コスメとは、cosmeticの略で、一般的に、化粧品や頭髪用化粧品の総称として使われる言葉です。
Summary
- 「コスメ」とは、cosmetic略で、化粧品や頭髪用化粧品の総称として使われる言葉
- コスメには、基礎化粧品やメイクアップ化粧品など、たくさんの種類がある
- コスメと化粧品は基本的には同じ意味で、容姿を整えたり体を清潔にするアイテムをいう
【コスメ】の意味とは?
「コスメ」とは、「コスメティック(cosmetic)」を略した言葉で、化粧品全般を指します。具体的には、メイクアップ用品だけでなく、スキンケアやヘアケア、ボディケア用品など、美しさや身だしなみを整える目的で使われる製品全体が含まれるのです。
日常的によく使われている一方で、「コスメ」の正確な意味や語源まで理解している人は意外と少ないかもしれません。本記事では、「コスメ」の意味や語源をわかりやすく解説するとともに、代表的な種類やジャンルについても整理してご紹介します。基礎知識を押さえることで、自分に合ったコスメ選びにも役立つはずです。
「cosmetic」の略称
コスメ
「コスメチック」の略。
コスメチック(cosmetic)
1 化粧品・頭髪用化粧品の総称。「コスメチックショップ」
『デジタル大辞泉』(小学館)より引用
小学館・デジタル大辞泉によると、コスメとは英語のcosmetic(化粧用の)の略で化粧品・頭髪用化粧品の総称と記載されていました。語源はギリシャ語の「kosmētikos(整える、秩序づける)」に由来し、単に飾るだけでなく、調和の取れた美しさをつくるという意味合いがありますう。そこから派生し、現代ではメイクアップ用品だけでなく、スキンケアやボディケアなど、美容を目的とした製品全般を表す言葉として使われているのです。

「コスメ」と「化粧品」との違いって?
コスメも化粧品も、容姿を整えたり体を清潔にしたりするアイテムに対して使われる言葉だといわれています。そのため、化粧品も基本的にはコスメと同じ意味をもちます。
ただし、使われる場面や言葉がもつニュアンスには違いがあります。「化粧品」は、法律や公的な文脈でも使用される正式な表現で、薬機法においても定義されている言葉です。そのため、成分表示や効能効果の範囲など、制度や規格と結びついた、客観的で公式な意味合いが強いといえます。
一方で「コスメ」は、「コスメティック(cosmetic)」を略したカジュアルな言葉で、日常会話やメディア、広告などで広く使われています。メイクアップ用品を中心に、美容やトレンド、ライフスタイルと結びつけて語られることが多く、親しみやすく感覚的なニュアンスを含む点が特徴です。
このように、指している対象はほぼ同じであるものの、「化粧品」は公的・制度的な場面で用いられやすく、「コスメ」は日常的な美容表現として使われることが多いという違いがあります。
どういう時に使う言葉?
「コスメ」は、日常会話や美容に関する情報発信の場面で使われることが多い言葉です。とくに、メイクやスキンケアを気軽に語るときや、トレンド性やおしゃれさを重視した文脈で用いられます。正式さよりも親しみやすさが求められる場面に適した表現といえるでしょう。
【例文】
最近、新しいコスメを買ったよ
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【実際のエピソード】「コスメ」に関する成功談・失敗談
「コスメ」の体験談には、どのようなものがあるのでしょうか?ビジネスシーンにおいて、「コスメ」に関して何かしらの気づきや学びを得た実際のエピソードを紹介していきます。
【episode1】広告企画では「コスメ」が自然だと学んだ若手時代の経験
Cさん(管理職、33)
私がまだ20代後半で、化粧品メーカーの販促部に配属されたばかりの頃の話です。初めて担当したWeb広告の企画書で、すべての文言に「化粧品」と記載していました。すると当時の上司から、「この企画は生活者向けだから、“化粧品”より“コスメ”のほうが伝わりやすい」と指摘を受けました。ビジネス文書では正式表現が正解だと思い込んでいた私にとって、その言葉は意外でしたが、実際に修正後は企画のトーンが柔らかくなり、クライアントの反応も良好でした。場面によって言葉を選ぶ重要性を、実感した出来事です。
【episode2】上席者の前での発言から学んだ失敗談
Rさん(管理職、45)
以前、役員同席の会議で、緊張からつい「今後はコスメ市場全体の動向を見ながら…」と発言してしまったことがあります。その場では特に指摘されませんでしたが、会議後に直属の上司から「役員クラスの場では“化粧品市場”と言ったほうがいい」と助言を受けました。言葉一つで印象が変わる世界だと実感し、それ以降は会議の参加者や場の格式を意識して言葉を選ぶようになりました。
コスメにはどんな種類のアイテムがある?
