まだ暑さの残る9月、ブリッジシーズンに何を着る?
9月に入ったといえど、まだまだ最高気温が30度前後になる日もしばしば。とはいえ涼しさは押さえつつ、秋感も取り入れたファッションをしたいところ。
そこで今回は、Domani専属読者モデル&Domani Labメンバーのリアルな通勤ファッションをチェック! 残暑厳しい晩夏コーデで意識していることもあわせて紹介します。
鈴木まきさん|ブラウン×ネイビーの大人配色コーデ
「どちらかというと暑がりタイプなので、落ち着いたカラーや素材で季節感を取り入れます。朝晩は肌寒い日があったり、冷房が効きすぎていることも鑑み、体温調節のために羽織りものを持ち歩くことが多いです」(鈴木さん)
▲肩にかけたシャツ:VERMEIL par iena、ワンピース:LOHEN、シューズ:ZARA、バッグ:enfas
ともするとのっぺり見えしてしまいそうなブラウンコーデを、ビッグシルエットでハリ感のあるワンピースや、レザーで編まれたバッグなど異素材をミックスさせることでこなれ感たっぷりに。羽織りはブラックよりもコントラストをつけないネイビーをセレクト。
「ワンピースはノースリーブですが、裏地つきでしっかりした生地感なので、こっくりブラウンと相まって晩夏〜秋口にぴったり。絶妙なカッティングがボディラインを全く拾わないのに上品な仕上がりでお気に入りです! リネンライクのシャツやシアー素材を使ったパンプスで、ほんのり涼やかさもプラスしました」(鈴木さん)
吉田美帆さん|異素材でメリハリをつけたワントーンコーデ
「まだまだ暑さを感じる時季は、ノースリワンピやオールインワン+軽アウターの組み合わせが大活躍! 涼やかさを意識しながら、肌寒さを感じる時間帯や冷房が効いた室内対策に羽織りものが欠かせません」(吉田さん)
▲ブルゾン・ワンピース:BONJOUR SAGAN、シューズ:JIMMY CHOO、バッグ:HERMES
ニュアンシーなライトグレーのワンピースに白のシアーブルゾンを羽織り、クリーンな印象と爽やかさを兼ね備えて。白・ベージュ・グレーのまろやかなスタイリングに、メタリックカラーのスニーカーで辛口なエッセンスをオン。
「一枚でサマになる、ニットとナイロンの異素材ドッキングワンピースを主役に。今季購入したシアーブルゾンは、ほどよい透け感とコンパクトな丈感が今っぽく、どんなコーデにもマッチするのでお気に入りです」(吉田さん)
和田彩加さん|定番カジュアルスタイルをレイヤードスカートでアップデート
「ウールのような質感のアイテムやシアーアイテムといった素材の掛け合わせで、夏と秋のブリッジシーズンならではの季節感を楽しんでいます。シューズもかかとが出るデザインでほんのり肌見せし、抜け感をプラス! 」(和田さん)
▲ジャケット:古着、Tシャツ:RECTO、スカート・シューズ:PRADA、バッグ:CELINE
チュールのような素材のインナーがついたエレガントなスカートが、シンプルな白Tやデニムジャケットも一気にきれいめモードに傾けてくれる。ウエストのトライアングルロゴやパンプスのリボンのようなモチーフが、リュクスなワンポイントに。
「レイヤードスカートに一目惚れ! ドレッシーなデザインなので、オーバーサイズのデニムジャケットや白T合わせでカジュアルダウンしてデイリースタイルに。秋冬アイテムでレオパード柄をよく見るので気になっていて、小物で取り入れてみました」(和田さん)
撮影/黒石あみ ヘアメイク/土田美沙子(SUNVALLEY) 取材・文/近藤亜衣子
※この記事のアイテムはすべて本人私物です。今シーズンのアイテムでないものもあります。メーカー・ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください
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