、“得意なこと”を選ぶようにしてください。そして、それは好きなことをあきらめろっていうわけじゃなくて、趣味として続けてみてください。…というのも、私自身がそうだったんです。本当は、絵を描く人になりたかったんです。ただ、子供のころから習ってきて、自分が得意だったのがお芝居だったので、そっちを本職にしたんですけど。でもね、今、絵を描く仕事もできるようになっているんです」

声優・悠木碧▲カメラ越しに、ふと悠木さんと目が合った瞬間をパチリ。

「今って、その気になればいくらでも自分で自分を発信できる時代です。あきらめずに続けていれば、才能やきっかけ次第で、それが花開くときがきっと来ます。まずは生活の土台を作る=得意なことを仕事にする。そして好きなことは趣味として、余裕をもって続けていく。それが夢を叶える秘訣なんじゃないかなって思います」

作り手も演じ手も、楽しんで取り組める作品作りを! 10年後の自分に期待すること

最後に、10年後を思い描いた時、どんな自分になっていたいですか?

「やっぱりまだ声優のお仕事はつづけていたいな、と思います。いま、自分自身もクリエイティブな仕事をしているので、その経験も生かして、作り手の気持ち、出演者としての気持ち、ファンとしての気持ち、どの視点からも作品を捉えられるクリエイターになっていたいなと思います」 

2020年から始動した『YUKI×AOIキメラプロジェクト』では、企画・原案・キャラクターデザインまでを担っている悠木さん。悠木さんらしさと新しさが詰まっているその世界観は、今後の活躍がますます楽しみになります。 

「演じ手も作り手も、なんでも自分でやってのける人材が今後増えていくと思うんです。実際にそういうチャレンジをしている先輩方もいらっしゃいますし。現場にかかわっている人間として、いち早くその風に乗って、極めていきたいです。作り手、演じ手、受け手、どの視点から見ても楽しめる作品作りが理想。う~ん、でも10年じゃ無理かな~(笑)。まだまだ見聞が全然足りないな、視野が狭いなと反省することがたくさんあります」

声優・悠木碧▲冷静に世の中の流れを、そして自分自身を分析している悠木さんの、まっすぐな眼差しが印象的でした。

「もっと、自分が見えていない領域をたくさん見ていかないといけませんね。あとは、これだけワールドワイドにアニメが愛されるようになってきたので、海外の人たちにも楽しんでいただきたい、そう考えたときに、文化や好みはもちろん、コンプライアンスの違いみたいなものがそこに立ちはだかるわけです。そのあたりも知見を広げて行きたいな、とも思っています」

視野が狭い、と自身を評した悠木さんですが、その目が見据えている先は、広く遠い世界。その華奢な体には、アイリスと同じような、大きな夢と目標が詰まっていました!

さて、全3回でお送りしたスペシャルインタビューも今回が最終回。ですが、次週からは文章では伝えきれなかった取材現場の様子をイラストと文でお伝えする、イラストルポの配信が開始します! イケメン付箋(C)日本ホールマークでおなじみの、奥田直子さんが描き下ろし!

文字では伝えきれない、撮影現場での悠木さんの様子と魅力を、キュートなイラストでお伝えしていきます! 来週からもアニメ「ポケットモンスター」と並んでこちらも引き続き、チェックしてみてくださいね♡

★悠木碧さんのイラストルポは5月21日(金)19:30ごろ公開!

 

テレビアニメ「ポケットモンスター」大好評放送中!

テレビ東京系にて、毎週金曜よる6時55分から放送中。
※毎週最新話の見逃し配信実施中!
※一部地域では放送時間が異なります。
※放送内容は変更になる場合があります。

原案:田尻智/増田順一/杉森建
総監督:冨安大貴 監督:大和田 淳
クリエイティブスーパーバイザー:湯山邦彦
シリーズコンストラクション:米村正二
キャラクターデザイン:安田周平
脚本:吉田玲子/米村正二/赤尾でこ/藤咲淳一/土屋理敬/待田堂子/宮田由佳/松井亜弥/冨岡淳広/面出明美 ほか (執筆順)
音響監督:三間雅文
音楽:林ゆうき
アニメーション制作:OLM
製作:テレビ東京/MEDIANET/ShoPro

新シリーズ「ポケットモンスター」番組ホームページ (テレビ東京あにてれ)
ポケモン公式YouTubeチャンネル
※毎週最新話の見逃し配信実施中!
「ポケットモンスター」公式ツイッター(@anipoke_PR)

©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

声優・アーティスト・クリエーター

悠木 碧

ゆうき・あおい/1992年3月27日生まれ。子役として4歳より活動。2003年、『キノの旅』で声優デビュー。2012年、第6回声優アワードにて歴代最年少の19歳で声優女優賞を受賞。主な出演作に、『魔法少女まどか☆マギカ』鹿目まどか役、『戦姫絶唱シンフォギア』立花 響約、『君の名は。』名取早耶香役、『ヒーリングっど♡プリキュア』花寺のどか/キュアグレース役など。また、2017年よりソロアーティストとしても活動を開始。イラストを特技とすることもありクリエーターとしても活動。2019年よりスタートした、企画・原案・キャラクターデザインを自らが務める『YUKI×AOIキメラプロジェクト』が話題。

撮影/安井宏充(WEEKEND) スタイリスト/原田幸枝 ヘア&メーク/森 かおり 構成/旧井菜月・福本絵里香(本誌)

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