【目次】
・ケバくならない「濃いメイク」のポイントとは?
・パーツ別!今どきの濃いメイクの「仕方」
ケバくならない「濃いメイク」のポイントとは?
すべてのパーツを盛るのはNG!
濃いメイクをしたいと言っても、アイメイクもチークもリップも、全部に気合を入れてしまってはただ「ケバい」だけの印象に…。
ケバくならない「濃いメイク」をするときのルールとして、しっかり盛るパーツとそうでないパーツを分けて、メイクにメリハリをつけることがおすすめされています。
例えばリップメイクをしっかり行うならチークはしない、まつげをしっかり上げるならアイシャドウは控えめにする、など、引き算を上手に取り入れることで、「ケバく見えない濃いメイク」に仕上がるはず!
肌は透明感を大切に!
濃いメイクをする日でも、ファンデーションは厚塗り厳禁。ファンデーションを厚く全顔にきっちり塗ってしまうと、清潔感がなくさらにはのっぺり大顔に見えてしまいます。
他のパーツに気合いを入れても、肌は透明感をしっかりキープすることが大切です。
顔全体のくすみや凸凹は下地でカバー。
毛穴が気になる場合は、毛穴用の下地を少量重ね、なめらかに整えましょう。
ファンデーションは頬の高い部分にだけ厚めに塗り、スポンジでなじませます。スポンジに余ったものを顔全体になじませたら、薄くパウダーを全体にオンしましょう。
濃いメイクに仕上げるときも、ファンデーションの厚塗りは避け、透明感のある肌を目指すことで清潔感が保たれるはず。
黒でメイクを引き締めない!
メイクを濃くするために黒を使いがちですが、締め色に黒を使ってしまうとしっかりとメイク感が出る反面、キツイ印象を与えてしまうデメリットも。特に目元はアイシャドウやアイライン、マスカラなど、黒使いが多いと黒々しく清潔感のない印象になってしまいがち。
締め色にはブラウンやカーキなどを使い、できるだけ黒を使わないことで、メイクを濃くしても優しい印象が保たれるはずです。
パーツ別!今どきの濃いメイクの「仕方」
インパクトのある目元は赤みブラウンで「囲みメイク」
無難なアイメイクをやめて、トレンドをおさえた濃いアイメイクをするなら、こっくりとした「赤みブラウン」を使って、下まぶたにも色をのせる「囲みメイク」がおすすめ!
1. レッドブラウンのアイシャドウで、目の周りをぐるりと囲む。上まぶたのキワには、目を開けたときに見えるところまで色をのせて。
2. 下まぶたは涙袋よりも少し狭い範囲にオン。細いライン的に入れて。
上下とも、自分に似合うボリュームを見極めながら入れるとGOOD!
くっきりモードな印象にしたいなら「カーキ」アイシャドウが◎
全体的にぼやけた印象を払拭したいのなら、アイメイクに「カーキ」色を使ってみて!
1. アイホールにはベージュカラーをオン。
2. カーキカラーのアイシャドウは二重幅にのせる。
3. さらに目尻と下まぶたの目頭に、カーキのアイシャドウをライン状に入れる。
リップやチークはベージュをチョイスして、あくまで目元を主役にするのがGOOD!
眉は太め&長めにすれば吸引力のある目元に
太め&長めの眉なら、目元に吸引力が生まれます。マスクをしていても華やかな印象に!
「口元や頰が隠れるぶん、眉はいつもより長め&太めに描いて華やかに。」(玉村麻衣子さん)
ノーズシャドウで立体的な骨格を作る
せっかく目元をしっかりメイクしても、顔がのっぺりしていては台無し。ノーズシャドウを入れて立体的な顔を演出しましょう!
1. 薄いブラウンのパウダーを薬指にとったら、アイホールの半分までと鼻筋に影を加える。
2. ハイライトは大きなブラシを使って、目の下にひとはけ、残りをTゾーンやあご先に軽くつける。
これだけで目元の骨格が削り出され、顔にメリハリがつきます。
はね上げラインと赤リップで簡単モード顔
アイラインとリップを強調したメイク。アイシャドウやチークは控えめに、はね上げラインとコーラルレッドのリップを主役にすれば、簡単にモード顔が完成します。
1. アイライナーは目尻から5mmほど延長し、斜め上にはね上げる。
2. リップは下唇のラインと口角をきちんととって塗る。
3. 上唇は山をぼかすように直塗りし、ふっくら感を出す。
コーラルレッドのリップ×はね上げラインは、誰でもモード顔になれる組み合わせです。
リップは赤よりも彩度が低いバーガンディーがおしゃれ
リップメイクを主役にする際、赤リップもいいですが赤よりも彩度が低いバーガンディーカラーの方が使いやすいと言われています。
1. たっぷりと唇に塗る。
2. 仕上げにティッシュで押さえ、密着させる。
バーガンディは塗りムラが出ると品が損なわれるので、唇全体にたっぷり塗りましょう。派手さを少し抑えたいなら、ツヤはほどほどな質感を選んで。逆にマットすぎてもモード感が強く目立つので注意して。
リップメイクを濃くするときは、アイメイクとチークはコーラルベージュでサラッとまとめると、バランスがよくなります。
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