アラフォーに突入した瞬間、それまでと確実に「髪の質感や、量感が変わってきた・・・」。そんな声をよく耳にします。悲しいことに、ヘアサロン通いやマメなヘアケアだけでは、大人女子が「美髪」を手に入れることは、なかなか難しいのが現実・・・。じゃあ、いったい、どうすればいいのか!?その答えは、まず、健康な髪を生やすための“土壌”となる「頭皮」をヘルシーに導くこと。頭皮と肌は「一枚皮」。スキンケアに手間とお金をかけるように、頭皮のケアにも時間とお金の投資がマスト。毎日コツコツ続けることで、初めて効果が表れる「頭皮ケア」、今すぐ始めませんか?
1.シャンプー選びは頭皮第一主義で考える!
シャンプーの意義は“頭皮の汚れをきちんと落とす”ということ。肌と同様、頭皮表面の皮脂や毛穴の汚れをしっかり取り去ることで、その後の潤いや栄養が浸透しやすい状態になるんです。アラフォーに突入してなお、若いころと同じノリで「香り重視」や「洗い上がりの指通り重視」でシャンプーを選んでいる人は、そろそろ一度、シャンプーの「見直し」を。きちんとクレンジングしてくれるけど、頭皮にも優しい、ナチュラル系成分配合のシャンプーをセレクトすること、さらにシャンプー時は、指の腹で「頭皮を動かす」ようにマッサージして、血行を促すことが大切です。
【おすすめシャンプーはこちら】
左から:ハーブとオリーブオイルの効果で地肌の血行を促進。ロクシタンジャポン ファイブハーブス ディープ ダメージケアシャンプー 300ml 2,400円、厳選された天然エキスが頭皮環境を整え、髪のハリコシをアップ。なめらかな洗い上がり。ジョンマスターオーガニック L&R シャンプー N 236ml 2,400円、週1で使用するクレイタイプの洗浄クリーム。天然ミネラル泥の吸着力で頭皮すっきり。コーセー プレディア ファンゴ ヘッドクレンズ SPA 250g 2,000円
【シャンプーのとき、気をつけるべきポイントはこちら】
1.まずは洗髪前に丁寧にブラッシングを
シャンプー前には、粗歯のブラシで髪をとかしておく。まずは毛先10センチのもつれをほぐし、その後、全体をブラッシング。生え際から頭頂部に向けてブラシを動かし、頭皮も刺激しておくことで、頭皮の汚れが落としやすくなります。
2.特に襟足や耳の後ろは念入りに洗う
手に取ったシャンプーをそのまま髪につけるのはNG。洗顔料と同じように、まずしっかりと泡立ててから頭皮にオン。指の腹で下から上に向けてマッサージしながら洗う。皮脂が溜まりやすい襟足や耳の後ろなどの“キワ”の部分は特にしっかりと。
Domani9月号「手をかけるべきは、髪=頭皮!」より
本誌撮影時スタッフ:撮影/赤尾昌則(whiteSTOUT/人物)、金野圭介(静物) スタイリスト/城長さくら(kind) ヘア&メーク/神戸春美 モデル/SHOKO 構成/斉藤裕子