子供部屋の収納で我が家が実践していることを紹介します!
いよいよ6月。早いもので今年も半分まできてしまいましたね。すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私のお腹には現在第二子がいます!ようやく7か月が経ちました。予定日は8月ですが、残りのマタニティライフをエンジョイしたいなと思っています。
さて、この連載では私の趣味であるインテリアについてお話しさせていただいていますが、前回、前々回では我が家の子供部屋の家具・雑貨、デスクまわりのインテリアについてご紹介しました。
子供部屋のインテリア、特に女の子の部屋はかわいい雑貨がたくさんあるので、子供と一緒に選んでいるうちにいつの間にかママの方が夢中になってしまうこともありますよね♡ 私が紹介してきた中には見た目がかわいいものも実用的なものもたくさんご紹介しているので、よかったら前の記事もご覧ください! さて、数回に分けてお届けしている子供部屋シリーズは今回がラスト。最後は収納についてお話しします。
子供部屋は物で溢れかえっていて困っている、というママの声をよく耳にしますが、みなさんのご家庭はどうですか? 例えば、学校関連の本やプリント、文房具類、おもちゃ、子供服など…。気がつくと収納しきれずに床に積み重なっている光景はあるあるかもしれませんね。できれば、きちんと収納して、子供たちにはすっきりした部屋で過ごしてもらいたいというのが親の願い。そこで我が家のケースをご紹介します!
休日に子供とプリント整理→ひとりでも整理する習慣が身に付く!
教科書や参考書、プリント関連は引き出しの一番下にまとめて収納しています。ここに入りきらないものは潔く「さようなら」が基本です。週末など、娘と「これはいる?いらない?」と声がけしながら一緒に整理しています。いるものはファイリングして引き出しへ収納。平日は整理する時間を割けないご家庭もあると思うので、休日に親子で時間を見つけて整理する習慣をつけるのがおすすめです。親子で整理していくうちに子供自身もそれが身についていくので、徐々にママがいなくてもひとりで整理ができるようになるはずです。我が家がそうでした! 早いうちから「整える力」を身につけさせる、よいきっかけになると思います。
子供が学校で作った作品「捨てる?」「捨てない?」
▲ 〝イケア〟のボックスには幼稚園や小学校で制作したものを入れていますが、夏休みの絵日記や作品集、アルバムなど必要最低限のものだけを入れています。
片付けでいちばん悩むのが子供の作った作品を「とっておく」か「捨てる」かではないでしょうか? 編集部の方にも質問されましたが、私は「潔く捨てる」と答えました(笑)。もちろん捨てるときは子供にひとつずつ確認をとっていますが、残しておくにはスペースも限られているのでどの道すべての作品を残しておくことはできませんよね…。「合理的ですね」と編集部の方に言われましたが(笑)、娘が「いる」といったものだけを残しておき、それらはまとめて〝イケア〟のボックスに収納しています。あとはブランドアイテムが入っていた箱もおすすめです。
小学校で描いた絵やプリント類はこの箱のサイズがちょうどよくてぴったり収まりました。ピンクは部屋のカラーにマッチする色なので、それもこの箱に決めた理由のひとつです。
箱に入っているものは娘と「いる・いらない」会議をして残った精鋭たち(笑)。制作物も「なるべく溜めない」が基本スタンスです。
ボックスはクローゼットの上にふたつ並べて置いています。
子供がひとりでコーディネートしやすいよう服の収納はとことん「見やすく」!
▲ 掛けるクローゼットには通学用の服の他、ワンピースも入っています。スカートハンガー以外はピンクのハンガーに統一。
私の服好きが影響して娘もたくさん服をもっています。娘が着たい服を自ら選びやすいよう、着る頻度の高い通学用の服はシワにならないようクローゼットに掛けて収納し、その他のアイテムは畳んで収納。
トップスやボトムスなど、引き出しからひと目でわかるようジャンルごとに分けて収納するようにしています。
パジャマや水着類は取っ手付きの〝イケア〟の収納ケースに入れ、クローゼットの下の空いたスペースを利用して収納しています。ちなみに同じケースが脱衣所にも置いてありますが、そこには下着を入れています。
ベッドの下を利用しておもちゃは外から「見えない」収納に
お人形やままごとグッズなどはかわいい空き箱などに入れ、ベッドの下の引き出しに収納しなるべく外から見えないようにしています。
すべてアイテムごとに場所を決めて収納することで子供たち自ら片付けがしやすくなる、そんな環境にしてあげることが子供部屋の収納において大切なことなのかもしれません。
断捨離は基本中の基本。でもゴミはなるべく増やさない!
これは子供部屋に限らないことですが、やっぱり収納上手になるためのポイントは定期的に断捨離せよ!ではないでしょうか。部屋にある「余計なもの」「必要のないもの」「使わないもの」を見つけてはまめに手離すことが大事。とはいえ、やたらとゴミを増やすというのとは違い、例えば、お洋服や靴などサイズアウトしたものは友人の子供にあげたりしながら、断捨離しつつもゴミを増やさないように気をつけています。
おまけです。私のちょっと懐かしい失敗談(笑)
今回この企画の取材を受けながら思い出したことが。私は小さいころから毎週のように家具の位置を変えてみたり、インテリアのシールを貼ったり、布を貼ったりと、とにかく部屋の模様替えをするのが大好きな子供でした。そんな私がすごく記憶に残っているのが、中学生のころ、ボタニカル柄にハマっていた時期のこと。バナナリーフ柄やハイビスカス柄の布を部屋のいたるところに貼っていたことがあったのですが、部屋にいるだけで目がチカチカし、今思うととんでもなく落ち着かない部屋だったなあと、しみじみと思い返しています(笑)。娘もこれから同じ道をたどることになるのかしら? 今からちょっとワクワクしています。
黒木ナツミ
モデルとして活躍する傍ら、高いファッションセンスを活かしアパレルブランド〝Vicente〟のディレクターも務める。最近は知人のインテリア会社〝MAYS〟のSNSを担当したり、オーダーメイド家具のデザインを手がけるなど活動の幅を広げている。一児のママ。Instagramアカウントは@natsumi0086