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雨の日に髪型が崩れやすくなる理由
髪の水分バランスが崩れまとまりにくくなるから
そもそもなぜ雨の日は髪型が崩れやすくなるのでしょうか?
単純に雨風で髪型が崩れてしまうという原因もありますが、実は髪の水分バランスが崩れることでまとまりにくくなるという事実も… !
髪には「コルテックス」という髪の毛の8割を占める毛皮質があります。このコルテックスは親水性(オルソコルテックス)と疎水性(パラコルテックス)があり、この水分バランスが偏るとうねりが発生し扱いにくい髪へと変化してしまいます。
加齢でコルテックスのバランスが崩れやすくなることも要因のひとつですが、雨の日の湿気で片側のコルテックスに水分が多くなり、まとまりにくい髪へと導かれてしまうのです。
雨の日でもきれいな髪型をキープする方法【3選】
雨の日でもおしゃれに過ごすには、崩れても目立たない髪型にするのがポイント。手っ取り早く、まとめ髪やヘアアクセを使ったアレンジもいいですが、まずはスタイリングにこだわってみて。髪の悩みに合わせてスタイリング剤を変えるのがコツです。
【1】髪を下ろすならウエットスタイルにする
雨の日は湿気で髪が思い通りになりにくいですよね。そんなときは思い切ってウエットスタイリングにしてしまうのがおすすめ! ウエットヘアならなじませるだけで簡単におしゃれ見えします。
髪が細いor少ない人はバーム
▲ナプラ N. ナチュラルバーム 45g ¥2,200
オイル成分を固形化したスタイリング剤だから、オイルよりも粘度が高く重くなりにくいのが特徴。
髪が硬くごわつく人はオイル
▲GARDEN PROJECT イデアル シリーズ ミエルグロスオイル 80ml ¥3,410
濃厚なスタイリングオイルで、バームよりも髪に伸ばしやすくしなやかな質感に。ウエットヘアにするならトリートメントオイルではなくスタイリングオイルを使った方が、ウエット感が持続します。
髪が多くて広がる人はジェル
髪がパリパリに固まるジェルではなく、しっとりしたしなやかさをもたらすオイルジェルがおすすめ。重めに仕上がるので髪の広がりを抑え、程よくタイトにスタイリングできます。
【2】巻き髪をするときはスタイリング剤選びを慎重に
雨の日は巻き髪を諦めるという人は多いのではないでしょうか。かといって「崩れないように」とあらかじめぐりんぐりんに巻くと、なんだか古臭い印象に… 。こんなときは、スタイリング剤を上手にチョイスして今っぽいゆるカールを一日中キープしましょう!
\アレンジ前にカールキープ剤を塗布/
乾いた髪をいきなり巻くのではなく、熱を味方にして髪のカールを長持ちさせることが大切。濡れた髪に使うカールキープ剤を髪全体になじませたら、自然乾燥またはドライヤーで完全に乾かしていきましょう。
MTG リファロックオイル 100ml ¥2,640
\仕上げは油分の少ないワックスで/
髪は熱が冷める時にクセづくため、しっかりクセをつけたい場合は巻いた後にそのまま熱を冷ましてからほぐすのがおすすめ。カールは水分や油分でダレると言われているので、スタイリング剤はクレイ系などマットなワックスがGOOD。小指の先ほどの量を指の間までしっかり広げ、毛先の内側→中間の内側→髪の表面の順で下からクシャっとにぎるようにつけていきましょう。
アリミノ ダンスデザインチューナー ハウスエアリー 50g ¥1,980
【3】くせ毛のないストレートヘアもスタイリング剤をフル活用
雨の日のうねりや広がりは、ただブローするだけではダメ。朝にストレートアイロンで髪をまっすぐにしても、ベース剤やスタイリング剤をうまく使えていないと、クセが復活してきてしまいます。雨の日のストレートヘアは、スタイルキープ剤とオイルまたはツヤスプレーで仕上げるのがおすすめ!
