結婚後のカップルが見つけた「幸せのカタチ」
「結婚」は幸せへの扉。愛し合うふたりがより確かな幸せを求めてくぐり抜けるのが、結婚という名の人生の扉です。その扉の向こうに広がる幸せの世界の風景は、独身時代に誰もが想像することでしょう。でも、想像の世界はドラマのワンシーンのように何となく漠然としていて、現実感が伴わないのも事実です。
実際に結婚したカップルの皆さんが、結婚後のシーンでどんなときに、どんな場合に幸せを実感しているのか気になりませんか?そんなカップルの皆さんの「幸せのカタチ」を調査!
1位 子供の誕生・子供とのひととき(29.5%)
■子供と主人が楽しそうに遊んでいる姿をみて(33歳女性)
■子供の成長をみていくことと家族で楽しく過ごしていくこと(31歳男性)
約3人にひとりの方が、結婚後の幸せを感じることとして「子供」を挙げました。女性にとって妊娠、出産、育児は大きなライフイベント。子供を授かることは幸せの象徴であり、その成長を見守ることが家庭円満の要と考える方が多いようです。パートナーと喜びを分かち合えることが何よりの「幸せのカタチ」なのではないでしょうか。
2位 パートナーがいること(27.2%)
■ずっとそばにいて味方でいてくれる人がいるという心のゆとりを感じるとき(28歳女性)
■共に人生を歩む人がいること(31歳男性)
3割近い方が「パートナーの存在」を挙げました。伴侶という言葉には「一緒に連れ立って行く者。つれ。なかま。」という意味があります。結婚によって人生の伴侶を得ることがいかに幸せなことか、それは既婚者の多くの方が実感されているのでしょう。パートナーが居るから頑張れる。そんな素敵な人を見つけられたら「幸せ」ですよね。
3位 家族団欒のひととき(18.1%)
■家族でのんびり食事している時。家族で大笑いしている時(31歳女性)
■家族3人で休みの日に近場の公園などへ出かけて、レジャーシートを広げてお弁当を食べているとほのぼのした気分で幸せな気持ちになる(32歳男性)
2割近い方が「家族団欒」を挙げています。結婚は「家庭」をつくることであることをあらためて感じられているのでしょう。仕事から疲れて帰って来ても、温かく迎えてくれる家族がいる。愛し合って結ばれたおふたりにとって、これからは「家族」が幸せの単位になっていくのですね。
4位 何気ない日常(11.0%)
■何気ないことで笑いあっているとき(30歳男性)
■一緒に生活をしていること。何気なく過ごす日々が幸せだと思う(39歳女性)
1割の方が「普段の日常」に幸せを感じていると回答されました。愛し合って結ばれたおふたりだから、ただ一緒にいるだけで幸せ。それは当然のことかもしれませんが、結婚してはじめて、時間が経ってからそれを心から実感できるのかもしれません。今ある「何気ない日常」を大切にしてみませんか?
5位 食事の用意(6.3%)
■帰ったら温かい食事が用意してあること(38歳男性)
■夜ご飯を美味しいと言って食べてくれる時。毎日ご飯を作るのはめんどくさいけど、その一言で疲れがふっとぶ(33歳女性)
「食事の用意」は男性に多く見られた回答でした。「幸せ」というよりは、奥さまに対する「感謝」の気持でしょうか。でも、上の回答に見られるように、奥さまの方にも「食事を用意する喜び」があるようです。大切ですね、「美味しい」の一言!お互いが「幸せ」を実感できるのは素敵なことですよね。
結婚は幸せを探す旅。いくつもの幸せに出会う長い旅。
「何気ない日常」の中には、「いつも」と回答された方が複数見受けられました。「いつも」――それは結婚後の幸せの全てに通ずる究極の答えのように思えてなりません。「幸せは、祝福されると記念日になる」。幸せとはいったい何でしょう? 求めても、求めても、つかまえたと思ったその手からするりと逃げていくのが幸せ。それでも人は、幸せを求めて追い続けるものなのでしょう。結婚はそうして、おふたりで新しい幸せを探す旅のようなもの。きっといままで気付かなかったいくつもの幸せに出会う日があるからこそ、その日を大切にしたいですよね。
「幸せ」とは何か。その定義は人によって違いますよね。何を幸せと感じ、何を幸せと感じないのか。「結婚」という大きなライフイベントの先には、きっと今まで感じたことのない「幸せ」が待っているのではないでしょうか。
■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国23歳~39歳 既婚男女618名
調査期間:2017年4月4日~4月5日
出典元:アニヴェルセル総研