スタイリングが超楽ちん。ストレートタッチのシンプルボブは働くママにイチオシ!
スタイリングを頑張りすぎないヘアスタイルが主流になっている今、ナチュラルでスリークな印象のボブなら即おしゃれ見え。少しの時間も無駄にできないワーママにとって、スタイリング時間が短いのは何よりもうれしいこと。前髪のないボブなら落ち着いた知的さが感じられ、お仕事シーンにもマッチ。人気サロン発のおすすめスタイルはこちらです!
【毛先にニュアンスをON。ほんのりレイヤーのシャープなボブ】
毛先の外ハネ+束感でこなれたニュアンスを加えたスタイル。ボブにレイヤーを入れ、あごラインにくびれを作ることでフェイスラインをシャープに見せてくれる効果が。かっちりしすぎず抜けた印象なので、ファッションのテイストを選ばず何にでも合わせやすく、マルチなシーンで大活躍! おすすめのポイントは、なんと言ってもスタイリングが楽なところ。巻くのが苦手な場合、パーマをかけてしまえば、朝にスタイリング剤をつけるだけで“ちゃんとやっている感”のあるヘアができちゃいます。
カット
あごラインより少し長めで、やや前下がりにカットして動きを出しやすくする。顔周りから表面に、リップラインからレイヤーを入れる。スカスカになりすぎないように、控えめに入れるのがコツ。
カラー
地毛に近い暗髪アッシュ。落ち着いた色味だけど、光に当たると透明感が出て柔らかさが感じられる。
パーマ
基本はノンパーマ。直毛の場合、毛先にワンカールパーマをかけておくとスタイリングがグンと楽になる。
スタイリング
アイロンで巻く時は、毛先は外ハネ、表面は内巻きに。スタイリングオイルを2プッシュ手に広げ、中間から毛先になじませる。
似合う顔型や髪質
※ふくらみやすい髪質の場合、レイヤーの位置を低くすると対応できる。
◆スタイルを担当したのは
BEAUTRIUM
青山店 ヘア&メイクアップ スタイリスト 高橋澄絵さん
【短くても顔型カバー可能なメリハリショートボブ】
襟足が涼しさを感じるショートボブは、蒸し暑い梅雨の時期にぴったり。前髪を作らず長くしているため、気になるフェイスラインをカバーしつつクールな印象に。襟足を短く切り込んでいるので後頭部の丸みが際立ち、メリハリのあるシルエットになります。カットで形を作っておくと、スタイリングは手ぐしだけでキマるのがうれしい。忙しい朝でもバッチリ時短に。
カット
フロントはワンレングスにし、鼻ラインあたりに設定。前下がりのラインにして、襟足は短くカット。グラデーションで整える。
カラー
やや明るめのアッシュベージュでカラー。もっと落ち着いた雰囲気にしたい場合は、暗めのトーンでオーダーを。
スタイリング
ドライ後、オイルを手によくなじませて手ぐしを通すように整えるだけ。襟足はボリュームを抑えたいので、押さえるようにつければOK。
似合う顔型や髪質
※クセ毛の人は縮毛矯正や自然なストレートパーマをしておくとスタイリングが簡単に!
◆スタイルを担当したのは
MINX
銀座店 トップデザイナー 根岸啓太さん
【縦ラインを意識したシルエットで凛としたオーラをまとわせて】
あえて丸みを出さずに縦のラインを強調したストレートボブは、クールな魅力たっぷり。長く残したフロントの髪で、顔の横幅や気になるエラをカバーして小顔に見せてくれます。髪が広がらずタイトなため、頭がコンパクトに見えるのもうれしい。結べる長さを残しているので、サイドに少し後れ毛を残しつつざっくりとひとつ結びにしてもいい感じ。
カット
あごラインのワンレングスボブ。内側にグラデーションを入れて、襟足のおさまりがよくなるように調整。
カラー
明るめのオリーブグレージュ。スモーキーな寒色は、初夏にぴったり。
スタイリング
ストレートアイロンで表面を軽く整えてから、少量のオイルを全体にもみ込むようにつけて束感を出す。髪が細い人や少ない場合は、オイルではなくシアバターを使うと髪がペタンとなりにくい。
似合う顔型や髪質
◆スタイルを担当したのは
lora.garden
スタイリスト 井上珠実さん
表作成/近常奈央 構成/斉藤裕子