もしポケモンと一緒に旅をするなら…どこでどんなことをしたい?
現在、テレビ東京系にて毎週日曜ゆうがた6時から放送中のアニメ『ポケットモンスター』で、主人公・ゴウ役を演じている声優・山下大輝さんへのスペシャルインタビュー第3弾。
本日放送された第4話「行くぜガラル地方!ヒバニーとの出会い!!」では、初のガラル地方に降り立ったサトシとゴウ。もし山下さんがポケットモンスターの世界で生きているとしたら、どんなポケモンと一緒にどんな場所を旅したいですか?
「第4話はゴウとヒバニーが出会う回でもありました。第5話に続くストーリーの最後ではゴウの旅路をこっそり追いかけてきてくれて…もう本当に可愛いですよね。一緒に旅したいです! だけど、ヒバニーに限らずどんなポケモンでもそばにいてくれたら、それだけで嬉しい! 好きなポケモンはたくさんいるから……迷うなぁ〜」
と、強いポケモン愛ゆえに悩み始めた山下さん。
「ひこうタイプのポケモンと一緒なら空を飛びたいなって思うし、みずタイプのポケモンと一緒ならきれいな海や湖を探して出かけたいし。食べることが好きなポケモンがいたら一緒にごはんを食べたいし(笑)。行きたいところもやりたいこともありすぎて、選べないですね!」
それぞれのポケモンの個性に合わせた場所・シーンを楽しみたいという回答が。〝ごはんを食べたい〟という視点も出てくるところが、なんとも山下さんらしいですよね。
▲自宅に帰ってひとやすみ。ソファでくつろぐ様子をイメージした一枚。クリスマスカラーのゆるニットがとってもお似合いです。
▲撮影中も取材中も終始なごやか、そして笑顔で現場を盛り上げてくれる…山下さんはまさに〝ムードメーカー〟でした!
「水辺に行けばそこで暮らしているポケモンがいて、そして緑豊かな場所に行けばまた違うポケモンがそこにいて…ポケモンの数だけいろいろな楽しみ方にあふれているところが、この世界の魅力ですよね。あと旅とはズレますけど、すごく重い荷物を持たなくちゃいけないときにはカイリキーがいてほしいなって思う!(笑)」
幅広い個性を持ったポケモンたち。一匹一匹のよさを生かした旅をしたり日常生活を送れたら…自分自身ではなくポケモンを軸にして想いを馳せる。そんなところに山下さんの優しさが垣間見えました。
〝驚き〟と〝ゲットしたいこと〟にあふれているアフレコ現場
そんな個性豊かなポケモンたちが、数えきれないほど登場するテレビアニメ『ポケットモンスター』。ポケモンも含め、たくさんのキャラクターが登場する作品とあって、アフレコ現場の様子も気になるところ。〝兼ね役〟をされている方も多そうですが…(※兼ね役/ひとつの作品のなかで、メインの役とは別に他の役を演じること)山下さんから見て、アフレコ現場はどんな場所ですか?
