【目次】
もはや、まるっと服に助けてもらう時代ですから・・・♡
今ドキ、体を締め付けるような細身の服を着なければ、メリハリのあるボディラインをつくらなければ、スタイルよく、おしゃれなファッションを楽しむことはできないのでしょうか。
…答えはNO!
今、トレンドとされている着こなしは、オーバーサイズを中心にした、いわゆる抜け感コーデ!それは私たちが、おしゃれに対して、もっと〝楽で心地よくいられること〟を求めているからかもしれません。仕事も家事も育児も頑張っているんですもの。もっと自分を甘やかしつつ、おしゃれを楽しんでみませんか?
〝ゆる×ゆる〟で楽ちんに体を包み込む!
〝やわっとしたニットがゆるっと体をくるみ、とろんとしたスカートが腰からゆるりと落ちて広がる。体のどこも締め付けることがない、優しさにあふれた服を以前なら『メリハリがない』『だらしない』なんて感じていたかもしれません。でも今は、この気張らなさが何よりもおしゃれ。メリハリはシルエットではなく素材のレイヤードでつくればいい…それさえわかっていれば、体も心も気兼ねなく優しくいられるような気がしませんか?いいじゃない、シルエットにメリハリなんてなくたって〟
ニットとサテン、異なる質感のギャップがメリハリを生み出す
締めどころのないシルエットなのに、なぜかだらしなく見えない。それは、極端に違うふたつの素材の差が着こなしのアクセントになっているから。ふんわりとした質感のウールニットと肌をすべるなめらかな艶のスカート。シルエットではなく、テクスチャーの差異が「ゆるゆるコーデ」にリズムをもたらして。
ニット¥34,000(モールド〈チノ〉) スカート¥39,000(REKISAMI) イヤリング¥105,000(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉) リング¥27,982(アビステ) 靴¥86,000(ebure〈ペリーコ〉)
女らしさは〝ふわっ〟と揺れるワンピースで!
〝おめかしするときは、女らしいボディラインをタイトなドレスで着飾って…そう思ってきたけれど年を重ね、母になり、思う。ボディコンシャスな服なんて己の置かれた毎日では、安易には着られない。装いにドラマティックさを求めるならば、いっそ洋服そのものがもつパワーに頼ってしまえばいいのでは?そんな『パワー服代表』はすそがたっぷり翻るワンピース。頑張って出そうともがいていたボディラインは美しい揺れの中に封印してはどうでしょう。そうすれば、おしゃれの余裕から生まれる〝笑顔〟という最高のジュエリーに出合えるかもしれません〟
一枚で着映える!ドラマティックワンピこそワーママの強い味方
レース地を贅沢にたっぷり使ったAラインワンピースは、360度どこから見ても絵になる佇まい。これ一枚でサマになるから、時間のないワーママのおしゃれにうれしい。大きめトート、ごつめのショートブーツで重みを出すと、より今年らしさが増す。
ワンピース¥51,000(REKISAMI) ピアス¥28,000・リング[左手]¥35,000(UTS PR〈ルフェール〉) イヤーカフ[左耳]¥8,000(フォーティーン ショールーム〈イン ムード〉) リング[右手]¥42,000(アビステ) バッグ¥73,000(ロンハーマン〈ラドロー〉) 靴¥35,000(銀座ワシントン銀座本店〈ファビオ ルスコーニ ペル ワシントン〉)
着映えのカギは〝ぼわっ〟と大胆にふくらむそで!
