【目次】
・無香料の柔軟剤が支持される理由とは?
・無香料の柔軟剤の選び方
・肌にやさしい無香料柔軟剤のおすすめは?
・消臭効果のある無香料の柔軟剤は?
無香料の柔軟剤が支持される理由とは?
華やかな香りを長く楽しむ柔軟剤がある中、あえて「無香料」の柔軟剤を選択する人も。無香料の柔軟剤が好まれるのには、どのような理由があるのでしょうか?
無香料の柔軟剤が支持される理由について見ていきましょう。
人工的な香りが好きではない
「人工的な香りが苦手」という人は、柔軟剤も無香料を好む傾向があります。花や植物のような香りをイメージして作られていても、柔軟剤の香りは人工的に作られた合成香料が多いです。そのため「よい香りだ」と感じられず、不快感を覚える人もいるはず。
また、近年は香りのマナーも問われるようになってきました。「香害(こうがい)」「スメルハラスメント」なる言葉も登場しており、「人に不快感を与える恐れのある、人工的な香りの柔軟剤を避けたい」と考える人もいます。
後から付ける香水の邪魔にならない
お気に入りの香水がある人は、「柔軟剤の香りが邪魔をして、香水本来の香りを楽しみにくくなるのはイヤ」と考えることも多いです。
近年は、香りが強く長く香る柔軟剤が増えてきました。香水となじまず、香り同士がケンカしてしまうこともあります。日常的に香水をまとう習慣がある人は、無香料の柔軟剤の方が気兼ねなく好きな香水を楽しめるでしょう。
男性でも使いやすい
強い香りが苦手な人は男女関わらずいますが、特に男性の中には、柔軟剤が華やかに香るのを好まない人もよくいます。家族にそのようなタイプの男性がいるという理由で、無香料の柔軟剤を選ぶ人もいるようです。
「ユニセックスな香りを選ぶ」という選択肢もありますが、そもそも「香りが付いているのがイヤ」という場合は、どのような香りも受け付けられないもの。このような場合、男性でも抵抗感なく使える「無香料タイプ」が使いやすいと言えます。
赤ちゃんやペットのいる家庭にも
赤ちゃんやペットのために「柔軟剤は無香料」と決めている人もいます。一般的に、赤ちゃんの肌の厚さは大人の約半分といわれます。刺激に対してとても弱く、大人には何ともないものが肌の刺激となることがあります。
柔軟剤の場合、香料や防腐剤といった添加物から引き起こされる肌荒れが心配な場合も。「我が子にはなるべく添加物が少ないものを」と考える人は、無香料の柔軟剤を取り入れるのも1つの選択肢です。
一方、ペットは嗅覚が人間よりも優れています。強く香る柔軟剤が負担となるケースや、「香りがペットのストレスになった」というケースも少なくありません。大切なペットのために無香料の柔軟剤を選ぶ人も多いようです。
無香料の柔軟剤の選び方
香りの選択肢がない分、「無香料の柔軟剤はどれも同じ」と考えがちです。しかし、無香料の柔軟剤にもさまざまな種類があります。無香料の柔軟剤を選ぶときはどのようなポイントに注意すればよいのでしょうか?
無香料の柔軟剤の選び方を見ていきましょう。
肌触りのよさ
柔軟剤の役割の1つには、「洗濯物のゴワつきを抑える」ことがあります。無香料の柔軟剤を選ぶ場合でも、まずは柔軟剤を使ったときの「洗濯物の肌触りのよさ」について確認してみましょう。
また、柔軟剤は繊維同士の摩擦を少なくして、静電気を防止する効果もあります。洗濯物の肌あたりをよくしたいなら、静電気防止効果についてもチェックしましょう。
消臭効果があるかないか
無香料だからこそこだわりたいポイントの一つが、消臭効果です。華やかに香る柔軟剤なら、わずかな臭いは柔軟剤の香りでごまかせます。しかし、無香料の場合はイヤな臭いをダイレクトに感じてしまいがち。
消臭効果がない柔軟剤だと、イヤな臭いが気になる状態のまま1日過ごさなければならなくなる可能性も。無香料でもきちんと消臭効果があるかという点は、必ず見極めたいポイントです。
詰め替えのあるものはコスパよし
毎日使う柔軟剤だからこそ、やはりコスパは大切。柔軟剤がなくなるたびに新しいボトルを購入せずに済む「詰め替え用」の有無を確認しておきましょう。
また、1回あたりの使用量も柔軟剤によって異なります。内容量が多くコスパがいいかと思いきや、1回の使用量が多くすぐになくなってしまうなんてことも。無香料の柔軟剤のコスパについて徹底的にこだわるなら、「ボトル1本で何回くらい使えるか」「1回あたりのコストはいくらくらいなのか」まで計算してみるとよいでしょう。
肌にやさしい無香料柔軟剤のおすすめは?
