お正月の定番料理〝お雑煮〟。全国各地のご当地雑煮を紹介します！
お正月の食卓に欠かせないお雑煮。ですが、住んでいる地域や家庭によって味や具材、お餅の形まで違うんです。結婚後、夫の実家で出てきたお雑煮が今まで自分が食べてきたものとはまったく違っていた！なんていう話もあるあるネタ。そうとなれば各家庭のお雑煮が見てみたい！ということで、全国各地に在住する女性メディア『Domani』の読者ユニット・Domanist（ドマーニスト）たちの定番雑煮を野次馬的にご紹介します！
【大阪在住ママ・塔筋真弓さん宅のお雑煮】
ベースはおすまし。魚介の風味が効いた「新潟風雑煮」
ご当地のお雑煮の話になるとまず気になるのがベースとなるスープの味。新潟風雑煮は「のっぺい汁」「餅雑煮」とも言われベースはおすまし。出汁は昆布ですが、あとから魚介の出汁が効いてきます。新潟風雑煮はある魚が具材のひとつに入っているんです。
お餅は焼かず煮てから投入
お餅は四角ですが煮てから投入します。焼きもちではありません。幼少期からこの煮るお餅の食べ方が大好きで、お雑煮だけではなく砂糖、醤油やきなこで食べるお餅も煮たもので食べます。大阪人の夫はカルチャーショックだったようで、夫の分は焼いていますが、家庭によって焼く派煮る派が異なるようです。
ちょっと豪華な具材がアガるんです♡
新潟風雑煮の特徴はなんといっても具材。鮭の切り身とイクラ、柚子の皮が入ります。その他野菜もたっぷり入っていて、実家ではお雑煮の「おかわり〜！」が飛び交うほど人気のメニューです。
つくり方
【材料】
・出汁用の昆布
・干し椎茸
・大根
・人参
・ごぼう
・塩鮭
・いくら
・酒、薄口醤油
⑴昆布を入れて出汁をとる
⑵ごぼうはささがきにし、水にさらす。大根と人参は短冊切りにして下茹でしておく。
⑶ ⑴に⑵の茹でた野菜とひと口大に切った塩鮭を入れて火にかける。
⑷酒、薄口醤油で味付けをする(塩鮭の濃さにより味は調整してください)。
⑸餅を別の鍋で煮て器に盛り付ける。
⑹いくら、三つ葉、柚子の皮をトッピングして完成。
▲いくらはオプションが、あると華やかになります！(いくらが沈んで写っていませんが。汗)
わが家の年始のお雑煮事情は…
私の母が新潟出身ということで、元旦はまず新潟風雑煮でスタート。翌日は幼少期に住んでいた京都風の白味噌雑煮や父の故郷である福岡風の鶏のおすましスタイルの雑煮、と3種類ほど食べます。私が今住んでおり、夫の生まれ育った大阪では白味噌ベースで金時人参や雑煮大根(細い人参や大根)、里芋など全て丸く切るお雑煮を食べます。
▲関西のスーパーでは年末になるとこのような金時人参や大根が並びます。
ご当地雑煮はどれもおいしくて、せっかくなので今年はまた違う地域のお雑煮にも挑戦してみたいなと思っています。皆様のご家庭ではどんなお雑煮を召し上がりますか？
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Domanist
塔筋真弓
ハワイを愛する3児の母。インスタマガジン「ALOHA JOURNAL」の編集長。アクセサリーのディレクションやヨガイベントを主催しつつ、ドリカムボードの講師も務めるマルチワーカー。
IG：https://www.instagram.com/mayu_pualena/