基礎化粧品
基礎化粧品とは、肌を健やかに保ちながら素肌を整える化粧品のこと。以下のようなアイテムが該当します。
・クレンジング
・洗顔料
・化粧水
・美容液
・クリーム
・パック
・フェイスマスク
・導入美容液
…etc
これらは肌を健やかに保つことを目的としているアイテムのため、肌を美しく見せたり血色をよく見せたりするような「メイクアップ化粧品」とは区別して使われることが多いでしょう。
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メイクアップ化粧品
メイクアップ化粧品には、肌をよりきれいに見せたり、顔の表情をはっきり見せたりといった役割があるといわれています。例えば、以下のようなアイテムが該当します。
化粧下地
化粧下地の役割は、素肌の凸凹を整え、くすみや崩れなど肌の気になる悩みに対応してファンデーションの力を最大限発揮させること。メイクの土台ともいえるアイテムです。
ファンデーション
ファンデーションには、パウダーを固形化した「パウダーファンデーション」、保湿力の高い「リキッドファンデーション」、リキッドよりも固めのテクスチャー「クリームファンデーション」など、さまざまなタイプがあります。シミやそばかすなど肌の気になる部分をカバーするだけでなく、乾燥や紫外線から肌を保護してくれる役割があるものも。
アイシャドウ
アイシャドウも「パウダー」「リキッド」「クリーム」「スティック」等の様々なタイプのものがあります。目元に陰影をつけ立体感を演出し、目を大きく見せたり顔に表情を与えたりする役割があります。
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アイブロウ
アイブロウは眉の形や色を整える役割があります。目元をはっきり見せたり、顔の表情を変化させたりすることが可能だといわれています。こちらも「ペンシル」や「パウダー」「リキッド」などさまざまなタイプが販売されています。
マスカラ
まつ毛を長く見せたりリフトアップさせて見せたりすることができるマスカラ。ビューラーなどでカールさせてから塗ることで、目元を強調することができます。
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チーク
チークにも「パウダー」「リキッド」「クリーム」など、さまざまなテクスチャーのアイテムがあります。頬に血色感を与え、明るく健康的に見せる役割があります。
リップ
リップもチークと同じく、血色感を与えることで顔を健康的に見せる効果が。乾燥や紫外線から唇を守ってくれる役割も期待できます。
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コスメには「ジャンル」もある
コスメには様々な「ジャンル」があります。どのようなものがあるのか解説していきます。
プチプラコスメ
プチプラとは「プチプライス」の略で、お手頃価格なコスメに対して使われることが多い用語です。ただし、ただ安いだけのものに使うのではなく「安いのに優秀」「安くて可愛い」など、+αの価値があるといわれています。
コンビニやドラッグストアなどで手軽に購入できるプチプラコスメですが「品質が高く、お値段以上!」と称されるアイテムが非常に多いと人気があります。
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デパートコスメ
デパートコスメ、通称「デパコス」は、一般的に百貨店やデパートで販売されている、ハイブランドの高級化粧品のことをいいます。ブランド専用のカウンターを設置して販売していることが多く、ビューティーアドバイザーから自分に合うコスメをピックアップしてもらえたり、アドバイスしてもらえます。
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オーガニックコスメ