〝上半身映えが気になるオンライン会議が普及したからか!?そでコンシャスなトップスはずっと流行っているけれど中途半端なふくらみのものではなくぼわっと大きすぎるくらいにふくらむものが気になる!『派手すぎるのはちょっと…』なんて思わずに一枚あれば着こなしが一気にサマになるシルエットを着てみればそのコーディネートのしやすさにきっと驚くはず。だって何をスタイリングの主役にすべきかが明確だから!ぼわっとそでは間違いなくワンツーコーデの救世主。そでの中には、忙しい日常を送るうちに忘れかけてしまうおしゃれのワクワクが詰まっているはず!〟
シックカラーでまとめ大胆デザインを大人の遊び心に変えて
そでのパフデザインを際立たせるため、ボトムはとことんシンプルに徹して。だけど手元のアクセサリーはあえて盛り気味に。腕全体の存在感がぐっと上昇。
シャツ¥29,000(ELE STOLYOF) パンツ¥25,000(アンタイトル エッセンシャルクルー) ピアス¥95,000 (ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉) ブレスレット¥20,000(goldie H.P.FRANCE〈MEDECINE DOUCE〉) リング[右手]¥60,000(AS_LABO) 〝フルオブグレイス〟のリング[左手/人さし指]¥4,100・〝ソコ〟のリング[左手/中指]¥11,640(ズットホリック)
〝ずるっ〟としたIラインでスタイルアップ!
〝トップスはボトムにインする、オーバーサイズのトップスには細身パンツを合わせる(逆も然り)。そんなスタイルよく見せる鉄板ワザから、そろそろ卒業。オーバーサイズのロングシャツとワイドパンツを分断せずにつくるボックス型のIラインは、想像以上に私たちのスタイルをよく見せてくれます。なぜなら腰まわりや太ももなどをすべてカバーした上でIラインをつくっているから。これまでの常識に囚われず気になる部分は無理に見せずに、隠してしまう。過去の着こなしに固執せず、開き直る!それがストレスフリーなおしゃれにつながります!〟
下へ下へ落ちるように、重心は低い位置に置くのが最旬バランス
ハリのあるシャツに合わせたのは、とろみのある微光沢パンツ。〝ゆる×ゆる〟のニット×スカートの装い同様、シルエットではなく素材でメリハリを出すのが新しいおしゃれバランスのセオリー。
シャツ¥26,000(ティッカ) パンツ¥34,000(THIRD MAGAZINE) ピアス¥12,000・バングル¥15,000・リング[左手/白]¥20,000・[左手/黒]¥23,000(SILVER SPOON) リング[右手]¥41,000(サアガラ ショールーム〈エース バイ モリザネ〉) 時計¥148,000 (オールージュ〈ミッシェル・エルブラン〉) バッグ¥32,000(ショールーム セッション〈MODERN WEAVING〉) 靴¥72,000(アマン〈ペリーコ〉)
潔い〝すとん〟がかっこよさをつれてくる!
〝上下ともゆるっとした服を着るのは抵抗が…。リラクシーな新しいおしゃれにチャレンジするのは少し勇気が必要かもしれません。それならばボクシートップス×ワイドパンツのセットアップから始めてはどうでしょう。選びのポイントは『すとん』。オーバーサイズ、太めのワイドシルエット…それだけ聞くと『だらしなく見えそう』と身構えてしまうけれど服の中で体が泳ぐゆるいサイジングであってもラインの中には直線的なシャープさが隠されているもの。それが最新のゆるシルエット服。計算しつくされた新たなおしゃれ、食わず嫌いはもったいない!〟
タートルをインに重ねてあえて抜けをつくらない、その〝重さ〟が逆に今っぽい
ワーママのワードローブに欠かせないセットアップこそ、新シルエットでしっかり更新。
シャツ¥23,000・パンツ¥19,000[共に9月下旬入荷予定](ドレステリア 新宿店〈ドレステリア〉) ニット¥33,000(エイトン青山〈エイトン〉) ピアス¥38,000・リング[中指]¥15,000(UTS PR〈ルフェール〉) 時計¥7,800(コモノ東京〈コモノ〉) バングル[太]¥37,000(フラッパーズ〈シンパシー オブ ソウル スタイル〉) バングル[細]¥24,500・リング[人さし指]¥27,000(サアガラ ショールーム〈エース バイ モリザネ〉) バッグ¥79,000(エストネーション〈ステー〉) 靴¥17,000(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム〈モリーニ〉)
Domani10/11月号 「〝もはや、まるっと服に助けてもらう時代ですから・・・♡〟」より
撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) スタイリスト/三好 彩 ヘア&メーク/森野友香子(Perle management)モデル/望月芹名(本誌専属) 構成/旧井菜月 再構成/WebDomani編集部
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