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2024.01.12

「同担拒否」とはどういう意味? 使い方や関連する言葉について紹介

 

SNSなどで飛び交う「同担拒否」という言葉。これは推し活に関連する言葉です。SNSなどで推し活を楽しみたいと思う人は、この言葉の意味や使い方、関連する言葉などを把握しておくといいですよ。本記事で紹介します。

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「同担拒否」の意味を知っていますか?

SNSなどで見かける「同担拒否」。どういう意味かと思ったことはありませんか? 「同担拒否」とは、推し活に関連する言葉。アイドルやアニメファンの間でよく使われています。推し活には独特の言葉がたくさんあるので、知っておくと楽しみが広がるかもしれません。

まずは「同担拒否」の「同担」とは何を意味するのか、見ていきましょう。

「同担」って?

同担」は「どうたん」と読み、応援する対象(アイドルやアニメのキャラクターなど)が自分と同じ人のことを指します。「担」は「担当する」を略した言葉で、自分がファンとしてその人やキャラクターを応援することを表します。つまり、担当する対象が同じなので「同担」と表現するのです。

「同担」はアイドルファンが由来

「同担」は、一部のアイドルファンが使っていた言葉から派生したと言われています。たとえば、自分がアイドルAさんを推しているなら「Aさん担当」や「A担」と名乗り、同じAさんを推すファン同士のことを「Aさんの同担」「A同担」のように表現します。

これが他ジャンルのファンにも広まり、推し活で使われる言葉として知られるようになりました。

OKとNG

(c)Adobe Stock

「同担拒否」とは

自分と同じ対象を推す人とは交流しないということを表すのが、「同担拒否」です。SNSなどであらかじめ「同担拒否」と表明することで、トラブルやストレスになることを避けているとも言われます。また、面識のない人はもちろん、友人や家族であっても同担は拒否するという人もいるようです。

「同担拒否」という言葉の使い方を確認

ここからは、「同担拒否」の使い方を見ていきましょう。例文とあわせて紹介します。

《例文1》最近仲良くなった人が同担拒否だとわかり、ガッカリした

SNSなどで知り合って仲良くなることはよくありますが、いろいろ話をするうちに相手が「同担拒否」であることがわかったというパターンです。ファンの中には、応援する対象の話をして一緒に応援したい、楽しみたいという人もいれば、そうでない人もいます。

相手を優先させて自分は我慢することもできますが、それが続くとなるとストレスになりそうですよね。「同担拒否」の表明は、相手と自分がストレスなく推し活できるようにという配慮の一つと言えそうです。

《例文2》イベントで同担の言動を見て、同担拒否になりそうだと感じた

応援する対象が同じであっても、マナーやルールを守れない人や、マウントをとるような人とは距離を置きたいと考える人も多いでしょう。同担にそういう人が多いと感じると、「同担拒否」になりやすいかもしれません。

たくさんのハート

(c)Adobe Stock

「同担拒否」と関連する言葉を紹介

「同担拒否」や「同担」に関連する言葉は他にもたくさんあります。似た意味を持つ言葉には何があるか、対義語となる言葉なども知っておくと楽しいかもしれません。関連する言葉の中から、いくつかピックアップして紹介します。

「同担NG」

「同担拒否」と同じことを意味するため、違う表現を使いたいと思った際に用いるといいですね。同じタレントを応援する人とは、距離を置きたいという考えを端的に伝えることができる表現です。

「同担歓迎」

「同担拒否」の対義語になるのが、この言葉です。同じタレントを応援する人を受け入れたい、一緒に応援したいという意味を込めて「同担歓迎」とSNSなどで表明します。「同担歓迎」と表記している人は、積極的なかかわりを好む傾向がありますが、マナーやルールはしっかり守りたいもの。同じ人を応援するからこそ、相手との距離感も大切にしたいですね。

「他担」

読み方は「たたん」。自分の推しとは違う他のメンバーのファンを指す言葉です。自分の推しとは違うメンバーを応援する人とはかかわりたくないという場合は「他担拒否」や「他担NG」と表明していることが多いでしょう。

「同担仲間」

文字通り、同じ推しを応援する仲間のことを指します。SNSやライブ会場などで知り合って仲良くなり、ライブやイベントに一緒に行くという人も多いようですね。推しが同じという共通項があるため、自然に仲良くなることも多く、全国に同担仲間がいるという人も。また、交流が続き、親友になるというケースもあるようです。

「同G担」

Gは「グループ」の意味。同じグループを担当する(推す)ファンの略語として知られています。SNSなどで同じグループを応援する人と交流したい場合に「同G担の人、求めています」のように呼びかけることが多いでしょう。なお、「他G担」は、他のグループを担当する(推す)ファンを指します。

「推しかぶり」

他の人と推しがかぶっている状態のことを指します。意味は「同担」と同じと考えていいでしょう。「推し被り」と表記することもあります。「同担拒否」は「推しかぶり拒否」「推しかぶりNG」と表現することが多いでしょう。

「担降り」

自分が応援する対象の担当を降りる、つまりファンをやめるという意味。「たんおり」と読みます。「担降り」の理由にはさまざまなものがありますが、推しのスキャンダルや言動にガッカリしたというケースや、自分自身の生活スタイルや価値観の変化により、推し活自体が難しくなったというケースが多いかもしれません。

SNSなどで推し活をしている場合は、フォロワーやかかわりのある人に「担降り」を報告してからファンをやめるという手順を踏む人が多いでしょう。

ライブ会場

(c)Adobe Stock

「自担」

読み方は「じたん」。自分が担当している(応援している)タレントのことを表す言葉です。もっとも自分が好きなタレントや、応援しているグループのメンバーで一番好きなメンバーのことを「自担」と表します。

「箱推し」

アイドルのグループ全体を応援することを「箱推し」といいます。読み方は「はこおし」で、グループを「箱」と表現すると考えてください。グループの中の特定のメンバーのみを応援する場合は「単推し」と表現します。

推し活が注目されるようになり、関連する用語もずいぶんと浸透してきました。アイドルやアニメなどのファンになり、応援するのはとても楽しいこと。また、推し活を通しての出会いもあり、推し活を楽しむ人は増えているのではないでしょうか?

楽しい要素が多い推し活だからこそ、一人ひとりがマナーやルールを守り、みんなが楽しめるよう意識したいですね。

最後に

「同担拒否」や関連する言葉について紹介しました。推し活ではさまざまな言葉が生まれ、派生しています。SNSなどで同じタレントやグループを応援する人と知り合いたい、交流したいと思う人は、これらの言葉について意味や使い方を把握しておくといいですね。

TOP画像/(c)Adobe Stock



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