\ベースアイテムで土台を作る/
まずは土台が重要。ストレートスタイルのベースを作るアイテムを、髪が乾いている状態から全体が軽く湿る程度に塗布しましょう。そのまま自然乾燥するか、ドライヤーで水分を飛ばして。
コーセー スティーブンノル シェイク アンド ストレート ヘアプライマー 90ml
\オイルorツヤスプレーで仕上げる/
ストレートアイロンで髪をまっすぐにしたら、熱をしっかりと冷ましましょう。その後少量のオイルを手に広げ、両手で髪を挟むようになじませて。髪が細く少なめの人はオイルの重みで髪がヘタッてしまう場合があるので、代わりにツヤの出るスプレーを使うのがおすすめです。
デミ コスメティクス ウタウ スムージングオイル 45ml ¥3,520
崩れてしまった髪型のお直し方法
レスキューアイテムがあれば崩れた髪も復活!
雨で崩れてしまった髪型。一度崩れた髪型を復活させる方法はないのでしょうか?
実は、バッグにひとつ入れておくと便利な「髪のお直しアイテム」があります。かさばらないのでちょっとした外出時に便利です。
レスキューアイテム1:ヘアパウダー
汗や湿気の水分で髪の根元がぺたんとしたとき、ふんわり感を復活させてくれる便利アイテム。皮脂吸着成分が入ったパウダーアイテムは、水分や皮脂を吸い取ってサラサラふんわり髪が復活します。
▲中央:かならぼ フジコ FPPパウダー ¥1,980
頭皮や毛髪の余分な皮脂を吸収。清潔な頭皮環境をキープしながら、ペタンコになってしまった髪の根元をふんわりさせる。ニオイもガード。
レスキューアイテム2:お直しペーパー
パウダー付きのベタつき解消ペーパーやスタイリング剤含有のヘアペーパーなど、多様なアイテムもぜひチェック! メイク直しのついでに髪の毛もサッと整えて。
▲ 右:ハーベス 前髪専科 バングリメイクペーパー(30枚入り) ¥495
皮脂吸着パウダー付き、髪用のあぶらとり紙。前髪をペーパーで挟みすべらせるだけで、サラサラふんわり髪が復活。白くならないので顔にも使用可能。
レスキューアイテム3:冷感フェイスパウダー
前髪の生え際やうなじの生え際など、パウダーをはたいてベタつきを解消するのも手。ひんやりタイプなら爽快感もあり、汗を軽減!
▲左:エテュセ フェイスエディション (パウダー) ¥2,090
くすみをオフし透明感も与えるセミマット仕上がりのパウダー。極薄ヴェールでファンデーションに重ねても重くならず、皮脂や汗によるテカリをすっきりオフ。
最終手段は「モバイルアイロン」
髪が広がったりぺちゃんこになったり絡まったり… 。どうにも修正が難しいと感じるときは、モバイルヘアアイロンがあれば大丈夫。充電可能なコードレスタイプやUSB接続で手軽に電源を取れるタイプなど、この季節の救世主にぜひひとつ!
▲左:テスコム USBコンパクトブラシアイロン IBC100 ¥(編集部調べ)
持ち運びに便利な軽量&コンパクトサイズ。モバイルバッテリー対応なので、電源がない場所でも使用可能。髪をしっかりキャッチできるブラシ配列が、毛流れをキレイに整えて素早くお直し。
▲右:モッズ・ヘア モバイルヒートコーム MHB-1040-K ¥3,278(編集部調べ)
microUSBケーブルをつないで使用するヒートコーム。サッととかすだけで、ツヤのあるまとまりヘアが復活。
【ショート・ボブ向け】雨の日におすすめの髪型
カチューシャを使ったヘアアレンジ
カチューシャは太めのベロア素材なら上品に仕上がる。
How to
前髪をオールバックにしながらカチューシャをつける。前髪根元を少したゆませ、立体感を出すのがカギ。うぶ毛を少量引き出したら、ヘアマスカラでニュアンスをつけて完成。