スペシャルインタビューVol.３では、武内さんの〝今後の挑戦〟や〝癒し〟をクローズアップ！ 働く女性への応援メッセージもお見逃しなく♡
現在公開中の『リョーマ！The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』でテニスギャングのブー役を演じている声優・武内駿輔さんへのスペシャルインタビュー。Vol.１では作品の魅力について、Vol.２では自身の声の持ち味などについて語っていただきました。インタビュー記事のラストとなる今回は、そのパーソナルについてさらに深掘りします。記事のラストには、毎日頑張る女性に向けた応援メッセージも。どうぞ最後までご覧ください！
武内さんがこれから挑戦していきたいことは…「現役のいちアーティストとして若手の発掘に携わってみたい」
前回のインタビューでは、自身の声の持ち味を〝無個性〟と評しながら「個性に無個性を上手くまぜていきたい」と目指す表現の方向性について語ってくださった武内さん。これから挑戦してみたい仕事などあるのでしょうか。
「最近考えていることなんですけど、なるべくたくさんの経験や資金をためて、いつかオーディションを主宰してみたいなって。(所属事務所が行っている)81オーディションに協力するのもひとつの方法ですね」
▲今回も撮り下ろしポートレートと合わせてインタビューをお届けします！ 鋭い視線もかっこいい！
なんと若手発掘への意欲をのぞかせます。その夢を考えるきっかけとなったのは、SKY-HI氏によるボーイズグループ発掘オーディション『THE FIRST』なのだとか。
「SKY-HIさんが自分自身の財産を投資して開かれているオーディションが本当に素晴らしいなと思っていて。僕も現役のいちアーティストとして、若手の発掘に挑戦したり、若手の活躍の場を増やす活動に携われたらと考えているんです。今行われている既存の声優オーディションって、基本的には事務所のスタッフ側が手がけているものがほとんどなので、〝演者が探す若手〟みたいな視点があると面白いんじゃないかな、と。現役のアーティストだからこそ見出せる才能、引き出せる魅力って貴重だと思うんです」
と、まるで23歳とは思えない夢をお持ちの武内さんですが、前回のインタビューでは自らのことを〝子供〟だと語っていました。……いや、やはりかなり大人なのでは？ と思ってしまいます(笑)。
「いやいや、まだ23歳ですから！ 大人かもしれないけど、でもやっぱり子供な気がする…ちょうどその狭間をさまよっているのかもしれません(笑)」
新しい挑戦を続けていく若いエネルギーと物事を深く見つめる大人の視点…その両方をあわせもっていることも、武内さんの魅力のひとつなんですよね。
お茶とマッサージで『お疲れさま！』 武内さんの日々の癒しとは？
さて話題は変わって、日々忙しく過ごしている武内さんに聞いてみたい！ 忙しい毎日の中で癒されたいと思ったとき、どんなことをしていますか？ そう質問をぶつけてみると…
「最近お茶にハマっているんです！」とこれまた〝大人〟な回答。
「帰宅して、間接照明だけを点けて茶香炉を焚いて、15分くらいかけてお茶を抽出して飲む…そんな時間がいちばん落ち着きます。15分も!? と思われるかもしれませんが、1日の中で考えてみると、たったの15分。ですが〝されど15分〟でもあって、すごくいい生活リズムができるんです」
そういえば、武内さんの公式インスタグラム(@jwamadeusu)にも素敵なお茶や茶香炉の写真がアップされていました。日々のルーティンとして欠かせないものになっているのですね。
「お茶を通して、陶器や場所にも興味が湧いてくるんです。自分のライフスタイル、価値観、世界を広げてくれる存在ですね。なので、この後の質問の答えも…〝お茶〟かなぁ」
と事前にお渡ししていた当日の質問リストに目を落として、自ら次の質問へと回答をつなげてくださる武内さん。その質問とは「くたくたに疲れている女性を癒すなら、どんなことをしますか？」でした。
▲インタビュー時間のリミットが近づきつつあることを見越したさりげない気遣いに、取材陣も思わず感動。撮影中に感じた〝大人の余裕〟を改めて感じるのでした。
「お茶を淹れてあげて『お疲れさま』って出しますね。それ以外に僕ができることってないからなぁ〜。あ！ あとはマッサージを！」
と答えがもうひとつ。マッサージがお得意なんでしょうか？
