スムーズに入浴を終えるためのポイントは上の子を飽きさせないこと
上の子どもには、湯船で待っていてもらう時間があります。おもちゃなどを使って飽きさせないことが、スムーズに入浴を終わらせるポイントになるでしょう。
「ワンオペお風呂」の注意点とは?
「ワンオペお風呂」はやることが多く焦ってしまいがち。子どもをお風呂に入れる際の注意点をチェックしていきましょう。
・転倒や落下に注意
お風呂では、身体が濡れていたりボディソープが手についていたりします。急いで子どもを抱き上げて手が滑ってしまわないように注意しましょう。また、床が滑りやすいため転倒しないようにも注意が必要。お母さんも怪我をしてしまいます。
・シャワーの強さに注意
普段大人が使っているシャワーの水圧では、特に小さなお子さんにとっては強すぎます。弱い水圧でゆっくりとかけてあげるとよいでしょう。
・お湯の温度に注意
赤ちゃんや子どもに適温だとされているお湯の温度は38~40℃。大人が少しぬるく感じる程度で大丈夫です。必ず温度を確認してから子どもにシャワーをかけるようにしてください。
・とにかく子どもから目を離さない
小さな子どもは予測不能な動きをするもの。少し目を離しているうちに、怪我や事故につながる危険があります。お母さんが身体を洗っている間も子どもから目を離さないようにしましょう。
・お風呂あがりの水分補給を忘れずに
お風呂からあがったら、水分補給も忘れずに行いましょう。特に子ども2人を同時に入れた場合は、どちらかの入浴時間が長くなります。また子どもは大人より新陳代謝がよく、汗をかきやすくなります。脱水症にならないように水分を補うことが大切です。
月齢別にみる「ワンオペお風呂」であると便利なグッズとは?
子どもの成長とともにあると便利なグッズは変わっていきます。「ワンオペお風呂」に便利なグッズを月齢別にチェックしていきましょう。
生後1か月ごろ
生後1か月ごろのお子さんはまだ首がすわっていません。脱衣所で待機させておく際にバウンサーやハイローチェア、クーファン、バスマット、首すわり前でも使うことができるバスチェアなどがあれば便利でしょう。
発泡素材の寝かしておけるお風呂マットやお湯を抜いたベビーバスがあれば、体を洗う際の滑り事故防止にも繋がります。
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生後5か月ごろ
生後5か月ごろになると多くの子どもは、寝返りをするようになります。脱衣所で寝かせていると、うつ伏せになっていたり、バウンサーなどから落下する恐れも。この時期はベルトなどで固定できるバウンサーなどがあれば安全に待機してもらうことができます。
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生後7~8か月ごろ
お座りができるようになってくる7~8か月ごろになれば、バスチェアや濡れても大丈夫なベビーチェアが便利。浴室内でも待機してもらうことができます。また、つかまり立ちをするようになった場合には、転倒に注意しなければなりません。固定できるバスチェアやバウンサーがあれば安心です。
生後12か月ごろ
1人で歩き始める12か月ごろは、特に目が離せません。子どものお気に入りのおもちゃがあると、集中してお風呂に入ってくれるでしょう。
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最後に
ワンオペお風呂は「修羅場」や「戦場」などと喩えられるほど大変なもの。しかし、子どもとお風呂に入ることができる時間には限りがあります。そんな貴重な子どもとの入浴時間は、親子で楽しみたいものですね。準備や段取りをマスターして「ワンオペお風呂」を乗り切りましょう。
しかし無理は禁物! パートナーの帰宅を待ってから子どもをお風呂に入れてもらったり、疲れている時は自分の入浴は後にずらすなど、できる範囲で工夫してください。自分の洗髪や洗顔、スキンケアは洗面所で先に済ませるのもおすすめです。
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