オーガニックコスメとは一般的に、農薬や化学肥料などを使わない植物由来成分でできた化粧品のことをいいます。環境に優しく、肌本来のきれいになろうとする力を正常に取り戻すことを目的としているのが特徴です。
海外ではオーガニックコスメの認証機関が定める厳しい審査を通過することでオーガニック認証を受けることができるそうですが、日本ではまだ明確なオーガニック認証はありません。そのため、オーガニックコスメと謳っていても、含まれるオーガニック成分はほんのわずか、なんていうこともありえるよう。
もちろん、オーガニック認証のない日本でも、強いこだわりによって素晴らしい製品を生み出しているブランドは多数存在しています。「オーガニック」の名前に踊らされず、ブランドコンセプトや原料を参考に見極めることが大切なようです。
ドクターズコスメ
ドクターズコスメとは、皮膚科医や医療機関の知見をもとに開発された化粧品のことを指します。肌へのやさしさや安全性を重視している点が特徴で、成分設計がシンプルであることが多く、敏感肌や肌トラブルを抱える人にも選ばれています。
治療を目的とする医薬品ではありませんが、肌状態を健やかに保つためのスキンケアとして、専門性の高い信頼感が支持されています。
韓国コスメ
韓国コスメは、トレンド性の高さと機能性を兼ね備えた化粧品として人気を集めています。発色の良いメイクアップアイテムや、保湿やツヤ感を重視したスキンケアが多く、最新の美容成分や技術がいち早く取り入れられる点も特徴です。
手に取りやすい価格帯の商品が多いことから、若年層を中心に幅広い世代に親しまれています。
よくある質問
コスメという言葉は日常的によく使われていますが、意味や使い方について疑問を持つ方も少なくありません。ここでは、コスメに関する基本的な質問を取り上げて解説します。
Q. 「コスメ」って何の略ですか?
「コスメ」は、英語の「cosmetic(化粧用の)」を略した言葉です。日本では主に、メイク用品やスキンケア用品など、化粧品全般を指す表現として使われています。
Q. 「コスメ」と「化粧品」は同じ意味ですか?
基本的には同じ意味を持ちますが、使われる場面に違いがあります。「化粧品」は公的・正式な表現であるのに対し、「コスメ」は日常会話やメディアで使われるカジュアルな言葉です。
Q. スウォッチとは何ですか?
スウォッチとは、コスメの色味や質感を確認するために、実際に肌に塗って試すことを指します。とくにリップやアイシャドウなどで使われることが多く、購入前の参考として活用されます。
Q. コスメはビジネス用語ですか?
「コスメ」はビジネス用語ではなく、ややカジュアルな表現です。そのため、ビジネスメールや正式な文書では「化粧品」と表記するほうが適切です。ただし、広告やマーケティング、商品企画など、美容業界の文脈では「コスメ」が使われることもあります。相手や場面に応じて使い分けることが大切です。
まとめ
- コスメとはcosmeticの略称であり、メイク用品からスキンケアまで、美容を目的とした化粧品全般を指す言葉である
- 「コスメ」と「化粧品」は意味はほぼ同じだが、公式性の高い場面では化粧品、日常や美容文脈ではコスメが使われやすい
- コスメには種類やジャンルがあり、目的や価値観に応じて選ぶことで、自分に合った美容との向き合い方が可能となる
「コスメ」という言葉は、私たちの生活に身近な存在でありながら、意味や使い方を深く考える機会は多くありません。本記事では、コスメの語源や「化粧品」との違い、種類やジャンルまでを整理してご紹介しました。言葉の背景を知ることで、コスメ選びや情報の受け取り方がより自分に合ったものになり、美容を前向きに楽しむヒントにつながるはずです。
Domani編集部
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