満何歳とは生まれた年を0歳で数えること
満何歳とは生まれた年を0歳で数えることで、現在の年齢のことです。満何歳かを聞かれたら、現時点の年齢を答えれば間違いありません。
満何歳かの記載が必要になるのは、履歴書が代表的です。「満何歳」という項目を見て、どの時点の年齢を記入するのか迷うこともあるでしょう。ここでは「満何歳」の記載についてご紹介します。
■履歴書には満何歳かを記載する
履歴書には、生年月日と年齢を記載する項目があります。年齢の欄には「満」という記載があるため、現在の年齢を書いてよいのか判断に悩むこともあるでしょう。
満年齢とはその時点の年齢なので、履歴書に書く場合は提出日の実年齢を記入します。履歴書には日付を記載する欄があり、郵送であれば投函する日、面接に持参する場合は面接日をが提出日です。この時点での実年齢を記載すれば問題ありません。
■西暦と和暦のどちらでも良い
満年齢の並びに生年月日を記載する欄があり、西暦か和暦(元号)を書くかも迷うところです。どちらを記載しても間違いではありません。学歴や職歴を書く項目でも同様です。
ただし、和暦の元号を「S」や「H」など略して記載することはやめましょう。履歴書という正式な書類には不適切です。また、西暦と和暦が混在するのは避け、統一するようにしてください。
■早生まれの場合
早生まれの場合も、満年齢の書き方について悩むことがあるかもしれません。早生まれとは1月1日から4月1日までの間が誕生日の人で、前年の4月2日以降に生まれた人と同じ学年になります。
早生まれだからといって満年齢の数え方が異なることはなく、履歴書なども現在の年齢で記載するのが正解です。学年などは気にする必要がありません。
満何歳と数え年との違い
満何歳とは別に、「数え年」という年齢の計算方法があります。「数えで何歳」と聞かれたことがある方もいるかもしれません。数え年は生まれた年を1歳として、年が明けるごとに年齢が増えていく数え方です。
法律上は満年齢の使用が決められており、公的な場面で数え年が使われることはありません。満何歳と数え年の違いを見ていきましょう。
■数え年は生まれた年を1歳とする
数え年は生まれた年を1歳と数え、翌年の元旦を迎えた時点で歳が増えていきます。
例えば12月31日に生まれた子供はその時点で1歳ですが、翌日年が明けた元旦には2歳になるわけです。満年齢で数えれば、翌年の誕生日である12月31日を迎えて初めて1歳になります。
年齢の数え方は法的に満年齢と決められているため、数え年を使う機会はほとんどありません。