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LIFESTYLE 漢字クイズ

2023.12.12

【仮初め(かりそめ)】ってどういう意味?

 

「仮初め」とはちょっとした短い時間を意味する言葉です。日常生活でどのように使うことができるのか、また、否定形で使うと意味がどう変わるのかについて詳しく見ていきましょう。「仮初め」の類語や対義語についても例文を使って解説します。

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「仮初め」とは一時的あるいは短時間を指す言葉

仮初め(かりそめ)」とは、一時的なこと、あるいは短時間を指す言葉です。口語で日常的に使われる言葉というよりは、小説など、文字で見ることが多いかもしれません。

仮初め

例えば次のように使うときは、一時的の意味だと考えられるでしょう。

・夜中まで働く自分の姿は【仮初め】のものだと思っている
【仮初め】の暮らしを続けるのに疲れてきた。

また、次のように使用するときは、短時間の意味で使っていると考えられます。

彼女は【仮初め】にここにいたが、すぐに別の家へと移っていった。
・雨が振ってきた。【仮初め】に雨宿りした軒先は、偶然にも彼女の姉の家だった。

【仮初め/苟且】かりそめ
1.一時的なこと。また、そのさま。「―の恋」
2.ちょっとしたこと。ふとしたこと。また、そのさま。「―の病」
3.いいかげんなこと。また、そのさま。「師の恩を―にしてはいけない」

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

「些細なこと」の意味でも用いる

仮初めという言葉は、些細(ささい)なことの意味でも用います。例えば次のように使うことができるでしょう。

【仮初め】の思いつきで、一度も訪れたことがない街に出かけてみた。思わぬあんみつの名店を見つけて、嬉しくなった。
・来月旅の予定があったので、【仮初め】の病で本当によかった。

「いい加減」の意味で用いることもある

仮初め」という言葉は、いい加減であるという意味でも用います。例えば次のように使うことができるでしょう。

・先生がしっかりと教えてくれたのに、理解していないなんて。【仮初め】に聞いていたんじゃないの?
【仮初め】の気持ちで彼女に思わせぶりな言葉をかけた。しかし、彼女は本気にしてしまい、その後長らく後悔することになった。

打消しの言葉と一緒に用いると「強意」

「仮初め」という言葉と打消しの言葉を一緒に使うと、打消しを強める意味合いがあります。例えば次のように使ったとしましょう。

私は彼のことを【仮初め】にも知らない。

単に「彼のことを知らない」というのではなく、「仮初めにも知らない」と表現することで、彼についてまったく知らないということを示すことができます。そのほかにも次のように使えるでしょう。

・そんなことは、【仮初め】にも思ってはいけない
・【仮初め】にも好きだとは思ったことがない。単に彼女は知り合いだ。

「仮初め」の類語と対義語を例文を使ってご紹介

「仮初め」と似たような意味の言葉には、次のものがあります。

仮初め

・須臾(しゅゆ)
・泡沫(うたかた)
・有為転変(ういてんぺん)

それぞれどのように使われるのか、例文を用いて紹介します。また「仮初め」とは反対の意味の言葉として次のものを挙げられるでしょう。

ひねもす

こちらもどのような意味で使うことができるのか、具体的な例文を挙げながら解説します。

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