無香料柔軟剤は、なるべく添加物が入っていないものを使いたいという人も多いでしょう。特に赤ちゃんのいる家庭ではなおさらです。ゴワゴワした洗濯物が赤ちゃんの肌に負担をかける恐れもあります。ここでは、肌に触れても安心な柔軟剤をご紹介します。
チュチュベビー 柔軟剤
敏感で繊細な赤ちゃんの肌のために作られた無香料の柔軟剤です。洗濯物を柔らかくする成分として配合されているのは、「天然物質キトサン」です。肌に優しい上、抗菌性・保水性にも優れています。
柔軟剤に配合された柔軟成分は、水に溶けません。繊維に付着すると水分も一緒に吸着し、繊維を柔らかく保ちます。繊維摩擦による静電気が抑えられ、ホコリも寄せ付けにくくなっています。
商品名:チュチュベビー 柔軟剤
ファーファ Free& 香りのない柔軟剤
愛らしいくまのキャラクターでおなじみの「ファーファ」からは、無香料の柔軟剤がラインアップされています。香料・着色料・抗菌剤・ノンシリコンと4つの無添加なので安心して使えます。
ノンシリコンでありながら柔らかさがあるのも見逃せないポイントです。同じ会社の製品と比較しても柔らかさがアップしたと評価されています。植物由来の柔軟成分を配合しており、赤ちゃんが使うタオルやガーゼ、肌着などがふんわり柔らかい仕上がりに。
また、気になる原料臭も検出されないレベルまで抑えていて、「香りをとことんまでゼロに」がコンセプトです。
商品名:ファーファ Free&(フリーアンド)香りのない柔軟剤
ダウニー ウルトラダウニー フリー&ジェントル
ダウニーというと、「香る柔軟剤の代表」というイメージを持つ人も多いのでは?しかし、「フリー&ジェントル」シリーズは、無香料です。「ダウニーの柔軟効果は好きだけれど、香りが強いな…」と使用をためらっていた人にもおすすめです。
衣類に優しい洗濯をしたい人のための柔軟剤で、ダウニーのコーティング作用により「シワ防止効果」「静電気防止効果」「色落ち防止効果」が期待できます。
商品名:ダウニー ウルトラダウニー フリー&ジェントル
ヤシノミ 柔軟剤
「ヤシノミシリーズ」の柔軟剤は肌への負担となりそうな香料はもちろん、着色料、抗菌剤、シリコンなども配合されていません。全ての人に皮膚刺激がおきないというわけではありませんが、皮膚刺激テスト・残留刺激テストもクリアしているため、小さな子どもがいる家庭でも使いやすいでしょう。
柔軟剤にはヤシノミ由来の2種類の柔軟成分を配合し、「高い吸水性」「ふんわり滑らか仕上げ」にこだわっています。
また、環境への配慮がなされているのもヤシノミシリーズならではのメリットです。洗濯した後の排水は全て微生物によって分解されます。エコな暮らしを目指す人にとっては、この柔軟剤が有力な選択肢となりそうです。
商品名:ヤシノミ 柔軟剤
消臭効果のある無香料の柔軟剤は?
汗などの不快な臭いを残したくない場合は、消臭効果の高い無香料柔軟剤がおすすめです。香りで臭いをごまかせないからこそ、消臭効果についてはしっかりチェックしておきましょう。
消臭効果のあるおすすめの無香料柔軟剤をご紹介します。
ハミングLINNE(リンネ)さらり /ふわり
おなじみの柔軟剤・ハミングからは、プレミアム仕上げの柔軟剤が登場しています。どちらも無香料・抗菌・防臭仕様で、イヤな臭いが繊維に残りにくいのが特徴です。
「ハミングLINNE(リンネ)さらり」は吸水性が高く、洗濯物がさらっとしたほどよい肌触りになります。この柔軟剤で洗ったタオルで体を拭けば、高い吸水力を実感できるはずです。
ハミングLINNE(リンネ)には「さらり」の他、「ふわり」という製品もあります。「ふわり」は弾むようなふわふわとした仕上がりになります。好みの使用感に合わせて、仕上がりのタイプを選びましょう。
商品名:ハミングLINNE(リンネ)さらり
カネヨ石鹸 無添加柔軟剤
香料・着色料無添加で、植物から生まれた柔軟剤です。抗菌仕様で、部屋干しをしてもイヤな臭いが付きにくくなります。梅雨時や、部屋干しの多い家庭でも使いやすいはずです。
この柔軟剤を作っている「カネヨ石鹸」は、トイレタリー分野や化粧品分野で家庭用および業務用製品を展開している会社です。パッケージは非常にシンプルですが、柔軟剤は日本の老舗メーカーならではの安心感があります。
商品名:カネヨ石鹸 無添加柔軟剤
純 無香料柔軟剤
天然由来成分を配合した自然派の柔軟剤で、衣類の臭いも抑えます。部屋干しのときのイヤな臭いを軽減したいときにおすすめです。
柔軟成分として植物由来成分が配合されているほか、消臭成分として「トレハロース」、保湿成分として「グリセリン」も配合されています。
同じくエコで自然派の洗濯洗剤「善玉バイオ 浄」と好相性なので、併せて使ってみてはいかがでしょうか。
商品名:純 無香料柔軟剤
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