「現場の人数はその日によって結構変わりますね。ご指摘の通り〝兼ね役〟にもよりますし、その〝兼ね役〟には毎度びっくりさせられているんです。『え!? このポケモンを演じていらっしゃったんですか!?』って日々驚くばかり! とはいえ、現場では驚きを表には出しづらいので、ひとりこっそりと心の中で驚いているんですけど(笑)」
▲ソファでくつろいでいたと思いきや、カビゴンと一緒にそのまま眠ってしまった………なワンシーン(笑)。カビゴンをまるっと抱きかかえる姿が可愛いすぎます♡
スタッフクレジットに明記されるのは基本的にメインキャストの役のみで、ポケモンの鳴き声を中心とした兼ね役についてはノンクレジットで終わることがほとんど。そのため、誰が演じているか明らかになってないポケモンは数知れず…。
「僕はずっと〝見ていた側〟でしたから。『嘘でしょ!?』ってびっくりしつつ、楽しい〝答え合わせ〟をさせていただいています(笑)」
20年以上も続くロングランシリーズということもあり、アフレコ現場にはポケモンをはじめとした様々な現場の第一線を走ってきた先輩声優のみなさんがズラリ。その場所は〝吸収したいこと〟であふれているそう。
「楽しくて、そして非常に貴重な現場ですね。人間はもちろん、ポケモンも感情を持っている生き物で、一匹一匹それぞれに生きている世界がある。たとえば、第4話に登場した3匹のクスネたちも〝ずっと一緒に暮らしてきた〟という背景をもっているポケモン。そのリアルなチームワーク感を追求するべく、声を担当されているみなさんがイメージも演じ方も細かく綿密に作戦を練っていらっしゃって。ポケモンの世界はこうした積み重ねの中でつくられてきた作品なんだなと印象深かったです。一匹のポケモンに対して全力で向き合っている。映像として切り取られている瞬間だけではなくて、そのシーンに至るまでのポケモンが生きてきた過程までを考え抜いて演じている。だからこそ、アニメ『ポケットモンスター』の世界にこれだけの厚みがあるんだって感じさせられました」
歴史がある作品ならではのこだわり、そしてメンバー間の信頼の強さに「さすがだなと思わずにいられなかった」と山下さん。
「この輪の中に入らせていただけることがすごく光栄で、とにかく頑張らなきゃいけないな、と。本当に学びが多い現場です。誰から学ぶ…というようなことすら超えて、その場の〝空気〟からも学ばせていただいている感覚ですね」
アフレコ現場でさまざまなものを吸収中の山下さんですが、中でも意識的に〝ゲット〟しようとアンテナを張っている内容があるそうで…
「僕もいつポケモン役を振られてもいいように準備しておかないと!と思ってるんですよ」
おっと、山下さんがポケモン役をする可能性もあるんですか!?
「もちろんあります! だから、先輩方の〝ポケモン力〟を現場でしっかりゲットしておきたくて。あの鳴き声はこうやって出しているのか…この鳴き声はああやって出しているのか…とポケモン役へのリサーチも欠かせません!」
山下さん演じるゴウは「すべてのポケモンをゲットする」という目標を掲げていますが、アフレコ現場の山下さん自身も演技という視点からさまざまなポケモンを〝ゲット〟しているようでした。
▲先ほどのカットと似ていますが…よく見ると幸せそうな笑みを浮かべている一枚。カビゴンと一緒にいい夢を見ていそう♡ 次週放送の第5話「カビゴン巨大化!?ダイマックスの謎!!」では山下さんが抱えているカビゴンも大活躍…!?
来週12月15日(日)更新のスペシャルインタビューVol.4では、ゴウとヒバニーについてのお話をたっぷりとお届けします。第5話の放送終了後に配信予定です。次回もお楽しみに♡
◆テレビアニメ『ポケットモンスター』大好評放送中!
テレビ東京系にて、毎週日曜ゆうがた6時から放送中。
※一部地域では放送時間が異なります。
原案:田尻智/増田順一/杉森建
総監督:冨安大貴 監督:小平麻紀
クリエイティブスーパーバイザー:湯山邦彦
シリーズコンストラクション:米村正二
キャラクターデザイン:安田周平
脚本:吉田玲子/米村正二/赤尾でこ/藤咲淳一/土屋理敬/待田堂子/宮田由佳/松井亜弥/冨岡淳広/面出明美 ほか (執筆順)
音響監督:三間雅文
音楽:林ゆうき
アニメーション制作:OLM
製作:テレビ東京/MEDIANET/ShoPro
テレビアニメ「ポケットモンスター」番組ホームページ (テレビ東京あにてれ)
テレビアニメ「ポケットモンスター」公式Twitter(@anipoke_PR)
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声優
山下大輝
やました・だいき/9月7日生まれ。2012年にテレビアニメ『リトルバスターズ!』で声優デビュー。2013年テレビアニメ『ガイストクラッシャー』の白銀レッカ役で初主演を果たす。主な作品に『弱虫ペダル』の小野田坂道役、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のナランチャ・ギルガ役など。2014年には、第8回声優アワード新人男優賞を受賞。
ニット[税抜価格]¥27,500(Sian PR<CULLNI>) TEL:03-6662-5525
その他/スタイリスト私物
撮影/福本和洋(TAKMI) スタイリスト/浅井直樹(Vigroo) ヘア&メーク/YUTO 取材/旧井菜月