集合写真を撮るときのひと言に「へっ??」
台湾人は写真を撮るのがとにかく大好き。
私が一緒に働いていた同僚の台湾人CAたちも例外ではなく、「我們來照個相〜 (みんなで写真撮ろう〜)」となれば「等一下! (待って!)」といいながら、ファンデとリップで高速メーク直し。
そして自分のお気に入りスポットに落ち着くと、ポーズを決めてカメラマンのとあるひと言を待ちます。
それが「西瓜甜不甜〜? (スイカは甘い? 甘くない?)」。
中国語で「西瓜甜不甜〜?」は「ハイ、チーズ」の意味
国によって写真を撮るときの合図はさまざま。
よく聞くところでは英語圏の「チーズ!」、「スマ〜イル!」や「1, 2. 3〜!」などがありますが、台湾では「西瓜」の甘さを問うひと言が合図になっています。
中国語メモ:西瓜甜不甜?=「ハイ、チーズ」
ちなみに、同じ中華圏でも中国大陸のほうでは「茄子! (チェズ)」というのだとか。中国に留学していた友人の旦那さんに写真を撮ってもらったときに、台湾人の友だちとみんなで吹き出し、最高の写真が撮れた経験があります。
そういう意味では、決まった合言葉にこだわりすぎず、なにか不意をつくようなひと言を発してみるのが、笑顔を引き出すにはいちばん効果的なのかもしれませんね。
【続】
▼ あわせて読みたい記事
ライター
有田 千幸
外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経て美容ライターに。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガル。環境を意識したシンプルな暮らしを心がけている。プライベートでは一児の母。ワインエキスパート。薬膳コーディネーター。@chiyuki_arita_official