自己中心的な言動が多い
一つ目は「自己中心的な言動が多い」ことが挙げられます。
例えば、友人と会話をしているときに自分のことばかり話していたり、人の話を遮って自分の話をし始めたりする人は自己中心的といえるでしょう。周囲の話を聞かず、自分のことばかりする人と話していても、相手は楽しいと思いません。特に、「文句ばかり言う」「無理やり自分の話題に切り替える」といった言動をしていれば、疎まれる可能性が高まります。
ほかにも、自分の気分に合わせて周囲を振り回していれば、疎まれる原因になりやすいです。自分が寂しいときは無理やり友人宅に押し掛ける一方、友人が突然訪問したら不機嫌になるなどといった身勝手な行動を繰り返していれば、敬遠されかねません。
自分の意見を言わない
「自分の意見を極端に言わない」ことも一因に。自己中心的な人とは対照的ではあるものの、自己主張がなさすぎることも、一緒にいて楽しくないと感じられるようです。
相手からすれば考えがわからず余計に気を遣ったり、自分に合わせてくれているのかと考えたりすることにもなるのでしょう。そのため、付き合うことに疲れてしまい、次第に遠ざけれるようになるケースもあります。
プライドが高く非を認めない
三つ目は「プライドが高く非を認めない」ことです。
プライドが高い人が近くにいれば、どのような言動で傷付けてしまうかわからないため、周囲が距離をおいてしまいがち。また、プライドが高いが故に、周囲を見下すような態度を取る人もいるでしょう。そのような態度を取り続けていれば、周囲は「ばかにされた」「機嫌を伺い続けるのは疲れる」と感じるようになります。
そして、プライドが高い人は、自分が間違っていても非を認めないケースも少なくありません。間違いやミスを周囲に擦り付ける人は、周囲とうまく関係を築きにくいでしょう。
【目次】
疎まれないための4つの対策
周囲から疎まれないためには、周囲の意見に耳を傾けることと、常識的な言動を意識することなどが重要です。良好な関係を保つための方法を詳しくチェックしましょう。
周囲の意見に耳を傾ける
第一に、人の話に耳を傾けることが大切です。例えば、相手の話したい話題を積極的に聞いたり、良い部分を褒めたりすれば、相手も気分良く話せます。また、話を聞いているときはうなずいたり、合いの手を入れたりすることで、相手に話を聞いていることを伝えやすくなるでしょう。
自分に言いたいことがあっても、まずは相手の話をじっくりと聞き、よく理解してから話します。相手の話を積極的に聞く姿勢になることが重要です。自分にとって話しやすい人を思い浮かべながら、実践するのもおすすめです。
常識的な言動を意識する
非常識な言動を繰り返していれば、周囲の人は「一緒にいると恥ずかしい」「嫌な思いをする」と感じやすくなり、距離をおく結果に。一般的な常識を身に付けるだけでも、周囲とのトラブルを抑えられることに期待できます。
自分では正しいと思っていても、実は常識と少しズレている、という場合もあります。自分だけ大きく異なる行動をする機会がないか、自分の言動によって周囲が曇った表情をすることがないか、視野を広く持つようにするとよいでしょう。不安な場合は、親しい友人に聞いてみるのも方法です。
もし、自分に対する勘違いから疎まれることになっていた場合には、話し合いをすることで解決する可能性もあります。
人との距離感に気をつける
初対面だけでなく親しい間柄であっても、適切な距離感で接することが大切です。特にプラベートの話をする時には、自分のことを聞かれてもいないのに喋りすぎたり、相手のことを聞きすぎたりしないように注意しましょう。
会話をしながら相手の表情を見たり、回答を濁しているかどうか気付けるようになると適切な距離感で会話ができます。もし踏み込みすぎてしまったと思った時には、すぐに撤回したり謝ることも重要です。
謙虚さを大切にする
あなたがどんなに素敵な人でも、自分からその自慢ばかりしてると鼻についてしまうことも。謙虚な気持ちを持って、相手を立てることを意識してみると良いでしょう。人と話すときは、まず相手の話を聞いて、その話題を広げたり、相手を褒めてみてください。
ただし、謙虚さを意識するばかり自分を卑下してしまうのはNGです。お互いに褒め合えるぐらいの、ほどよいバランスを保ちましょう。
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