メイクはトライ&エラー。眉頭をしっかり描くストレート眉をおうち時間に練習してみよう!
ナチュラルでみずみずしいツヤ肌に合わせたいのは、しっかりしたストレート眉。ヘルシーな肌質と意志を感じさせる眉は、フレッシュな魅力を感じさせます。
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「眉の形は時代をつかさどります。『Domani』の表紙メイクのようなストレート眉にすると、グッと今っぽくなります。芹名ちゃんはもともとしっかり眉がありますが、描き方ですごく印象が変わります」と早坂さん。
今回教えていただくのは、こちらのストレート眉です。
1:眉毛をとかす
「スクリュー型のアイブロウブラシを使って、眉頭から眉尻へとかします。眉の毛流れを整えるだけで、骨格がきちんと出てくるんです」(早坂さん)
2:パウダーで眉の下から眉尻を描く
「使ったのはアンプリチュードのパウダー アイブロウ 02。3色のパレットなのですが、その真ん中と一番明るい色を取って手の甲で混ぜながら一度はらいます。最初に描くのは眉の下のライン。下のラインが描けたら、毛流れをなぞるようにして中を埋めます。下から上に眉毛を生やすように描くと、ナチュラルに決まりますよ。眉尻は少し濃い目の色を使い、毛流れをなぞるように描きます」(早坂さん)
3:リキッドで眉頭を描く
「ストレート眉にするときにキモになるのが、実は眉頭の上。眉の描き始めはボカす、という人がほとんどだと思うんですよ。今までここは描いてこなかったから抵抗がある人が多いと思うのですが、眉頭を描かないとアーチ眉になってしまうんです。スックのフレーミング アイブロウ リキッド ペンで、下から上に1本1本眉毛を生やすように描き足すと、自然に仕上がります」(早坂さん)
なるほど。でも眉頭を描くと、「いかにも描きました」という感じが出るし、海苔みたいになりそうで怖いですよね。
「きっと今、外出自粛でおうちにいる時間が多いと思うので、眉頭を描く練習をしてみてください。アイブロウマスカラをよく拭き取ってから、眉頭の上の毛を根元から持ち上げるようにして色をのせます。そうすると眉頭が濃くなりますよね。その時の自分の顔がどうなるかというのをじっくり見て、『ここのバランスが悪いから描き足してみよう』と試行錯誤してみてください。眉頭を描くだけでストレートの太眉が想像しやすくなり、作りやすくなります。メイクはトライ&エラー。私のこの描き方も、みなさんにとっては正解でないかもしれません。私のテクニックを参考にしていただき、自分でやっていきながら、自分なりの正解を見つけてみてください」(早坂さん)
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メイクアップアーティスト/ビューティディレクター
早坂香須子
W所属。元看護師という医学的知識と観点から、インナービューティー、オーガニックプロダクトコンサルタントなど多岐にわたり活躍。アロマやフィトテラピーにも精通し、その豊富な知識を活かした美容メソッドを提案している。著書に「YOU ARE SO BEAUTIFUL」(カエルム)、「100% BEAUTY NOTE 早坂香須子の美容A to Z」(KADOKAWA)がある。NEROLILA Botanica(ネロリラ ボタニカ)ブランドディレクターを務める。
▶︎公式ホームページ
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【Domani 6/7月号】表紙撮影/YUJI TAKEUCHI(BALLPARK)
トップ画像・アイキャッチ/Shutterstock.com 構成/斉藤裕子