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LIFESTYLE インタビュー

2023.03.15

元タカラジェンヌのバッグの中身を拝見! 【宝塚歌劇団OGリレー連載/音 くり寿さんvol.3】

 

宝塚歌劇団花組で娘役として活躍された音 くり寿さんのバッグの中身を拝見。多くのアイテムをスッキリ収納している感じが、きちんとした音さんの印象を際立てます。

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仲よしの方にいただいたものや旅先で買ったものなど、思い出のあるものを持つのが好き

圧倒的な実力を持ち、美しさと頼もしさを兼ね備えた元花組の娘役・音 くり寿(おと・くりす)さん。持ち物も、きちんと几帳面な印象を反映しているよう。持ち物のこだわりはあまりないかも…ということでしたが、「ここのブランドのこれ、とか、色と統一させるというより、思い出深いものを持つことが多いです。それを使うたびに、思い出がよみがえってきて心が温かくなるんです」

それではさっそく、エピソードを交えてバッグの中身を見せていただきましょう。

【バッグ】

音さん(以下敬称略):退団後にニューヨークへ旅した時に買いました。T.J.MAXXというディスカウントショップチェーンに行った時に見つけて気になったのですが、その時は買わなかったんですね。他の店舗にもあるかなと思ったら見つけられず、2週間の旅の間中ずーっと忘れられなくて、結局買いました。なんだろう、呼ばれてたのかな(笑) 

音:ヴィンテージっぽいから惹かれたのもあるかもしれないですね。いつも、体になじむような柔らかい素材のバッグを持つことが多く、これも使い古したようなちょっとソフトなレザーだから心地いい。ステッチも効いています。中には仕切りがあって、使いやすさも最高。デザインもディテールも好みで、忘れられなかったんですね、きっと。

【コスメとコスメポーチ】

音:いつも使っているコスメポーチは、花組の湖春ひめ花(こはる・ひめか)ちゃんが、1年くらい前にくれた手作りのプレゼントです。「oto」って入っていて、ずっと使っています。『The Fascination!』で、ひめ花ちゃんともうひとりの下級生がミモザの精の役をやっていたのにちなんでミモザの刺繍をしてくれました。私が永久輝せあ(とわき・せあ)さんと踊らせていただいたところにミモザのペアフェアリーがいた、思い出深い一場面があったんです。

1.カネボウ化粧品 メディア Wアイブロウ ペンシル&パウダー LB-1
2.エテュセ リキッドアイライナー WP ブラウン
3.レブロン カラーステイ デイ トゥ ナイト アイシャドウ クアッド 560
4.ユリアージュ モイストリップ 無香料
5.ロムアンド ジューシー ラスティング ティント #06 フィグフィグ
6.エスティ ローダー ピュアカラー クリスタル シアー リップスティック 品番不明
7.&be クッションファンデーション ライトベージュ

音:1のアイブロウに関してはなにもエピソードがないんです(笑) 「アイブロウがなくなっちゃった、明日どうしよう」という時、夜が遅すぎでコンビニしか空いておらず、そこで購入して今まで使っています。

2はリピ買いしているアイライナー。目尻のラインを描く時に使っています。この茶の色味が自分の肌に合うんですよね。

3は最近買ったアイシャドウです。すっごく発色がよくて、オイルインだからまぶたにフィットして落ちにくい。今日は右上の薄いオレンジを使いました。最近、ピンクやオレンジの暖色系のアイシャドウが好きなんです。

4はドラッグストアで買ったリップクリーム。これもとてもいいんですよ。唇が乾燥するから、リップは必須ですね。

5はティントタイプのリキッドルージュで、今回のパンツスタイルの時につけました。今いちばんハマっています。ピンクがあまり似合わなくて、赤やオレンジ系のリップをヘビロテ。ロムアンドのティントはかわいい色が勢ぞろいしているから、お洋服に合わせて変えたくてついいろんな色を買いそうになっちゃうのを堪えています。もうすぐマスク生活から卒業できそうですし、リップメイクが楽しみです。

6はワンピースのコーディネイトで使った口紅です。名前入りのをいただきました。濃そうに見えるのですが、ラメが入って優しい色づき。ベタッとつかずシアーなので使い勝手がよく、ずっと使っています。

7のクッションファンデはお直し用として携帯しているもの。ファンデーションはいろいろ使い分けることが多いです。

【ヘルスケアアイテム】

1.ライオン ライティー ホワイトローズミント
2.マルホ ヒルドイドソフト軟膏0.3%

音:大きなポーチは、兄が仕事でベトナムに行った時に買ってきてくれたもの。縦長でL字ファスナーだから、使いやすくて愛用中です。

セリフを交わしたり人と話すことが多い職業なので、歯磨きセットを持っていると安心。歯ブラシキャップは100均で買ったのですが、裏に吸盤がついていて鏡とかに貼り付けられるんですよ。公演中にホテルで長期滞在する時にも便利です。

恐竜のイラスト付きのポーチは、下級生の頃に花組の上級生だった天真みちる(てんま・みちる)さんからいただきました。薬などを入れています。あとは、肌荒れが本当に一晩で治るクリーム。私は手荒れに使っています。

【ガジェット類とイヤホン】

音:「ないと困る」な3つです。スマホの充電ケーブルのケースは無印良品で買いました。おすすめ便利グッズとしてSNSで見つけて、すぐさまお店に走りました。これなら絡まずサッと取り出せて、本当に便利。

