蛍光灯の交換サイン
いずれは寿命がくる蛍光灯ですが、交換のサインはどのように表れるのでしょうか?サインを知っておけば、新しい蛍光灯の用意ができるため、いざというときも慌てずに済みます。
蛍光灯の分かりやすい交換サインを二つ紹介します。

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チカチカ点滅している
最も分かりやすい症状は、使っている間に点滅することです。しばらく点滅したり、たまに点滅したりなど表れ方はさまざまですが、チカチカしているのであれば交換の時期が迫っています。
チカチカと点滅している状態で使い続けた場合は、通常の3倍の電気代がかかるともいわれています。また、蛍光灯を取り付ける設備にも負担がかかってしまうため、早めに新しいものへ交換するのがおすすめです。
また使い始めてから数年が経過している場合は、蛍光灯が寿命を迎えている可能性が考えられます。蛍光灯の寿命は6000~12000時間が目安です。
仮に、1日8時間、毎日使用していると2~4年程度で交換時期になります。
端が黒ずんできている
もう一つの分かりやすいサインは、蛍光灯の端に見られる黒ずみです。この現象は「アノードスポット」と呼ばれ、電極付近に塗装されているエミッター(電子源)が飛散し、蛍光灯の内壁に付着することにより起こります。
蛍光灯をつけているのに暗い、黒ずみの面積が大きくなっていると感じたら交換のサインです。まだ使える状態だとしても、黒ずみの広がりを見つけたら交換しておくのがおすすめです。
種類別!蛍光灯の外し方
蛍光灯には直管型と丸型があります。種類ごとに外し方が異なるため、取扱説明書があれば事前に確認しておくと安心です。
直管型蛍光灯と丸型蛍光灯それぞれの外し方を見ていきましょう。

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直管型
直管型蛍光灯とは、キッチンでもよく使われている直線の形をした蛍光灯です。製品によって外し方が異なるため、主な3種類を紹介します。
一つは「回転させて外す」方法で、蛍光灯のみを90度横に回転させてから下に引いて外します。二つ目は「片方に押す」方法で、どちらか片方に押してスライドさせて外します。乾電池をイメージして行うと分かりやすいでしょう。
そして「カバーを中央に持ってくる」方法は、両側のカバーを中央に寄せてから下に引いて外します。一般家庭で使われていることはほとんどありませんが、シルバーのカバーが付いていることが特徴です。