【1】ナチュラルな大人のアイメイク
赤みブラウンで抜け感のある目元を演出
シャドウを何色も使ったグラデや黒ライン&マスカラを駆使してデカ目を追求するのは、もはや遠い過去の話。ミニマムな2品で抜け感を重視して、目指すは強さよりやわらかさや清潔感のある目元。
How to
1:左のピンクシャドウを指に取り、アイホール全体にのせる。淡色は肌になじみやすいので、指でラフにのせるくらいの気軽さが丁度いい。
2:右のブラウンをチップで目の際に。チップは目尻へ一定方向に数回動かすのみ。ピンクとの境目はなじませず、NOTグラデがポイント。
3:下まぶたは目頭から目尻まで全体的にピンクシャドウを入れて明るく。くすみやすい下まぶたには、締め色は潔く入れないのが正解!
4:ビューラーでまつげを上げたら、マスカラを塗る。目元をしっかり、毛先はサラッと。にじみやすい下まつげにはあえて塗らない!
\使用アイテム/
▲黒感覚で使えて程よく抜ける濃ブラウンマスカラ。ディー・アップ パーフェクトエクステンションマスカラ for カール チェリーブラウン
▲ミネラル系&微細パールがカギ!赤みブラウンの 2 色シャドウ。MiMC ビオモイスチュアアイシャドー 26
赤みブラウンでゆるく締めた抜け感のある目元でやわらかさや清潔感をアップ!
チークやリップを使って今っぽさをプラス
ちなみにその他のパーツは?
クリームが肌の上でサラサラパウダーに変化。抜群のもち。
▲落ちにくいリキッドタイプのオレンジベージュを。AMUSEソフト クリームチーク 60
上品でシック。オフィスにふさわしいピンクベージュ。
▲マスクにつきにくい密着リキッドのピンクベージュを。シャネル ルージュ アリュール ラック 62
赤みブラウンでマスク映え!
眉ははっきり、アイメークは優しげに。目元ははっきりさせたいけど重くはしたくないので、マスクをしていても女性らしい華やかさを感じる、赤みのあるブラウン系が最適。
【2】一重の人におすすめのアイメイク
目がスッキリ大きく見える!
アイシャドウは下まぶたにも入れると目が大きく
腫れぼったくなりがちな一重さんの目を、スッキリ大きく見せるポイントは、アイシャドウを幅広に入れることと、下まぶたにも色をセットでのせること。色味の違うアイシャドウを2種類使って、濃いカラーは目の上のキワと、下まぶたに細く入れて際立たせると、キツく見られがちな一重さんの目を優しい印象にしつつ、目力もしっかりキープ!
のっぺりしがちな目元にコントゥアリングを
ナチュラルメイクをすると、どうしてものっぺり顔になりがちな一重さん。そんなときは目元のコントゥアリングで立体感を出して、凛とした顔立ちを作るのが正解!
薄ブラウンのパウダーを薬指に取ったら、アイホールの半分までと鼻筋に影を足して。さらに細ブラシを使って、下まぶたの目尻から目頭まで色をオン。
さらに立体感を出すために、大きなブラシでハイライトを。目の下にひとはけしたら、残りをTゾーンやあご先に軽くのせて。
目元をスッキリ見せればストレート眉が似合う
緩やかな眉山をパウダーで意図的に作り、眉尻を下げて描くだけで、目元にメリハリが!穏やかなのに意思を感じさせるキリッと太眉は、一重さんに◎!
【3】カジュアルな空気感をまとったヘルシーアイメイク
彩度を下げたオレンジが鍵
オレンジにブラウンをプラスしたアイメイクなら、ヘルシー感が漂いながらもしっとり大人の雰囲気を醸し出せます。
How to
①チップを使うと色がつきすぎる場合があるので、今回はブラシを使用して軽さを出す。ディオールのパレット中央の色をブラシにとり、アイホール全体へ。そのあと、左下の色をチップにとり、目のキワから二重幅までグラデーションに。
②まず右上の色をブラシにとり、下まぶた全体にふわっと入れてツヤと明るさをプラス。そのあと、左下の色を細めのチップにとり、目頭3mm程度を抜いて下まぶたにラインっぽく入れます。オレンジが腫れぼったく見えるのを防げるうえ、しっとり落ち着いた仕上がりに!