「僕自身がマッサージや整体の効果を強く感じているので、疲れている方にはやはりマッサージかな、と。決して得意なわけではないんです(苦笑)。だけど、整体に行くのと行かないのでは元気度が違いますから！ 舌や咀嚼筋のコリが解消されると、声の出やすさや滑舌も変わるんですよ」
なんて声優ならではのコメントも。お茶とマッサージ…あぁ、最高に癒されそうです！
「違う視点からの意見がとても嬉しい」武内さんから働く女性への応援メッセージ！
そしてインタビューの締めくくりに、働く女性への応援メッセージをいただくことに。「これは難しい…」と真剣に考える姿からも、武内さんの〝真摯な紳士さ〟が伝わります。そんな心からの優しさも、年齢以上の大人っぽさを感じさせる理由かもしれません。
「ひとことで言うと『いつもお疲れさまです！ 頑張ってください!!』なんですが(苦笑)、皆さんもう十分すぎるくらいに頑張られていて、そんなところにこの一言では…と思いますので。ミーティングなどで一緒に話していると、やっぱり全然違う視点での意見をもらえたりするんです。それってすごく助かりますし、とても嬉しいこと。ですので、これからもまわりの方々と協力しつつ、お仕事にまっすぐ向き合って頑張ってください！」
▲モデル顔負けの表情とポージング。どんな姿もサマになる…！ とカメラマンもノリノリでした。
インタビュー現場の去り際には「いい感じにまとめてください(笑)！完成楽しみにしていますね！」と爽やかな笑顔。無邪気な子供のようで、最後まで大人の気遣いにあふれていた武内さんなのでした。……と、果たして〝いい感じ〟にまとめられておりますでしょうか(笑)？ 武内さん、貴重なお話と素敵な撮影をありがとうございました！
全3回にわたるインタビュー連載はこれにて終了。ですが、実はとっておきの未公開ポートレート＆サイン入りチェキのプレゼント情報があるんです。次回は、そのふたつとここまでのインタビューをまるっと詰め込んだまとめ記事を公開します。引き続き、WEB Domaniをチェックしてくださいね！
『リョーマ！The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』公開中！
『リョーマ！The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』
2021年9月3日全国ロードショー
原作・製作総指揮：許斐 剛
原作：許斐 剛 「テニスの王子様」(集英社 ジャンプ コミックス刊)
「新テニスの王子様」(集英社「ジャンプＳＱ.」連載)
監督：神志那弘志 脚本：秦 建日子 劇中歌全作詞作曲：許斐 剛
CG スーパーバイザー：菱川パトリシア
アニメーションディレクター：由水 桂 CGディレクター：山田桃子 システムディレクター：城戸孝夫
エグゼクティブCGプロデューサー：千田 斎
音響監督：高寺たけし 音楽：津田ケイ 音楽プロデューサー：松井伸太郎
３DCG制作：The Monk Studios/株式会社ケイカ 協力：スタジオKAI
総合プロデューサー：依田 巽 プロデューサー：新井修平
制作・配給：ギャガ
《キャスト》
越前リョーマ：皆川純子
越前南次郎：松山鷹志
竜崎桜乃：高橋美佳子
エメラルド：朴 璐美
ウルフ：杉田智和
ブー：武内駿輔
フー：竹内良太
アダム・アンダーソン：山路和弘
クリス・バークマン：奈良 徹
ベイカー：楠見尚己
ウェズリー・ヴォーン：伊藤健太郎
＜Decide＞
手塚国光：置鮎龍太郎
幸村精市：永井幸子
＜Glory＞
跡部景吾：諏訪部順一
白石蔵ノ介：細谷佳正
公式サイト：gaga.ne.jp/RYOMA_MOVIE/ 公式Twitter：@ryoma3dtenipuri
©許斐 剛／集英社 ©新生劇場版テニスの王子様製作委員会
声優
武内駿輔
たけうち・しゅんすけ。1997年9月12日生まれ。現在の所属事務所である81プロデュース付属の養成所・81ACTOR’S STUDIO在籍中に声優デビュー。2015年、現役高校生ながらもアニメ『アイドルマスターシンデレラガールズ』のプロデューサー役に抜擢され、大きな注目を集める。翌2016年には、第10回声優アワードで新人男優賞を受賞。主な出演作に『KING OF PRISM』の大和アレクサンダー役、『アナと雪の女王』シリーズのオラフ役など。歌手としても活躍中。
撮影／トヨダリョウ ヘア＆メーク／呉 あきえ 構成／旧井菜月・福本絵里香
