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LIFESTYLE 夫婦

2023.02.04

夫の若い浮気相手が本気になり暴走…トラブルを未然に防いだ40代妻の「賢い行動」とは!?

SNSを通じて夫の浮気相手からDMが届けば、その対処に困ってしまう妻も多いはず。浮気が判明しただけでもショックなのに、毅然とした態度で対応しなくてはならないプレッシャーも感じるかもしれません。そんな体験をした40代妻が、トラブルを最小で防ぐことに成功したエピソードです。

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SNSのDMに夫の浮気相手を名乗る20代女性から連絡が…

夫の浮気を疑っていた43歳の静香さん(仮名)。夫を問い詰めるしか証拠を掴む方法はないかも…と考えていた矢先に、なんと夫の浮気相手を名乗る女性からSNSのDMが届き、事態が急展開したそうです。

「もともと浮気を疑っていたので、夫の浮気相手を名乗る人から連絡がきたこと自体には、さほど驚きませんでした。でも相手が思ったよりも若くて…。夫はもうすぐ50歳になるのに、相手の女性が20代半ばだったことに衝撃を受けました。しかも顔出しの“本アカ”で連絡してきたんですよね。

最初はいわゆる“パパ活”みたいな浮気なのかなと思ったのですが、相手は随分と思い詰めた様子で、夫に対して本気なのか、DMには私に『離婚してほしい。○○さん(夫の名前)を必ず幸せにしますから、お子さんも大きくなっている今、私に○○さんを譲ってください』と書かれていました」

夫よりも、ひとまわり以上年下の女性からの離婚のお願いに、まずは怒るよりも面食らったと話す静香さん。夫に浮気相手のことを問い詰めると、驚きの答えが返ってきたそうです。

夫の認識はパパ活…。しかし相手は本気の恋愛だと

「夫にDMを見せながら、どういうことなのか説明をしてほしいと話を切り出すと、夫は私に平謝りをしたうえで『この女性とは単なるパパ活の関係。肉体関係もほとんどないし、食事をご馳走したりたまにプレゼントを買ってあげたりしていた』と説明がありました。

夫の困惑した様子から、おそらく嘘ではなさそうと私は判断したのですが、問題は相手が夫に対して本気になっていたこと。別れてもらうにしても、相手の女性が若さゆえに暴走しそうで怖いな…という印象でした」

夫婦で話し合った末に、夫は相手の女性と完全に縁を切ると静香さんに約束をしたそう。そして妻との約束通りに夫が行動に移したであろう頃から、浮気相手から静香さんにすさまじい数のDMが届くようになったそうです。

「多分、夫は本当に私との約束通りに、相手の女性と縁を切ったんだと思います。すると、それが気に入らなかった相手の女性が怒りの矛先を私に向けてきたって感じでしたね。『あなたが離婚しないから、彼が困っている』や『離婚さえすればこれ以上、あなたにDMは送らない』『彼の人生をこれ以上、縛りつけないで』などと自分勝手な言い分が書かれたDMが何通も届きました」

トラブルをこれ以上大きくしないために、妻がとった行動は

最初のうちは無視を決め込んだ静香さんでしたが、あまりにDMが頻繁に届くことから相手が暴走するのが怖かったと言います。放置をしていても1ヶ月にわたり頻繁にDMが届いたことから、静香さんはトラブルを未然に防ぐべく、行動に出ました。

「DMだけで済んでいるなら特段の被害はないけれど、このまま放っておけば相手の女性が家に押しかけてきたり、私を逆恨みして嫌がらせしたりして面倒になりそうだな…と思ったので、早い段階で弁護士に相談をし、弁護士から連絡を入れてもらいました。さすがに弁護士から連絡がくると思っていなかったのか、それを機に私へのDMがピタリと止んだのでホッとしました。

弁護士に依頼をしたことで費用がかかりましたが、あのまま放っておいたら思い詰めた浮気相手が暴走した可能性が高かったと思うので、先手を打って専門家に入ってもらって正解でしたね。夫も今回の件で懲りたようで、もう二度とパパ活も浮気もしないと約束してくれたので、今のところは家庭も落ち着いています。

同じような状況になってしまった人がいたら、若い人ほど失うものもないし暴走しがちだから、早めにきちんと手を打ったほうがいいですよ、とアドバイスしたいです」

夫婦間の問題だけでなく、浮気相手などの第三者も関係して大きなトラブルが起きそうなときには、問題が大きくなる前に専門家に入ってもらうと早期の解決が見込めます。「このくらいならまだ専門家に話す必要はないだろう」と問題を過小評価をしたり、専門家への費用を「もったいない」と渋ったりしているうちに、大きなトラブルへと発展するリスクもあるでしょう。感情的になっている相手には、当事者が話すよりも専門家が冷静な対応をしたほうが、確実に対処できるメリットも期待できます。静香さんのケースは、早期に専門家に入ってもらって正解だった事例と言えるのではないでしょうか。

取材・文/並木まき

※個人が特定されないよう、エピソードには一部の脚色を加えています。

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