Twitterで大人気のこばとも先生が教えてくれる”おくすり朝ごはん”
臨床医として診察をする傍ら、アンチエイジングの研究も行っている皮膚科医の”こばとも先生”こと小林智子さん。Twitterのフォロワー数は4万人を超え、『フォローするだけ美容』と大人気です。そんな小林さんは職業柄、いつまでも若々しくいたい、綺麗な肌になりたいといった相談をよく受けると言います。
では、小林さんが美しい肌を作るのに一番重要だと考えるものを聞いてみたところ…化粧品よりも『インナーケア』。中でもポイントは『朝食』とのこと!「朝ごはんに気を使うようになってから、肌の調子が良くなったと強く実感する」と熱く語ってくれました。
そうなんです。体内時計がリセットされて体のリズムが整ったり、自律神経が整うことでメンタルも安定したり、老化の原因の一つとされる糖化リスクを抑えるなど、小林さんが言うように朝食はまさに『食べる美容液』! 美肌や健康に数々のメリットを与えてくれる存在とあって、お肌が何回角を曲がったのか数えたくない私たちほど(涙)、朝食をしっかり摂るべきなのです!
今回は小林さん秘蔵のレシピが掲載された著書『おくすり朝ごはん – 皮膚科医が肌荒れしたら食べる -』より、目の下のクマでお悩みの方におすすめしたいヨーグルトのレシピと、クマ改善のポイントをご紹介します! これなら忙しい朝でも簡単に作って食べることが出来ますよ♡
ひとつかみのナッツで、青グマにさようなら
『ナッツ&ドライフルーツヨーグルト』
青グマを食事面から改善に導くポイントは、「ビタミンE」と「鉄分」を一緒に摂ること。ビタミンEは、抗酸化作用があり、血液を滞らせる老廃物の過酸化脂質を抑えて血流を促進します。アーモンドやヘーゼルナッツなどナッツ類に含まれます。鉄分は、血液のヘモグロビンとなって体の隅々まで酸素を届けます。干しぶどう、ドライいちじく、ドライデーツなどに豊富です。ヨーグルトに、ミックスナッツとドライフルーツを入れて食べると、ビタミンEと鉄分が一緒に摂れて便利。間食にも最適です。
アーモンドは、ビタミンEのほかにタンパク質や食物繊維が豊富。ヘーゼルナッツは、カリウムや鉄などのミネラルに加え、ビタミンB群のパントテン酸や葉酸を含む美肌の味方です。ピーナッツは、カリウムやビタミンE、ナイアシン、食物繊維など様々な栄養素が含まれます。カシューナッツは、マグネシウムや亜鉛、鉄などのミネラルの補給に最適。このようにナッツ類は、ミネラルやタンパク質、体にいい脂質、食物繊維などを含む栄養価の高い食品です。美肌や健康のために積極的に摂りましょう。
茶グマが気になる方は、悪化の防止やケアをサポートする意味でも、ぜひ肌代謝を促すビタミンAや、ビタミンC・Eのような抗酸化成分を摂りましょう。
難しい目の下のクマ対策がナッツとヨーグルトを混ぜるだけで出来ちゃうのは嬉しいですね! 今回ご紹介したページのほかにも、様々な肌荒れの原因や対策・朝食レシピなど、小林さんによる読み応え抜群の美容知識と可愛いイラスト満載がの一冊『おくすり朝ごはん – 皮膚科医が肌荒れしたら食べる -』。読むだけで大人の女子力ゲージが上がること間違いなしです♡
(小林智子 著/ワニブックス刊)
朝ごはんを変えるだけ!「潤う朝食」こそ、肌荒れ女子の救世主!
難しいことは知らなくていいから、これを食べておけばOK。どんな貴族価格のスキンケアも、「食べて補う」ケアにはかなわない!そんな「食べる美容知識」をギュッと集めた1冊。
著者
小林智子
皮膚科専門医。医学博士。2010年日本医科大学医学部卒業後、名古屋大学皮膚科入局。同大学大学院博士課程修了。同志社大学アンチエイジングセンターにて糖化と肌についての研究を行う。また、食事と健康に関してレシピや情報などを医学的な立場から発信するブランド「ドクターレシピ」を監修。プライベートでは2児の母でありながら肌のコンプレックスで悩む女性たちに、美容に関する正しい知識を身につけて美しい肌を手に入れてもらうため、日々活動する。 Twitter:@kobatomo_1