【目次】
忙しい女性をサポートする家事代行サービス
仕事・家事・育児…。現代を生きる女性は忙し過ぎる! 皆さんの一日のスケジュールの中に、何もしない、自分のための時間はありますか? なかなか取れない休息時間。せめて家事だけでも楽になれば、もっと毎日が充実するはず! 今回は、働く女性たちをサポートする家事代行サービス”Bears(ベアーズ)”で働くベテランスタッフにインタビューしました。
家事代行サービスについての読者アンケートの結果はこちら
◆Bears(ベアーズ)とは?
設立から来年で20周年を迎える老舗・家事代行サービス。事業所はほぼ全国展開されており、日常の掃除から、料理、洗濯、アイロン掛けにいたるまで、家事全般業務をおこなう。高いサービスの質と信頼性が評価され、2017年には家事代行サービス認証を受けている。
◆Bearsで10年近いキャリアをもつ、川津尚美さんにインタビュー!
今回は、読者アンケートでもよく目にした、「どういうスタッフがお家にやってくるの?」という疑問にお答えします! 〝Bears〟で6000件以上のサービスを提供し、10年近いキャリアをもつ川津尚美さんに話を聞きました。
仕事のモットーは「お客様が帰ってきたときにホッとする部屋づくり」
「掃除、料理、洗濯物のたたみ…どの家事も仕事ではありますが、楽しんでやっています。そのうえで、いつもイメージしているのが、きれいになった部屋でリラックスするお客様の姿。仕事から疲れて帰ってきたときに、少しでも癒されるような空間に…そんなことを考えながら家事をしています」
仕上がりのイメージは「いつもの家事をより丁寧に」
◆3時間くらいでどれだけの家事をやってもらえるもの?
「部屋の大きさや汚れ具合にもよりますが、お掃除のみですと、水まわり4か所(台所のシンク、洗面台、風呂、トイレ)、リビングの掃除機がけといったところでしょうか…。徹底的に汚れを落としたいということになりますと、お風呂場は最低でも3時間はかかります。その場合は、私たちではなく、ハウスクリーニングサービスがオススメです」
満足いくサービスを受けるために、重要なのはカウンセリング
「先ほど、3時間でどれだけ家事をこなしているのか話しましたが、家の状態などによって、できることや量は異なります。『ここは重点的に』『これだけの家事をやって欲しい』など、事前カウンセリングで要望を伝えてください。こちらで最適なプランを提案させていただきます。また、スタッフは指名することができませんが、もし『男性スタッフはNG』『話し相手にもなってくれる人』など希望があれば、その条件に合う者が訪問するようにいたしますのでご相談ください!」
「私たちが少しでも多くの家事をこなすために…」
◆言われると困ることは?
「ごく稀に『適当にきれいにしておいて』とおっしゃる方がいらっしゃいます。そう言われてしまうと、どこまで掃除をしたら良いのだろう…と悩んでしまうので、やはり具体的に掃除して欲しい部分を伝えていただけると掃除もスムーズです。私たちもよりきれいに、多くの家事をこなしたいと思っているので、ぜひお願いします!」
◆用意しておくと便利なアイテムは?
「私たちが当日お持ちする掃除道具は雑巾のみ。洗剤やスポンジなどの用具は、お客様が普段お使いのものをお借りします。なお、カビ取り剤や重曹などがあると、よりきれいにすることができるため、ご用意いただけますと便利です。すぐに汚れを落とせれば次の家事に移れるため、その分できる家事も増えます。また道具でいうと、毛の長い硬めのブラシがあると、凹凸のある浴室の床の汚れもきれいにしやすいです(ハブラシは毛がやわらかいので、床掃除には向いていません)」
家事代行サービスの気になるあれこれ…
◆子供をおいて出かけるのは可能なの?
「家事代行サービスのユーザーでいちばん多い年齢層は、30代半ば〜40代。夫婦共働きをしているご家庭が多く、第一子が生まれたタイミングや、職場に復帰するタイミングで依頼されるようです。もし、1・2歳児などいわゆるベビーシッターとして付き添わなければいけない場合は、ベビーシッターの研修を受けたスタッフを手配いたしますので、お問い合わせのときに事前にお伝えください」
◆貴重品の管理はどこまでやるべき?
「貴重品は基本お客様で管理していただくよう、事前にお話しさせていただいております。これにつきましては、お客様自身で管理していただくか、こちらを信じていただくしかないですね…(笑)。以前お伺いしたお宅で、掃除中にお札が落ちていたことがありますが、もちろん机に置かせていただきました。また、お掃除中にこちらのミスで破損事故を起こしてしまった場合、会社の保険で対応させていただいております」
「〝家事代行サービス〟を日本で初めて広めたのはベアーズの創業者です」
「社長夫妻が1995年に共働きで香港に住んでいたころ、奥様の第一子妊娠と出産のタイミングで、当時から香港では中流家庭でも当たり前に使用していた家政婦サービスを利用していました。しかし1999年、帰国すると日本では家政婦を雇う文化がほとんどなく、フルタイムでお願いすると高額…。家政婦が当たり前だった香港との違いに驚いたそうです。そこで短時間から頼め、低価格でサービスを受けられる〝家事代行サービス〟を考案。忙しい女性を笑顔にしたいという気持ちで、サービスを続けています。ぜひ多くの働く女性たちに、我慢せず気軽に利用していただきたいです」
■株式会社 Bears(ベアーズ)
電話番号:0120-552-445
受付時間:9:00〜20:00(年中無休)
ウェブサイト
撮影/黒石あみ