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2021.09.18

感染症対策が価値観相違の決定打…違和感のあった夫と決別を決めた女性

コロナ禍な今、これまで配偶者に抱えていた疑問や不満が表面化し、離婚を選ぶ女性も。これまでとは違うニューノーマルな時代に、新たな人生を切り拓くことを決めた女性たちの背景を、魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが紹介します。3回目の今回は、感染症対策をきっかけに夫婦の価値観の違いが決定打となった女性のケースです。【コロナ禍に離婚を選んだ女性たち #3】

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コロナ禍に新たな道を選んだ女性たち#3 亜美さん(仮名・40歳)のケース

亜美さんは、結婚4年目だった夫と離婚をしたばかり。「コレ」という明確な離婚の理由があったわけではないものの「もうこれ以上、一緒にいても意味がないだろう」と夫婦関係を諦めての決断だったそうです。

「コロナ禍になって、日常生活でも感染症対策に強く気を配るようになり、夫との価値観の違いをはっきりと感じてしまったのが大きな理由です。例えば、私は外出も最低限にして、なるべく家で過ごし、友達と遊ぶのも控えてきましたが、夫はと言えば、出勤日ではなくても会社に行きたがり、自分から仲間に積極的に連絡をしては飲みに出かけ、帰宅しても手洗いや消毒も雑に終わらせるだけ…という感じ。

最初のうちは『男女差かなぁ』なんて思っていましたが、コロナ禍が長引き深刻化するにつれて、そんな夫の生活態度が許せなくなりました」

もともと感じていた「価値観の違い」が深刻に

もともと夫婦間での価値観の違いを感じることが多かったという亜美さん。子作りに関しても、結婚当初は亜美さんが子どもを望んだものの、夫からは「お互いにこの歳だし、もういいよ」とあしらわれ、結局子どもを作らずにDINKSとして生活してきたのだそうです。

「30代半ばだったら、まだまだ子作りできる年齢だと私は思っていたんですけど。夫は『今から子育てなんて体力的にも金銭的にも無理! 自信ない!』と言って、ノリ気ではありませんでした。まぁいいかと受け入れていたけれど、思えばその頃から夫に対しては冷めた感情になっていたかもしれません」

日常的にも、家事の進め方や金銭感覚など夫との違いが、たびたび気になっていたという亜美さん。そうしているうちにコロナ禍に入り、感染症対策への感覚の違いが決定打になって「もう無理だな」と悟ったと語ります。

離婚を切り出すと夫もすんなり合意

「夫といることを苦痛にすら感じ始めていたので、『離婚しない?』って私から言いました。夫も家庭生活に不満があったのと、子どももいないのに冷めた関係をずっと続けることには疑問を感じていたと。老後もこのままふたりで過ごしていく自信はないよね、ってところはお互いに一致していたので、そのまま離婚の手続きを進めました」

離婚の話し合いでは罵り合うこともなく、終始穏やかに淡々と進み、亜美さんが離婚を切り出してから1ヶ月で決着。もともと夫婦で築いた財産もなく、お互いが独身時代から築いた財産だけだったので、金銭的な部分も、すんなり合意できたそうです。

離婚が成立し、ひとりでの生活も安定してきた今はストレスを感じることのない日々だそう。「幸せになろうと結婚したはずなのに、いつしか結婚生活がストレスだったなんて皮肉ですよね。他人と暮らすのって、本当に大変だし難しいなって痛感しました」と口にしていました。

取材・文/並木まき
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