眉にも血色感! 色をプラスするだけで親しみやすい顔に
部下や後輩を指導する立場になると、叱ったり注意したりすることも増えてきまし、いつもニコニコ顔で接するというわけにもいきません。そうすると、段々と部下や後輩から距離を置かれたり、相談されにくくなるということも…。そんな時はまず、見た目印象を柔らかくしてみては? 会話するときや話しかけるときに一番に目が向くのは「目元」ですが、特に眉の色で話しかけにくいオーラを出している場合があります。大人眉の定番でもある「暗めの茶眉」はハンサムに見える一方で、「怖そう」「冷たそう」と思われることもあり、きびきびと働いたり仕事に集中している時は後者の印象が増しがちに。そこでおすすめは、眉に血色カラーをプラスすること。血色カラーを加えると、いつもの眉に柔らかさや温もり感が出て、好感を持たれやすくなります。
眉色が違うだけでこんなにも印象が変わる!
【△暗めの茶眉】
キリッとハンサムだけど、近寄りがたい雰囲気が…。
【◎血色カラーの眉】
目元が柔らかく明るくなって親しみやすい印象に。
ワンピース¥30,800(ビームス公式オンランショップ〈ア ピューピル×デミルクス ビームス〉) イヤリング(スタイリスト私物)
血色カラー眉の作り方を解説
STEP_1 いつもの眉メイクに血色カラーをブラシでのせる
ペンシルやリキッド、パウダーなどでいつも通りに眉を描いたら、その上から血色カラーをのせます。赤みのあるパウダーを平たく薄いブラシで毛を描き足すようにつけると赤みが強く出すぎず、若い世代の赤眉のようなカジュアルな仕上がりにもなりません。
赤みのあるパウダーをブラシにとり、眉毛を1本1本描くようにして色をのせます。眉毛が密集している眉の中間あたりから描き始め、毛流れに沿って眉尻まで描きます。その後、眉頭にも赤みをプラス。
血色カラー眉におすすめの赤みパウダー
使うのはアイシャドウやマルチカラーでOKで、パールなどが入ってないマットタイプがおすすめです。自分の眉やアイメイクと調和しやすい色を選びましょう。
▲(左・モデル使用色)ブラウンみのあるレッドは、血色感を醸しながらも落ち着きのあるかっこいい印象をキープ。しっとり質感のパウダーでなじみやすいのも魅力です。RMK インフィニット シングル アイズ 14 ¥2,750
(右)やさしい雰囲気を際立たせたいときはまろやかなピンクベージュを。少しくすみ感のある発色としっとり質感のパウダーで甘くなりすぎず、品のある柔らか眉に仕上がります。エトヴォス ミネラルマルチパウダー トープピンク ¥2,530
STEP_2 眉マスカラでキリッと感を演出
パウダーで血色感をつけた後は、眉マスカラを使って毛流れを際立たせると上司らしいキリッとした顔に仕上がります。この時使うのはダークブラウンの眉マスカラで、地肌にのせた赤みカラーを程よくトーンダウンし、眉の立体感をアップさせる効果も。
眉マスカラのつき過ぎを防ぐためにも、必ずティッシュオフしてから眉毛に塗布します。特に肝心なのは眉頭で、ブラシを真上に向けて動かして眉毛をしっかり立たせます。眉頭以外は毛流れにそって軽く整えます。
●この特集に使用した商品の価格はすべて、総額(税込)価格です。
撮影/向山裕信(vale./人物)、黒石あみ(静物) ヘア&メイク/佐伯エミー スタイリスト/柿原陽子 モデル/吉田明世 構成/片山幸代