金子ゆりさんの場合
通信会社勤務・39歳・5歳、3歳の女の子のママ
【出産前は】ひたすら趣味の「サンバ」に没頭!
ワーキングマザーたちの「今」と「昔」の”ストレス発散方法”について語ってもらうこの連載。第2回目は2人の子どもをもつ金子さん(39歳)が登場。「独身時代から、社会人によるサンバのサークルに所属。毎年8月に行われる浅草カーニバルに参加しています」という、これまたアクティブな趣味の持ち主!
独身時代は、毎週練習と称して広いカラオケ付き居酒屋で飲みながら演奏やダンスを繰り返すのがお決まりコース。ダンスへの熱の入れようはかなりのもので、「見た目を整えることを目的にジムで筋トレしたり、ステージが近づくと近所のダンススタジオを借りて自主練。とにかく踊りまくっていました」
▲独身時代、サンバサークルのお仲間たちとの1枚(右が金子さん)。なかなかの盛り上がりっぷり(笑)!
【現在は】「時間がない!」からこそ、自分に本当に必要なものだけ吟味。究極は「子どものチャリ追っかけラン」!
「今は、とにかく時間がない」という金子さん。だからこそ、何が自分に必要なものかがわかるようになったといいます。「結婚前はネイルや美容室、まつエクも月に一度は必ず行っていたけど、ネイルは旅行前だけ、美容室も回数を減らすけどまつエクだけは死守、といったように、自然と取捨選択ができるようになりました。体型維持のための運動も同じで、ジムに通う時間がないから、子どもが公園で自転車の練習しているのを追いかけながら走ったり、遊んでいる横でスクワットしたり(笑)。夜に出かけるのも難しいため、サンバの情報収集をかねて、youtubeでブラジル人のサンバのステージ動画を見たり、メイクを真似したり。夜中にがっつりメイクの練習をして、『いつかこの顔で六本木を飲み歩きたい…』とひとり妄想することも(笑)」
▲近所の公園にて。子どもを遊ばせつつ、自分は音楽を聴きながらランニングや運動を。いっときの隙間時間もムダにしない工夫はワーママならでは⁉
金子さんにとっての「息抜き」の極意とは? 「母でも、妻でもない自分になれる場所を見つける。たとえば『ジムに行きたいな…』と思うのも、やせたいという目の前の目標より、『自分がこうありたい』『自分のアイディアを自分の意志で実行したい』という欲望を満たすことが大事。飲み会でも、ダンスでも、ジムでも、自分の気持ちの赴くままに過ごせることが私にとってのストレス発散の方法なんだと、ワーキングマザーになって実感しています」
取材/佐々木 恵(スタッフ・オン)
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