見返りを求めていないかどうか
「メリットがあるから、結婚しよう」「愛してあげれば、私にいいことがある」、もしこういった考えがあるならば、それは愛とは呼べないかもしれません。愛する対象を前にしたとき、愛おしい気持ちや大切に思う気持ちというのは自然に湧き上がってくるもの。
「喜ぶ顔や楽しそうな顔が見たい」と思うのは当然で、そのためにはどうしようと、自分にできることを考えます。相手を愛することに理由や見返りは求めません。もし相手にその気持ちがないのなら、もう少し結婚についてじっくり考えてみるのも手です。
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結婚前であっても、結婚後であってもいろいろ思うところはあるものです。それらについて見ていきます。
結婚前にもっと話しておけばよかったこと
結婚は、人生で最も大きなライフイベントの1つ。カップルとしてうまくいっていても、結婚となると「本当にこの人と結婚していいのだろうか」と悩む人は少なくないようです。実際、結婚してから、結婚前に聞いておけばよかったと思うことが出てきたりします。
お金について
結婚前にもっと話しておけばよかったことで最も多かったのが、「お金について(35.0%)」。お金に対する考えの違いがあり、「計画的に資産形成ができていない」・「マネーリテラシーが低い」・「年収が高いが金遣いが荒い」などの後悔をうかがえる声が見られます。
ライフプランについて
次に多かったのが、「ライフプランについて(30.3%)」です。将来的に子供を持つのか、家を購入するのかなど、人によって将来に対する考え方はさまざま。両者の認識があまり共有されないまま、結婚後になって、ライフプランについての考え方の違いが浮き彫りになるのかもしれません。
家事について
3位についたのが、「家事について(25.7%)」でした。掃除や料理などの家事を誰が担当するのかなどで、なかなかお互いが合意に至らないことも考えられます。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の婚活中20~40代の男女300名と、婚活を経て結婚した20~40代の男女300名
調査期間:2023年11日
最後に
結婚相手を選ぶことは、人生における重要な転換点です。どんな相手との結婚生活もいろいろな問題がつきものですが、お互いを尊重し支え合う関係があれば、困難を乗り越えられるのでしょう。自分自身と向き合い、大切な人との未来に向けて歩んでいくために、結婚相手の選択にはいろいろなことに気を配りたいですね。
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