③黒よりも軽やかで涼しげなニュアンスが漂うネイビーが、オレンジアイシャドウをさらに大人の雰囲気へと昇華。アイラインを入れるのは上のみで、目頭から目のフレームに沿って細く入れ、目尻は少し伸ばして。さらに 上のインラインも目頭から目尻まで引きます。
④ネイビーのマスカラを上下のまつげに塗り、オレンジアイシャドウとの色のコントラストをつけることで目元がぼやけて見えるのを防ぎます。上下ともにまつげの根本から扇状に広げるように塗りましょう。
完成!
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しっとりヘルシーが叶うオレンジ×ブラウンのアイシャドウ
▲(右)きめ細かくしっとりした生質感のパウダーで、見たままの美発色をなめらかにまとえる。パルファン・クリスチャン・ディオール サンク クルール クチュール 439 (7月2日発売)
(左)コーラルがかったオレンジで、そこはかとなくフェミニンさが漂う。SUQQU シグニチャー カラー アイズ 02
オレンジシャドウはネイビーのペンシルアイライナーで涼しげに締めるのが正解
▲(右)クリーミーなペンシルでネイビーが沈まずクリアに発色。SHISEIDO マイクロライナーインク 04
(左)ネイビーより深みを増したブルーブラック。アンプリチュード ロングラスティング アイライナー 02
マスカラもネイビーで統一し、すっきりとまとめる
▲(右)深みのある発色でほんのりしたネイビーニュアンスを演出。セルヴォーク インラプチュア ラッシュ 01
(左)黒を潜ませたブルーでいっそう涼しげに。ふさふさ感のあるボリュームも出せる。アンプリチュード エクストラボリューム カラーマスカラ 06
モーヴが醸す成熟した色気を目元に!
くすみを帯び、少し青みがかった紫のことを指す“モーヴカラー”。シックでありながらも優美な色彩は、目元に加えるだけで色気がグッと増し、品格のある大人顔へと昇華できます。
How to
①モーヴの締め色を目頭から目尻までしっかり塗ると派手になりやすいのでご用心! 目頭を薄くして抜け感をつくるのが肝心です。シャネルのパレット左下の色を指にとり、アイホールの中央から左右にトントンと広げて肌になじませたら、左下と右下の色をチップでミックスして二重幅へ。目尻から目頭に向かってつけたあと、再び目尻までチップを戻してグラデーションに。そうすると目尻濃いめ、目頭薄めの自然なグラデーションになります。
②下まぶたには透明感のある輝きをたっぷり含んだ左下の色をチップでラインっぽく入れて、すっきりとした目元を演出。目尻からスタートすることで「目尻に深み、目頭はライト」のコントラストがつき、さりげない立体感も生まれます。
③グレーのアイライナーは軽やかな印象ですが、目頭からしっかりラインを引いてしまうとアイシャドウの色味と相まって過剰な色っぽさに。抜け感を出すために、目頭5mm程度はラインを入れず、黒目の少し前あたりから上まぶたのキワに沿って細く引きます。目尻まで引いたら目のフォルムを少し伸ばす感覚で3mm程度長く引きます。
④マスカラのブラシをまつげの根元にグッと押しあててマスカラ液をつけたら、毛先に向かってスッと抜くように塗る。まつげが扇形になるよう左右に広げて塗ると、赤茶でも凛とした眼差しに。まつげが細い人は下まつげにブラウンマスカラを塗り、目力をアップさせて。
完成!
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大人のキレイを引き出すモーヴアイシャドウ
▲(右)甘いニュアンスをまとったピンクモーヴ。ミネラルならではの繊細な輝きで美発色を長時間キープ。エトヴォス ミネラルクラッシィシャドー コットンピーチ(限定発売)
(左)ダスティモーヴとパープルの美しい配色がマチュアなエレガンスを饒舌に物語る。ダークグレーの締め色もクール。シャネル レ キャトル オンブル 378 (7月16日限定発売)
黒ライナーでは濃いメイクになりがち! グレーペンシルで軽やかに締めるのがベター
▲(右)深みのあるグレー。クリーミーな芯でスルスルと描ける。シャネル スティロ ユー ウォータープルーフ N 10(7月16日発売)
(左)ライトな陰影を添えるグレー。ペンシルなのにリキッドのような濃密発色。SHISEIDO マイクロライナーインク 07
赤茶ブラウンマスカラでやさしげな目元に仕上げる
▲(右)こなれ感と上品さを両立するピンクブラウン。にじまないのにお湯で落ちるフィルムタイプ。エトヴォス ミネラルロングラッシュマスカラ ピンクブラウン(限定発売)
(左)赤みのあるカラーで女性らしさがいっそう増す。セルヴォーク インラプチュア ラッシュ 03