【コスメ】の意味とは?
「cosmetic」の略称
小学館・デジタル大辞泉によると、コスメとは英語のcosmetic(化粧用の)の略。一般的に、化粧品や頭髪用化粧品の総称として使われる言葉です。
「化粧品」との違いって?
コスメも化粧品も、容姿を整えたり体を清潔にしたりするアイテムに対して使われる言葉だといわれています。そのため、化粧品も基本的にはコスメと同じ意味をもちます。
コスメにはどんな種類のアイテムがある?
基礎化粧品
基礎化粧品とは、肌を健やかに保ちながら素肌を整える化粧品のこと。以下のようなアイテムが該当します。
・クレンジング
・洗顔料
・化粧水
・美容液
・クリーム
…etc
これらは肌を健やかに保つことを目的としているアイテムのため、肌を美しく見せたり血色をよく見せたりするような「メイクアップ化粧品」とは区別して使われることが多いでしょう。
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メイクアップ化粧品
メイクアップ化粧品には、肌をよりきれいに見せたり、顔の表情をはっきり見せたりといった役割があるといわれています。例えば、以下のようなアイテムが該当します。
化粧下地
化粧下地の役割は、素肌の凸凹を整え、くすみや崩れなど肌の気になる悩みに対応してファンデーションの力を最大限発揮させること。メイクの土台ともいえるアイテムです。
ファンデーション
ファンデーションには、パウダーを固形化した「パウダーファンデーション」、保湿力の高い「リキッドファンデーション」、リキッドよりも固めのテクスチャー「クリームファンデーション」など、さまざまなタイプがあります。シミやそばかすなど肌の気になる部分をカバーするだけでなく、乾燥や紫外線から肌を保護してくれる役割があるものも。
アイシャドウ
アイシャドウも「パウダー」「リキッド」「クリーム」「スティック」等の様々なタイプのものがあります。目元に陰影をつけ立体感を演出し、目を大きく見せたり顔に表情を与えたりする役割があります。
▲エクセル スキニーリッチシャドウ 1,650円(税込)
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アイブロウ
アイブロウは眉の形や色を整える役割があります。目元をはっきり見せたり、顔の表情を変化させたりすることが可能だといわれています。こちらも「ペンシル」や「パウダー」「リキッド」などさまざまなタイプが販売されています。
マスカラ
まつ毛を長く見せたりリフトアップさせて見せたりすることができるマスカラ。ビューラーなどでカールさせてから塗ることで、目元を強調することができます。
▲アディクション ザ マスカラ インテンス ラッシュ 4,180円(税込)
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チーク
チークにも「パウダー」「リキッド」「クリーム」など、さまざまなテクスチャーのアイテムがあります。頬に血色感を与え、明るく健康的に見せる役割があります。
リップ
リップもチークと同じく、血色感を与えることで顔を健康的に見せる効果が。乾燥や紫外線から唇を守ってくれる役割も期待できます。
▲ジバンシイ ルージュ・ジバンシイ・シアー・ベルベット 5,060円(税込)
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コスメには「ジャンル」もある
コスメには様々な「ジャンル」があります。どのようなものがあるのか解説していきます。
プチプラコスメ
プチプラとは「プチプライス」の略で、お手頃価格なコスメに対して使われることが多い用語です。ただし、ただ安いだけのものに使うのではなく「安いのに優秀」「安くて可愛い」など、+αの価値があるといわれています。
コンビニやドラッグストアなどで手軽に購入できるプチプラコスメですが「品質が高く、お値段以上!」と称されるアイテムが非常に多いと人気があります。
▲インテグレート プロフィニッシュファンデーション ケース660円、リフィル1,430円(各税込)
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デパートコスメ
デパートコスメ、通称「デパコス」は、一般的に百貨店やデパートで販売されている、ハイブランドの高級化粧品のことをいいます。ブランド専用のカウンターを設置して販売していることが多く、ビューティーアドバイザーから自分に合うコスメをピックアップしてもらえたり、アドバイスしてもらえます。
▲パルファン・クリスチャン・ディオール ディオール プレステージ ラ クレーム 15ml 18,700円、50ml 49,500円(各税込)
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オーガニックコスメ
オーガニックコスメとは一般的に、農薬や化学肥料などを使わない植物由来成分でできた化粧品のことをいいます。環境に優しく、肌本来のきれいになろうとする力を正常に取り戻すことを目的としているのが特徴です。
海外ではオーガニックコスメの認証機関が定める厳しい審査を通過することでオーガニック認証を受けることができるそうですが、日本ではまだ明確なオーガニック認証はありません。そのため、オーガニックコスメと謳っていても、含まれるオーガニック成分はほんのわずか、なんていうこともありえるよう。
もちろん、オーガニック認証のない日本でも、強いこだわりによって素晴らしい製品を生み出しているブランドは多数存在しています。「オーガニック」の名前に踊らされず、ブランドコンセプトや原料を参考に見極めることが大切なようです。
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