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2022.03.18

読み方は2通り!「泥濘」の意味とは?使い方や類語、対義語を解説

「泥濘」とは、雨や雪解け水で、地面がどろどろになっている状態のことを指します。読み方は2通りあり、どろどろの様子を強調した言葉です。今回は、例文を交えた使い方や類語・対義語表現を紹介します。

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「泥濘」の意味や読み⽅とは?

読むのが難解な「泥濘」という言葉。まずは「泥濘」の読み方や意味など、基本的なことからチェックしていきましょう。

泥濘意味とは読み方使い方例文類語言い換え

読み⽅と意味

「泥濘」は、ぬかるみ/でいねいと読み、送り仮名を付けて「泥濘む」とすると、ぬかるむと読みます。

【泥濘】
道などのぬかっている所。ぬかるみ。
(出典:小学館 デジタル大辞泉)

「泥濘」は、「雨や雪解け水で、地面がどろどろになっている状態のこと」です。アスファルトや石畳の道ではなく、土の道では、雨で地面がどろどろになって、泥ハネでスカートやパンツの裾が汚れるなどの困ったことも起こります。また、朝出かける時は雪だと思って油断していたら、日中に気温が上がり、雪が解けて道がどろどろになって、歩くのに苦労をした経験もあるのではないでしょうか。

また、会話では「ぬかるむ」で伝わりますが、漢字で「泥濘む」と書くと、読めない人も多いでしょう。もし書く機会があれば、「泥濘む」ではなく、ひらがなで「ぬかるむ」と書く方が親切です。

語源や由来

「泥濘」は「泥」と「濘」という2つの漢字で成り立った言葉です。「泥」は、水まじりの土、「濘」は、道がどろんこになる、どろんこという意味を持つ漢字です。「泥濘」は、同じような意味を持つ2つを重ねた言葉で、どろどろの様子を強調したもの

使い⽅を例⽂でチェック

さっそく具体的な「泥濘」の使い方を見ていきましょう。

泥濘意味とは読み方使い方例文類語言い換え

1:泥濘に足を取られて失速した

競馬では、賭けていた馬が「泥濘」に足を取られて失速するということもあるでしょう。

馬場状態は、「良」、「稍重(ややおも)」、「重(おも)」、「不良」の4段階で示されますが、昔は「良」、「稍重」、「不良」の他に、「良好」、「佳良」、「稍可」、「稍湿」、「湿」、「湿潤」、「泥濘」で表され、「泥濘」が一番水分を含んだどろどろの状態だということがわかります。

2:泥濘でタイヤが空回りする

「泥濘」に突っ込んで、抜け出せなくなった車を目撃したこともあるのではないでしょうか。「泥濘」にはまると、いくらアクセルを踏んでもタイヤは空回りするだけで、一向に「泥濘」から抜け出せません。このような時は、タイヤの下に丈夫な木の板などを差し込むと「泥濘」から抜け出せることがあります。この場合、挟んだ木の板を飛ばさないように、ゆっくりとアクセルを踏みます。どうしても抜け出せない場合は、無理をせずにロードサービスに頼りましょう。

3:泥濘地脱出マット

上の2に関連するグッズですが、「泥濘地脱出マット(ぬかるみマット)」や、「泥濘地脱出用金網」という商品も存在します。車で道の悪い場所を通行する機会が多いなら、備えておくと安心です。

4:急な雪解けで、会社までの道が泥濘む

雪道はさることながら、雪が解けてどろどろになった道はさらに大変です。雪国では、会社までの道が泥濘んで、通勤が困難ということもよくあるでしょう。

5:泥濘化を防ぐ

家畜を飼育する牧場のパドックは、雨や雪解けで「泥濘」が発生します。この現象が「泥濘化」です。作業がしにくいだけではなく、衛生面を害することも。このような現場では、「パドックの泥濘化を防ぐことが重要です」という使い方ができます。

類語や⾔い換え表現にはどのようなものがある?

「泥濘」の類語や言い換え表現も紹介します。

1:泥

前述したように、「泥濘」は「泥」と「濘」という、同じ意味を持つ漢字で成り立っている言葉です。「泥」は、「泥濘」と同じ意味を持ちます。

2:沼

沼は 、一般的に深さ五メートル以下で、底に泥が堆積したものとされています。

3:泥沼

1の「泥」と2の「沼」を合わせて「泥沼」と表現することもあります。泥沼も、「泥濘」と同じで、似た意味を持つ2つの言葉を重ねたものです。

4:湿地

湿地は、海水や淡水によって冠水、または、定期的に覆われる低地のことです。湿地の中には、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(ラムサール条約)」に指定されているものも。日本国内では、釧路湿原や尾瀬、琵琶湖など、観光地としても成り立っています。

「泥濘」の対義語は?

「泥濘」の対義語もチェックしておきましょう。

泥濘意味とは読み方使い方例文類語言い換え対義語

1:乾いた路面

「泥濘」は、土がどろどろになっている状態なので、その対義語は「乾いた路面」や「乾いた地面」です。アスファルトや石畳、砂利道は「泥濘」になることはありませんが、土がむき出しの道は、雨が降ると容易にぬかるみます。

また最近では、雨水を地中へ浸水させる、透水性を備えたコンクリートなども開発されています。ゲリラ豪雨が頻発する昨今には有難い素材ですが、全ての道に普及されるのには時間がかかりそうですね。

2:砂地

土と違って、砂は保水力がなく、水はけがいいので、「泥濘」にはならず、対義語といえます。一方、「泥濘」になる土は、砕けた岩石が粗い粉状になったもので、生物の死骸、落ち葉や倒木、微生物などを含んでいます。

3:水はけのいい地面

水はけのいい地面では、どろどろにはなりませんので、対義語といえます。

「泥濘」の英語表現は?

1:My feet got stuck in the mud(足が泥濘にはまった)

mud」は水を含んだ土、泥という意味で、「step into the mud」は、「泥濘」に踏み込むという意味になります。

2:I finally managed to get out of the quagmire I was in(ようやく泥濘から抜け出せた)

managed to~」は、「なんとか~する」という表現に使えます。「quagmire」は、「泥濘」のほか、「苦境」という意味も持ちます。

最後に

はまるとなかなか抜け出せない「泥濘」。泥を意味する物理的な「泥濘」だけではなく、どうにもならないような状態を例える「泥濘」にも陥りたくないものです。

また、会話では気にする必要ありませんが、文書では「泥濘」という漢字を使わず、相手が読みやすいようにひらがなで「ぬかるみ」と表すのが無難でしょう。

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