音:イヤホンは2年前くらいに購入。移動の時のお供です。今、生活が変わって電車通勤だから、電車の中で次の振り付けの曲を聴いて覚えたりしているので、忘れた時は悲劇…。音楽は幅広く聴きます。ハードな曲からボカロ曲、クラシックも。楽屋でうっかり、曲のアラームを鳴らしてしまったことがあったんですよ。意外と派手な曲だったから、「イメージと違う曲を聴くんだね」と言われたことがあって。自分では普通なんですけどね(笑)

【タンブラーやスケジュール帳など】

音:タンブラーは、花組で一緒に過ごした同期の糸月雪羽(いとつき・ゆきは)が卒業のお祝いにくれたものです。名前と退団日が入っているシンプルでかわいいデザイン。今まではペットボトルが多かったのですが、ちょうどタンブラー生活になり、大活躍してくれています。最近は、温かいミントティーやハイビスカスティーなどを入れることが多いですね。

音:スケジュール帳はロフトで買ったマンスリータイプ。今まで年間スケジュールが決まっていたため予定がだいたいわかっていたのですが、卒業後はないと困るなと思って昨年から使い始めました。スケジュールや楽譜などをiPadでまとめている方もいらっしゃいますが、私はどうしても紙じゃないとダメで…。アナログなんです(笑) 

キーホルダー型のバッグハンガーは、以前の舞台でご一緒させていただいた保坂知寿さんが使っていらっしゃるのを見て、「これ、いいですね」と言ったらお誕生日にくださったんです。なにもないところにも荷物をかけられて、お稽古場やカフェでとても便利です。

【口に入れるもの】

音:お口をさっぱりさせるものは、エチケットとして常備しておきたくて。タブレットは結局いつも、この「ミンティア ブリーズ シャイニーピンク」を手に取ってしまいます。「ブレスケア」も習慣ですね。最近ハマっているのが「忍者めし 梅かつお」。もともとグミを食べるタイプではなかったのですが、今回のお稽古場でグミを食べている方が多く、それを見ていたら食べたくなっちゃったんです。買ってみたのが、梅味がおいしそうだなと思ったこちら。そしたらまんまとトリコになってしまいました。


たくさんのものを紹介してくださったのに音さんのバッグには余裕がある感じで、荷物を上手にまとめている印象。ひとつひとつにエピソードがあり、濃厚なお話をうかがえました。

音さんのインタビューの最終回は、春原弥生さんのイラストレポをお届けします。お楽しみに!

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撮影/風香 構成・文/淡路裕子

梅棒 16th showdown『曇天ガエシ』

【Story】
“オウゴン”の採掘により発展した国「ジパングリ」で、王の妻によるクーデターが勃発。跡継ぎだったメツ王子は物心つかないうちに王宮を追われ、行方不明に。それから十数年…、女王の圧政に苦しむ人々の救いは、国からオウゴンを盗み出し民に分け与える義賊集団「マサゴ」だった。その中に、成長し街を飛び回るメツの姿が。一方、武力で圧政を覆そうとするテロ組織「クニクズシ」も怪しい動きを見せていた。ある日、メツは女王の息子であるヌューダ王子と偶然街で出会い、運命の歯車が回り出す。果たしてこの国の行く末はいかに…。

【Staff&Cast】
作・総合演出/伊藤今人[梅棒]
振付・監修/梅棒
出演/梅澤裕介、鶴野輝一、遠山晶司、塩野拓矢、櫻井竜彦、天野一輝、野田裕貴[以上、梅棒]
千葉涼平[w-inds.]、音 くり寿、鳥越裕貴、YOU、後藤健流、IG、上西隆史[AIRFOOTWORKS]、 泰智[KoRocK]、えりなっち、akane、MIKU、Sota[GANMI]

【公演詳細】
<東京公演>
日程:2023年3月16日(木)〜3月22日(水)/全10ステージ
会場:新国立劇場 中劇場

<大阪公演>
日程:2023年3月31日(金)〜4月2日(日)/全5ステージ
会場:森ノ宮ピロティホール

<愛知公演>
日程:2023年4月8日(土)〜4月9日(日)/全3ステージ
会場:日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

【チケット料金(税込・全席指定)】
S席:¥9,300
U-25サービスエリア:¥4,000(25歳以下限定/当日座席指定)

【チケットに関するお問い合わせ】
<東京>
チケットスペース:03-3234-9999
<愛知>
サンデーフォークプロモーション:052-320-9100
<大阪>
キョードーインフォメーション:0570-200-888

▶︎公式サイト

俳優

音 くり寿

おと・くりす/12月18日生まれ、埼玉県出身。2014年に100期生として宝塚歌劇団に入団。月組大劇場公演『宝塚をどり/明日への指針/TAKARAZUKA 花詩集100!!』で初舞台を踏んだのち、組まわりを経て花組に配属。2016年大劇場公演『ME AND MY GIRL』で新人公演初ヒロイン(Wキャスト)。2017年『MY HERO』で東上公演ダブルヒロイン、2018年『蘭陵王』にて東上公演単独初ヒロインを務める。2019年『CASANOVA』で初のエトワールに。2022年『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜/Fashionable Empire』にて宝塚歌劇団を退団。2023年よりミュージカル『ファースト・デート』、オーディオドラマ『マクロプロスの処方箋』、梅棒 16th showdown『曇天ガエシ』など、精力的に活動中。
▶︎Instagram:@otokurisu
▶︎Twitte:@oto_kurisu

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