「チャンスは、苦境の最中にある」
理論物理学者、アインシュタインの言葉です。「逆境」に対する考え方が、上で説明した「逆境に強い人の特徴」そのものです。
「ときには嵐のような逆境が人を強くする」
元プロ野球選手・監督の王貞治さんの言葉です。プロスポーツ選手に限らず、「逆境」に鍛えられるということは、よく見られます。
「逆境は持って来い!です。こんな大きな財産になる経験はありません」
元プロゴルファーの宮里藍さんの言葉です。プロのスポーツ選手は、「逆境」に立ち向かうことが自分を強くするということを、肌感覚で知っているのでしょう。
【目次】
「逆境」の英語表現とは?
「逆境」の英語表現についても覚えておきましょう。
1:「Adversity makes a man wise.」(逆境は人を賢くする)
英語のことわざです。「逆境」という単語に「adversity」が使われています。
2:「We have to learn to overcome difficulties」(困難を乗り越える技を身につけないといけません)
「difficulties」は困難という意味です。
3:「I have to face it.」(このことと向き合わなくてはいけない)
「adversity」や「difficulties」という単語を使うことなく、簡単な「face to」というイディオムを使って、「逆境」に向き合うということを表現する方法です。
最後に
「逆境」というのは、人を成長させてくれるのに不可欠なことで、悪いことばかりではありません。「逆境」を楽しめるくらいメンタルが強くありたいものですが、人によってはなかなか難しいかもしれませんね。
少しずつ成功体験を積み重ねると、「逆境」にも怯まずに立ち向かえるようになるでしょう。まずは、「逆境」に立ち向かえるように、普段から心の準備しておくことが大切です。
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