Q:仕事に疲れて、家事をやる気になれません
答える人/畑川 麻紀子(Jimokids代表)
A:完璧度合いではなく「ゆとり」の達成度を目標にしてみる
やる気が起きないのは当然。仕事から帰宅して、家の中もキレイにして、24時間完璧な人なんていません!
仕事をきちんとしている人ほど、オフィスにいるとき同様、タスク管理のように全ての家事をこなさなくてはならない気分になりがちですが、家事は完璧にこなすことが目的ではありません。
発想を転換して、掃除の出来を80%くらいで満足させると考えてみてはいかがでしょうか。たとえば、たいして影響のない作業順番のこだわり(たとえば、料理の「さしすせそ」とか)をさっさと諦める、洗濯物のたたみ方のこだわりを捨てる、あるいはたたまない収納方法に変更する…。
そして、目標は「完ぺき」ではなく、「ゆとりと笑顔」です!
家事の内容によっては、頻度を減らす、順番を変える、ちょこっと外注をする、など、手抜きができる部分は大いに見つかるはず。「完璧」のこだわりを捨てて、自分や周りがどうやったら笑顔になれるかを重視してみてはいかがでしょう。
写真/Shutterstock.com
Jimokids代表
畑川 麻紀子(はたかわ まきこ)
大学在学中に学生結婚、卒業後は大手IT企業に就職、希望していた新規事業部門にて事業の立ち上げを経験。25歳で第一子を出産後は管理系部門へ異動し、育児と並行して、監査関連の複数の国際資格を独学で取得。第二子育休明けにビジネススクールの入学を決心し、卒業(MBA取得)と同時に会社を退職。
在住地区のビジネスプランコンテストにて特別協賛賞を受賞後は「JimoKids」ブランドを立ち上げ、子ども向け交流イベントの企画・運営を推進。来春には子どもの集えるスペースをOPEN予定。
●ご相談ごとは、domani2@shogakukan.co.jp までメールでどうぞ! 件名に「働くアラフォー質問箱」と書いてお送りください。すべてのご相談にお答えできるとは限りません。あらかじめご了承ください。