インドネシア料理にイタリアン、和食、メキシカン…e.t.c
15か所のレストランの豊富なメニューで飽き知らず♪
「アヤナ リゾート & スパ バリ」と「リンバ ジンバラン バリ by アヤナ」、このふたつのリゾート内には17か所のレストラン、カフェ、バーがあり、それぞれが個性的。なので、滞在中、食事に飽きてしまうことは絶対なさそう。それどころか、いろいろ食べてみたい食いしん坊は、かなりお腹いっぱいになってしまうので、要注意です(笑)。まず、最初にご紹介するのは、リンバ ジンバラン バリ by アヤナにある「トゥゲ」。こちらでは、ビュッフェの朝食のほか、世界各国の家庭料理を楽しむことができます。ビュッフェでは、ホームメイドベーカリーが楽しめるほか、好みの焼き方で調理してくれる卵料理、その場でつくってくれる麺類、インドネシア料理や和食、中華などなど多彩な料理が並びます。ココナッツの上部に切り込みを入れて、そのまま飲めるフレッシュココナッツジュースや、珍しい南国フルーツは特におすすめ! 爽やかに1日をスタートできます。
ランチは、360度の美しい景色を楽しみながら食事ができる、リンバにある「ユニーク ルーフトップバー&レストラン」でメキシカンはいかが? ビーフ、チキン、えびから選択できるファヒータやナチョス、トスターダなどを、爽やかなフローズンレモンミントやモヒートと一緒にいただいたら、暑い日差しも気持ちよく過ごせそう♪ プールサイドもあるので、泳ぎながらカクテルを楽しむのも素敵な感じ♡
午後は、リンバ内の「オーキッド」でインドネシア風アフタヌーンティーを楽しんでみない? その名の通り、蘭の花に囲まれたテラスは、目の前に稲穂が揺れ、ウブドの棚田風の田園風景が広がります。風景を楽しみながら待っていると、スタッフが運んできてくれたのが、アジアン風の3段重ねのプレート。見た瞬間、思わず女子の間で歓声が(笑)。いちばん上に乗っている、サンドイッチなどの軽食は、バリ風のスパイスが効いており、真ん中の段にはバリケーキセレクションが…。こちらには、パンダンという香りのよい植物を混ぜてつくったクレープにココナッツフレークやパームシュガーをくるんだ“ダダール グルン”、噛んだ瞬間にシロップが飛び出す団子状のお菓子“クロポン”などなど4種類のお菓子が並びます。下段にはスコーンとクッキーで、こちらは洋風のお味。インドネシアのお菓子は、お米を使用したものが多く、暑いので保存が利くように加熱してあるものがほとんどなんだそう。プールで泳ぎ疲れたら、木陰で心地よい風を受けながら、冷たいアイスティーと一緒にアフタヌーンティーを楽しむのがおすすめデス♪
リゾート滞在中、ぜひ訪れてほしいのが「ロックバー」。アヤナのそびえたつ崖下、インド洋からわずか14メートル海上の天然岩の上に広がる、バリでももっとも素晴らしいサンセットスポットであると同時に最高のナイトスポットとしても注目を浴びているバーなんです。実は、こちらのロックバー、ヴィラ・スイート・ウェディングで滞在中のお客さま限定でモーニングも楽しめるんです。メニューは、インドネシア、ヘルシー、メキシカン、地中海風、海南風チキン粥から選択でき、トロピカルジュースまたはフレッシュココナッツジュース、ホームメイドペストリーが楽しめます。まるで海の上で頂いているかのような朝食は、なんとも爽やか♪
そして、夕暮れから夜にかけてカクテルやチキンポップコーン、タイ風海老春巻きを楽しんだら、夜は19時からディナーメニューも堪能できます。まるで降ってきそうな星空の下、波の音を聞きながら食事をするのはなんともロマンティック♡ ぜひ、大切な人と過ごしてほしい素敵な時間です。
4月にリニューアルオープンしたばかりの「ダヴァ」は、以前はフュージョン料理がテーマでしたが、グリル料理のレストランへと生まれ変わりました。池に浮かぶ蓮の花をイメージしたシックなレストランは、ちゃんとドレスアップして出かけたい! 今回は、セットディナーで、ホワイトアスパラガスグリルの前菜、メインはサーモンかステーキのグリル、そしてデザートでした。ちなみにこちらのデザート、メレンゲでできたボウルの中から、ココナツアイスとマンゴーソルベが…。海外だと味付けが合わないときがありますが、リゾート内のレストランは、どちらもとても繊細な味付けに感心。それぞれのレストランで、たとえばインド料理はインド人シェフが、ギリシャ料理はギリシャ人シェフが監修しているので、現地に近い味が出せるんだそう。このこだわりには脱帽です。
どのレストランも非常に美味なんですが、バリに来たからには、やはり1度は食べたいインドネシア料理。ということで、やってきたのがアヤナ内にある「パディ」。茅葺屋根つくりの開放的なパビリオンのレストランでは、インドネシア料理、インド料理、タイ料理が堪能できます。インドネシア料理といえば、やっぱり串焼きの「サテ」に、野菜や厚揚げなどの温野菜サラダにピーナッツソースをかけた「ガドガド」は絶対食べたいところ。それにバリの人たちに人気の食材だというアヒルにターメリックなどのスパイスを塗って揚げた「ナシ ベベッ」をオーダーしてみました。インドネシアはやはり暑いところなので、辛い料理がいろいろあったり、デザートは極端に甘い…といった傾向が見られるよう。辛いもの好きには、天国のようなところです(笑)。そして、インド料理から「バターナン」と「大海老とカレー風味のかぼちゃとカシューナッツ」を…。お腹いっぱいになりながら、バリの夜は更けていくのでした。しかし、これだけいろいろご紹介しても、レストランをすべて網羅できてないというのが、アヤナ リゾート & スパ バリのすごいところ。読者のみなさまにはぜひ、長期滞在して、さまざまなグルメを堪能してみてください♪
構成/ADVOX 取材・文/森井真弓 撮影/土屋嘉久