ふくらはぎを伸ばすエクササイズでめぐりをアップ! むくみを流してすらりと細く
むくみを解消するために、みなさんはどんなことをされますか? 一般的には、ふくらはぎのマッサージをする人が多いと思いますが、骨盤矯正パーソナルトレーナー Naokoさんに伺うともっと楽で効率的な方法があるそうで、それが「ふくらはぎを伸ばすエクササイズ」なんです。伸ばすことでふくらはぎの筋肉が使われるようになり、血液やリンパが流れやすくなってむくみを解消できます。しかも、Naokoさん流エクササイズなら適度な筋肉もつくのでヒール靴でキレイに歩ける脚にもなれるとか! 気になるエクササイズ法をさっそくご紹介します。
ふくらはぎを伸ばすエクササイズ1【三角立ち】
足を前後に大きく開いて立つことで、ふくらはぎの筋肉を刺激。おしりを締めながら後ろ足のかかとを浮かせることでふくらはぎがしっかり伸び、血行がアップします。
STEP1. 足を前後に大きく開いて立つ
まっすぐに立ち、右足を前、左足を後ろへ引いて大きく開脚します。ひざを伸ばし、左右のかかとが一直線上になるようにします。両手をおしりにあて、おしりをキュッと締めます。
STEP2. 左足のかかとを高く浮かせる
おしりにキュッと力を入れて締めたまま、左足のかかとを床から浮かせます。かかとを浮かせたとき、おしりや上半身が前方に動かないように注意。かかとだけを浮かせることでふくらはぎがしっかり伸びます。かかとを浮かせた状態で1分キープしたら、足の前後を変えて反対側も同様に行います。
ふくらはぎを伸ばすエクササイズ2【足首曲げ伸ばし】
仰向けで開脚した状態で足首を前後に曲げ伸ばしすると、ふくらはぎをしっかり伸ばすことができます。股関節が開きながら行うので下半身に流れる血流がさらにアップ!
STEP.1 仰向けで寝て、脚を左右に開脚する
仰向けで寝て、両手は肩の高さでひじを曲げて手を上に向けます。両足を上げ、左右に大きく開きます。ひざが曲がらないように注意。腰は床につけたままで反らないようにします。
STEP2. 足首を曲げ伸ばしする
開脚したまま足首だけをゆっくり前後に動かして曲げ伸ばしをします。呼吸を止めないように気をつけ、5〜8回曲げ伸ばしします。足首をしっかり動かすことが、ふくらはぎを刺激するコツです。
ふくらはぎを伸ばすエクササイズは、無理のない範囲であれば1日何回でも、毎日でも行ってOKです。続けることでむくみと無縁の脚になれます。
撮影/古家佑実(SORANE) ヘア&メイク/佐伯エミー 構成/片山幸代
骨盤矯正パーソナルトレーナー
Naokoさん
整体トレーニングサロン「NaokoBodyworks」代表。20代の頃より、肥満をはじめ、肩こり、腰痛など多くの不調に悩まされ、ボディメンテナンスの分野に興味を持つようになる。出産後、体づくりを本格的に勉強し、ヨガ、ピラティス、解剖学、整体、エステ手技などを学び、独自のメソッドを開発。自身も14kgの減量に成功し、不調知らずの体を手に入れる。現在は、12,000人以上の女性たちにボディメイクやメンタルケアを行うほか、メディアでもエクササイズを発信。近著に「下半身ぽっこり解消ダイエット」(宝島社)、「体が硬くでもラクにできる! 1分おしり筋をのばすだけで劇的くびれ・美脚!-動画サービス付き」(学研プラス)がある。https://s-d-m.jp/talents/nakamura-naoko/