紫外線が気になる季節到来!
いよいよ本格的に夏が到来し、紫外線が気になる季節に。今年は外出の回数が減り、いつもより日差しを浴びていないと感じている人も多いのでは?さらにマスクをする機会も多く、“マスク焼け” といった心配もありますよね。
ということで今回は、今こそ知りたい紫外線にまつわる注意点や、日焼け止めの塗り方のポイントをご紹介します!
紫外線には2種類ある?
まず知っておきたいのが、地上に届く紫外線には “UVA” と “UVB” の2種類あるということ。
“UVA” は、紫外線のうち大部分の95%以上を占めるもの。肌の奥深くの真皮にまで届き、長期的に浴びると肌の弾力低下、シワ、たるみといった皮膚の老化を促進します。
“UVB” は、量は比較的少ないものの肌に与える影響は大きく、赤く炎症を引き起こす原因に。くり返し浴びることで、シワやシミなどの皮膚老化につながります。
どちらも、夏に限らず一年を通して降り注いでいる点にも注意です。
春先に浴びた紫外線の影響は初夏に現れる
紫外線量は春先から増え始めますが、肌への影響が現れるのはおよそ2カ月遅れと言われています。つまり、春先に浴びた紫外線の影響はちょうど6〜7月頃に出始め、この頃の肌の色は暗くなる傾向に。
今年の春は外出の回数がいつもより減った人も多く、「去年に比べて肌が明るい」と感じる人もいるのでは。今年はそれほど日焼けをしなくて済む…?と思いきや、実は肌が明るいということはメラニンの量が少ない状態であるため、より紫外線の影響を受けやすくなってしまうことに。またグラフを見ると、この時期 “UVA”だけでなく“UVB”も大きく増加していることがわかります。
これからの季節、紫外線対策は念入りに行うのがおすすめです。
“うっかり日焼け”に注意!
きちんと紫外線対策をしているつもりが、思いがけないところが焼けてしまったという経験はありませんか?紫外線はあらゆる角度から降り注いでいるため、太陽に背を向けていたり日傘をさしていたとしても影響があります。「こんなところが焼けている!」とならないよう、顔だけでなく身体も日焼け止めは忘れずに。サングラスや帽子などを取り入れるのも◎です。
日差しの強い晴れの日に限らず、曇りや雨の日でも紫外線は降り注いでいます。さらに部屋の中であっても、紫外線は窓を通過して入ってくる可能性が。“うっかり日焼け”を避けたい場合は、天気や外出の有無に関わらず、いつものスキンケアの最後に日焼け止めを塗る習慣をつけるのがおすすめです。
“マスク焼け” を防ぐ日焼け止めの塗り方
マスクをつける機会が多い現在、気になるのが “マスク焼け“。マスクに覆われる部分も含めて、顔全体に均一に日焼け止めを塗ることが大切です。
ということで、日焼け止めをムラなく塗るためのポイントをご紹介します。
日焼け止めの塗り方
1:適量を手に取り、額・両頬・鼻・あごの5カ所にのせます。
2:両手を使い、顔全体にムラなくなじませます。
目・鼻・口のまわりなど細かな部分は、指先を使い丁寧に塗り、首筋までなじませます。フェースラインや耳、首の後ろなども忘れずに。
日焼け止めを塗るときのポイント
1:使用量をしっかり確認
日焼け止めは、適切な量を使用しないと十分な効果が得られません。パッケージに記載されている使用量を確認してから塗りましょう。
2:塗った後はしばらくなじませて
塗ってからすぐマスクやサングラスなどをつけると日焼け止めがとれてしまう場合があります。日焼け止めが肌になじむまで少し時間をおいてください。
3:こまめに塗り直す
紫外線防止効果を保つためには、汗をふいた後などはこまめに塗り直すことがポイントです。
4:擦れに強く落ちにくいタイプを
マスクの着け外しをすることが多い場合は、擦れに強く落ちにくいタイプの日焼け止めを使うのがおすすめです。
長時間マスクをしていたり外出機会が減ったりと、いつもと違うことも多い今年の夏。“うっかり焼け” や “マスク焼け” を避けるためにも、ぜひムラになりにくい日焼け止めの塗り方を試してみてくださいね。
情報提供:カネボウ化粧品
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