大好評公開中！ 『映画トロピカル～ジュ！プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪！』は「トロピカル～ジュ！プリキュア」と「ハートキャッチプリキュア！」がコラボ！
10月23日（土）に公開された『映画トロピカル～ジュ！プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪！』。シリーズ18作目となる、「海」と「コスメ」がモチーフの「トロピカル～ジュ！プリキュア」のプリキュアが、初めての雪の王国＝シャンティアに訪れて冒険するストーリーですが、その中でシリーズ7作目の「ハートキャッチプリキュア！」のプリキュアとの共演が話題となっています。
（C)2021 映画トロピカル～ジュ！プリキュア製作委員会
「ハートキャッチプリキュア！」で主役のキュアブロッサム／花咲つぼみ役を演じているのは、声優としてもアーティストとしても幅広く活躍されている、水樹奈々さん。作品の見どころや役柄への想いを聞いた、【前編】につづき、インタビュー【後編】でもプリキュアへの想いやご自身のことについて伺います。
久々に会った「ハトプリ」キャストの皆さんとのエピソードがあれば教えてください！
水樹さん(以下、敬称略)：「４人揃ったのが本当に久しぶりだったんです。嬉しすぎて、20分前ぐらいにスタジオに到着したら、同じように早めに来たメンバーと会って。そこで収録が始まるまで、ずっと近況報告していました（笑）。久川（綾）さんが「ハトプリ」のキャラクターと同じ、お姉さんという立ち位置で、私たちにいろんなお話を振ってくれるんですよ。プリキュア内のキャラクターとのシンクロ率が、うちの代は特に高いような気がしてて、（水沢）史絵ちゃんがえりかと同じくムードメーカーで、『おみくじってすごいんですよ！この前なんて～』なんて、全然収録と関係ないん話をし始めたり（笑）。」
水樹：「プリキュアの役柄は、いつもオーディションで決まるのですが、キャラを通して、演じる人の個性や性格をしっかり捉えられてるというか、見透かされてるというか…（笑）それを感じることが多くありました。だから、どの歴代プリキュアを見ても、役者の皆さんとキャラクターとの親和性が高いんです。本当に、絵の中から飛び出してきたような印象があります。実は私は、最初キュアマリン/来海えりか役でオーディションを受けていたんですが、現場で音響監督さんに『つぼみの台詞を読んでもらっていいですか』と突然原稿を渡されて…。もしかしたら私の中にあるシャイというか引っ込み思案な部分を声から感じ取って、キャスティングしてくださったのかもしれません。そうやって構成されているメンバーなので、本当にバランスが絶妙で。だからこそキャラクター達の個性や感情がより花開いて、チームワークも良く、みなさんに愛していただける作品に仕上がっているんだと思っています」
改めてプリキュアで良かったなと思うことはありますか？
水樹：「良かったと思うことだらけです。 実は、プリキュアを演じ終わったら、『プリキュアOB』っていうLINEグループに加入させてもらえるんですよ。『最終回見たよ！』、『お疲れ様！』って、先輩方からメッセージをいただけて、また次のプリキュアにバトンが繋がるのが嬉しいという会話が広がるんです。多くの方から深く愛されている作品に携わることが出きて幸せだなと感じる瞬間が多々あります。自分が演じている時は、よく『今うちの娘がハトプリ見てるんだよ！』とか、『うちの子をアドリブで勇気づけて！』と言われて（笑）。今まで色々なキャラクターを演じてきましたが、そんな経験はプリキュアだけでしたし、自分の声がおもちゃになるのも初めてのことでした。幸せな気持ちをたくさんいただいた作品です」
日々お忙しいと思いますが、”癒し”をどこから取り入れているか教えてください。
水樹：「最近はノンカフェインコーヒーにハマっています。ブラックでも飲めるし、夜中に飲むのも気にならない。なので、ちょっとホッとしたい時によく飲んでいます。無脂肪牛乳を入れてカフェラテ風にするのが今マイブームです。家の事や台本チェックなどを全て終えてから、それを飲むと『あ～今日も一日頑張った！』とリセットされて。そのあと『死海の塩』を入れて入浴するのが、人の手を借りない癒しですね。もうひとつの癒やしとしては、ステラというアメリカンショートヘアがいるんですけど、その子にもう、超！超！癒されてます(笑)。可愛いんです～！モフモフがたまらなくて。パソコンに乗ってきたりいたずらすることも多々あるのですが、それもまた可愛くて、日々癒されてます！」
今回TVアニメの放送終了から約10年ぶりの出演。10年前のご自身から見て、今の水樹さんはどう見えているのでしょうか、そして今から10年後にはどうなっていたいですか？
水樹：「10年前の自分から見た自分は…かなり頑張ってると思います（笑）年々、年齢にどう抗っていけるかどうかというのが課題になっていますね（笑）。スタジアムのように広い場所でライブをやらせていただくことも多いので、そこを縦横無尽に駆け抜けられる体力がいつまで維持出来るか、といつもドキドキしながら、その不安を打ち消すためにトレーニングを頑張っているので、今の自分のことを知ったら、『よくやってる、自分！』って褒めてくれると思います(笑)。相変わらず飛ばし続けているので、体に気をつけてと心配になるとは思いますが…（笑）。10年後も同じように、自分の年齢に抗い続けて、息を切らさずに3時間以上のステージをこなせる人でありたいです！私はずぼらなところがあって、美容には疎くて。”女子力”という点でも、年々頑張っていかなければと反省しています(笑)。とにかく、10年後もパワフルに公私ともに駆け回っていて欲しいです。そのときの自分に会うのがを楽しみですにしています！」
最後に、自身の分身、キュアブロッサム（右）とそのパートナーであるシプレ（左）と記念撮影！ 実はこの水樹さんの指に光るリングは、劇中で雪の王国のプリンセスであるシャロン（CV：松本まりかさん）が同じく女王を目指すローラにプレゼントする指輪とおそろい♡ 全国30万個劇場限定で、入場者プレゼントとしてもらえます！
水樹さんの”あたたかい”プリキュアへの想いに癒やされたら、現プリキュア世代の子どもたちと一緒に、もしくはあの頃共にプリキュア世代だったお友達と一緒に、劇場に足を運んでみませんか？
大好評公開中！ 『映画トロピカル～ジュ！プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪！』
■タイトル：『映画トロピカル～ジュ！プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪！』
■声の出演：ファイルーズあい 日高里菜 花守ゆみり 石川由依 瀬戸麻沙美 田中あいみ 水樹奈々 水沢史絵 桑島法子 久川綾 川田妙子 くまいもとこ 菊池こころ
■ゲスト声優：松本まりか
■映画主題歌：「シャンティア〜しあわせのくに〜」作詞：六ツ見純代 作曲・編曲：森いづみ
■原作：東堂いづみ ■監督：志水淳児 ■脚本：成田良美 ■音楽：寺田志保
■キャラクターデザイン・総作画監督：上野ケン ■美術監督：倉橋隆 ■色彩設計：清田直美
■ＣＧディレクター：大曽根悠介 ■撮影監督：髙橋賢司 ■製作担当：村上昌裕
声優
水樹奈々
みずき・なな／1980年1月21日、愛媛県新居浜市生まれ。声優として数々の人気アニメに出演し、ナレーターや外画吹き替え、ラジオパーソナリティーとして活動する一方、2000年12月にアーティストデビュー。NHK紅白歌合戦に出場するなど、声優界の”歌姫”としても有名。
撮影／安井宏充 ヘア＆メーク／中條三菜子(KIND) スタイリスト／KATAYAMA SAYURI 構成／旧井菜月・福本絵里香
