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WORK 雑学

2026.01.08

「求肥」ってどんな食べ物?お餅やすあまとの違いはや名前の由来を解説

「求肥」は冷めても柔らかいまま

お餅は加熱すると柔らかくなりますが、そのままにしておくと時間の経過とともに固くなっていきます。しかし、求肥は時間が経っても柔らかいままの状態が続きます。

「求肥」には大量の砂糖や水飴を練り込むためです。糖類は白玉粉などのでんぷんと混ざると水分をキープする性質があるため、砂糖が入った「求肥」はしばらく置いておいても柔らかさを保つことができます。

働く女性

求肥は、白玉粉に砂糖や水あめを練ったやわらかい食感の食べ物。お餅は、もち米を蒸してついた弾力のある食べ物です。

「求肥」とすあまの違い

「求肥」と似ているものとして、お餅のほかに「すあま」があります。紅白の色が特徴の、もっちりとした食感と控えめな甘さが人気の和菓子です。中身が入っているものはほとんどありません。

そのまま和菓子として食べられるほか、柏餅や草餅、ういろうなどの原料としても使われています。地域性があり、西日本ではほとんど見かけることがないようです。

「求肥」は白玉粉から、すあまは上新粉から作られる

すあまも、「求肥」と同じようにもちもちとした食感が特徴です。しかし、すあまと求肥は使われている原料に違いがあります。「求肥」は、白玉粉を使用して作りますが、すあまはうるち米を原料とする「上新粉」を用いて作られます。

白玉粉も上新粉も米粉に分類されるものですが、粘りけのある白玉粉に対して、上新粉は粘りけがなく歯ごたえがいい点が特徴です。

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求肥とすあまは、使われている原料が違います。

求肥の作り方

求肥はおうちでも簡単に作ることができるんです。ここでは基本的な水練りの方法を紹介します。

大福とお茶
(c) Adobe Stock

【材料】
・白玉粉・・200g
・水・・180mL
・上白糖・・400g
・ボウル
・バット

【手順】
1.ボウルの中に、餅粉を入れます。
2.続いて1のボウルの中に水を入れて混ぜる。耳たぶよりも柔らかいくらいの感触になることがポイント。
3.鍋に移して弱火にかけ、練ってから砂糖を数回に分けて入れる。焦がさないようによく混ぜる。
4.バットに片栗粉を敷いておく。
5.バットの上に鍋に入っている求肥を流す。
6.生地が温かいうちに、食べたい数に切り分ける。
7.表面が乾かないように片栗粉を振ったら完成。

よくある質問

和菓子やスイーツで目にすることの多い「求肥」。見た目は知っていても、正しい読み方や由来、身近なお菓子との違いについては意外と知られていないかもしれません。ここでは、「求肥」に関するよくある疑問を取り上げ、意味や特徴、実用面までわかりやすく解説します。

Q. 「求肥」はなんと読みますか?

「求肥」は「ぎゅうひ」と読みます。「求」を「きゅう」と読んでしまい「きゅうひ」と誤読されがちですが、正しい読み方は「ぎゅうひ」です。和菓子の分野では慣用的にこの読み方が定着しています。

Q. 「求肥」と「牛皮」は関連がありますか?

「求肥」と「牛皮」は同じ「ぎゅうひ」と読むことから、語源的に関係があるといわれています。牛皮は革をなめして柔らかくした状態を指し、その伸びやかな質感が、求肥のもちもちとした食感に似ていることから、この呼び名が使われるようになったという説があります。ただし、実際に牛皮が使われているわけではありません。

Q. 「求肥」とはどんな和菓子ですか?

求肥は、もち粉や白玉粉に砂糖や水あめを加えて練り上げた、やわらかく伸びのある餅菓子です。大福や羽二重餅、和洋折衷スイーツの中身などに使われることが多く、口当たりの良さと甘みが特徴です。

Q. 求肥は冷凍できますか?

求肥は冷凍すること自体は可能ですが、解凍後に水分が抜けたり、食感が硬くなったりすることがあります。冷凍する場合は、乾燥を防ぐために密閉し、自然解凍でゆっくり戻すのがポイントです。用途によっては冷凍に向かない場合もあるため注意が必要です。

最後に

  1. 求肥は「ぎゅうひ」と読み、やわらかく伸びのある食感が特徴の和菓子素材である
  2. 求肥は牛皮に由来する説があり、その質感の似ている点から呼び名が定着したと考えられている
  3. 「求肥」は白玉粉から作り、「すあま」は上新粉から作られる

「求肥」は砂糖や水飴を練り込んで作るため、冷めても柔らかさを保つことができます。お餅やすあまと似ていますが、それぞれ原料が異なります。和菓子は日本文化を代表するもの。「求肥」について理解を深め、日本に伝わる伝統の味を楽しんでみてくださいね。

TOP画像/(c) Adobe Stock

Domani編集部

Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。https://domani.shogakukan.co.jp/

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