■数え年を使う場合もある
現在では年齢を数える際に満何歳が使われますが、高齢の方では数え年を使っている場合もあります。
また、「厄除け祈願」や「七五三」などの行事では数え年が使われているため、厄年を聞かれたときなどに混乱することがあるかもしれません。大厄とされる年齢は男性42歳、女性33歳ですが、数え年で計算するため注意が必要です。
満何歳はどう計算する?
履歴書などに間違えた年齢を書かないか不安という方は、満何歳の計算方法を覚えておくとよいでしょう。満何歳を計算する簡易な方法もありますが、履歴書などをエクセルで作成している場合は計算式を使うのが便利です。年齢早見表で探すという方法があります。
それぞれ詳しく紹介しますので、自分に合う方法で計算してみてください。
1.西暦で計算する
西暦を使うのが、最も簡単に満何歳かを計算する方法です。今の西暦から自分の生まれた年を引差し引きます。
1981年生まれの方が2021年に満何歳かを確かめたい場合、「2021ー1981」の計算により、40歳ということがわかります。履歴書を書く時点でその年の誕生日を迎えている場合は、この数字を満年齢として記載してください。まだ誕生日を迎えていない場合は、1歳マイナスしましょう。
2.エクセルを使う
エクセルの計算式で算出する方法もあります。履歴書作成をエクセルで行う場合に便利な方法です。エクセルの関数を設定することで、満年齢が自動的に更新されます。エクセルで満年齢を計算するには、「Datedif(デイトディフ)」という関数を使います。
関数の入力は、次の手順で行いましょう。
・任意のセルに誕生日を入力する(例:A1)
・ほかのセルに満年齢を知りたい日の日付を入れる(例:B1)
・日付は、2021年1月1日であれば「2021/1/1」と入力する
・ほかに満年齢のセルを作り、「=DATEDIF(A1,B1,”Y”)」と入力。
A1、B1の部分は、実際に設定したセルの数値を入れましょう。
3.年齢早見表を使う
満何歳かは年齢早見表で確認する方法もあります。家族の満年齢を確認するなど、複数の確認がしたい場合にすぐ確認できて便利です。
インターネット上には満何歳かがわかる年齢早見表がいくつも公開されており、数字を入力して自動計算できるサイトもあります。数え年の計算もできるため、厄年などを知りたい場合は利用してみるとよいでしょう。
年齢早見表を確認するときは、誕生日を迎えているかどうかで1歳調整することも忘れないようにしてください。
満何歳は現時点の年齢を書こう
満何歳は、現時点の年齢のことです。生まれた年を0歳として計算します。早生まれの場合も同じように考えましょう。公的機関に提出する書類をはじめ、現在使う年齢のほとんどは満年齢です。
ただし、厄年を知る場合は数え年なので、注意してください。満何歳かを計算する方法はいくつかあり、現在の西暦から計算する方法が最も簡単です。満何歳についてしっかり把握しておき、聞かれたときに迷うことがないようにしておきましょう。
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