【目次】
ゴルフなんて絶対やらない!と心に誓っておりました
紫外線、大気汚染・・・私たちを取り巻く環境は肌に悪いことだらけ。できれば外になんて出ないのが一番! だいたいなんなのあのファッション…レースクイーンの延長みたいで今さら無理! そもそもなんで休みの日に早起きして上司の顔色を伺わなきゃいけないの!? ゴルフするくらいだったら原稿書くし!! と、ゴルフをやらない理由を探して早四半世紀。真っ向から全否定しておりました。
オトナにはオトナの趣味の見つけ方
アラフィフになるまで避けてきたんだから、今さらもういいじゃん…と思っていたのですが、この度、満を辞してゴルフをはじめることにいたしました。なぜかというとですね。実はこの頃、お酒に弱くなりまして。ジムでガンガントレーニングするのが趣味なんですけど、最近限界も感じております。はい。寄る年波には勝てません。そろそろ大人の階段を登らなければ。しかも、近頃は昔と違って気軽に楽しめるっていうじゃないですか。最近、昭和な接待ゴルフは絶対やらないと断言していたファッション系の友人たちも、続々とハマっているんです。これは早めに参加せねば…。
40代からスタートするなら予習は絶対必要です!
ただ、「はじめる!」と宣言したものの、いったいどこからはじめたらいいのやら。なんせ周りはお上手で、「スクールに通ってフォーム覚えてから来て」と言われるし、キャディをしていた叔母から(地元が茨城なもので親戚一同ゴルフに親しんでおります)は、「いるのよ、練習もいきなりコースにくる女の人。ほんと勘弁して」とバッサリ…。どうやらカジュアルになったとはいえ、ふんわり始められないのが現実のよう。そんなわけで、ライザップゴルフの門を叩いてみたわけです。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ライザップはゴルフも英語もお料理教室もやっているんですよ。スクールだけでなく、アプリで毎日サポートしてくれるシステムもあるし、短期間で結果を出すにはぴったり(実は英語にも興味津々…)。
登場したのは爽やかイケメンのトレーナー
伺ったのは、ライザップゴルフ六本木店。ドヤドヤーっとしたロゴに気持ちが引きかけましたが、ご登場くださったトレーナーの松澤さん(トップの画像の方です)は、爽やかで礼儀正しくひと安心。すいません、本当に先入観なんですけれど、ゴルフといえば、そしてライザップといえば、なんだかちょっとギラついたイメージだったので、本当に安心しました(笑)。
レッスンの時の持ち物はグローブひとつでOKです
コースどころかクラブを握ったこともなく、いったい何が必要なのかもさっぱりわからないと伝えたところ、グローブだけは、と言われたのでドンキホーテで(!)¥600くらいのグローブだけ買って参りました。初めてのレッスンは、グローブをバッグに入れただけ。ハイヒール履いて仕事帰りにフラーっと。
置いてあるトレーニングシューズに履き替えるだけで、ニットにロングスカートでも練習できるっていうのがまず新鮮。いやほんとにレッスンに荷物がいらないって大事じゃないです? ただでさえPCだのなんだの色々持ち歩かなければならないのにこれ以上あれもこれもなんて無理ですから。
まずはパターの練習からスタートしましたが…
まずはパターの練習。カップに近いところの練習から始めてどんどん遠くなっていくそうです。最後に穴に入れるところくらいだったら、私もテレビで見たことがあります。カタン!と音がしてガッツポーズするアレですよね。私もガッツポーズしちゃおっかなー。
ところが…。
副編集長S「え?クラブでボールを叩けばいいんですよね?握り方?関係あります?」
松澤先生「握り方が間違っていると思った場所にボールが転がらないんです。そもそも当たらないかも…」
ええええええええええええ。それって当たり前なんですか?
ゴルファーのみなさんにとっては当たり前なんだろうけど…そうかぁ。
もしみなさんの周りに初心者の方がいらしたらそこから丁寧に教えてあげてくださいね。
右手の親指をクラブの平らな部分に当てて、残りの指で握る。次に左手の親指を右手の親指の上部に。左手の人差し指を右手の上に当てて、ギュッと握って出来上がり。
足を肩幅に開き、膝を若干曲げて、顔と地面を平行にして前傾姿勢。脇は閉める。腰は動かさない。ボールは左目の下。いざ!
1回目 スカッ。。。。。。(ボールに当たらない)
2回目 ボフッ。。。。。。(ボールの手前をこすった)
自分で言うのもなんですが、私、ヨガ歴10年なので体幹鍛えてるし体はやわらかいんです。周囲には絶対ゴルフうまいはず!とおだてられていたので、いきなりホールインワンとかしちゃったらどうしようくらい思ってたんですけど、当たりもしないって。。。
と、納得いかない顔をしている私に松澤先生がひと言。
「あの・・・ボールを見てください」
し、失礼しました。
四十路のゴルフデビューメモ<パター編>
✔︎まずはグローブを用意
✔︎握り方と姿勢が大事
✔︎打つときはボールを見て!
※レッスンは2月に行われたものです。
Domani編集部
下河辺さやこ
雑誌Domani&WebDomani副編集長。AneCan、Oggi、Domani、Preciousなど仕事をする女性のためのファッション&美容編集者として女ゴコロを深掘りすること四半世紀。Amazonもなかった時代に入社3年目で出産後、連載「産みたい、でも…」などワーキングマザー向けのコンテンツの立ち上げにも携わる。
instagram @sayako_shimokobe