「子供の頃はやんちゃな子だった」と話すユウトさんの子供時代
――日本に帰ってきたら必ず買う物はありますか
古着は買うようにしていますね。今回も時間があったので古着を見ました。服やアクセサリーは必ず日本で買って着回してますね。韓国ではあまり買い物をしないんです。だから日本に帰ってきたら行くようにしています。
――お気に入りのお店があるんですか?
あります! これも日本に来るときの楽しみのひとつだったりします。
――下北沢あたりも古着屋さんが多いですよね
そうですよね!
――下北沢、再開発が進んですごくきれいになったんですよ
そうなんですか? 自分、(長野県出身で)東京のことをよくわかってないから変わっていることにも気づけないかもしれません(笑)。でも、東京のことをよく知らないからこそ、街を新鮮に楽しめることもポイントだったりするんです。下北もぜひ行きたいです。
写真をすべて見る――毎日のルーティーンはありますか?
ギターを弾くんですが、押さえる指の位置をiPadで表示して忘れないようにしています。
(編集部が理解できていない様子を察したユウトさん)
ってギターやらない人だと何言ってるんだ?ってなりますよね。指板の音を覚えるためのツールなんです。
――なるほど! ギターでどんな曲を作りたいですか?
ギターサウンドベースのヒップホップの曲を作れたらいいなと思っています。
――小さい頃はどんな子でしたか?
すごい活発な、どこにでも行っちゃうような子でした。家より外で遊んでいる子で、転んで頭を何度縫ったことか。結構やんちゃでしたね。気になったことにはチャレンジするようにしていたかもしれません。小学校にあがる前から野球をやっていたので、体力もあって、勉強よりは運動が好きな子供でした。でも、友達とケンカしたこともなく、割と和気あいあいとした普通の子だったんじゃないかな。K-POPに憧れを抱き始めたのが小6の頃です。
――当時だとK-POPが好きになる年齢としては早かったのでは?
早かったと思います。あまりK-POPというものが同じ年齢の子たちに知れ渡っていなかったと思うし、K-POPや韓国カルチャー好きが珍しい時代でした。
――初めて聞いた聴いたK-POPの曲は?
ミュージックビデオがたくさん流れるようなチャンネルを観ていたので、誰のどの曲というよりは流れてくる曲を全部聴いていました。「この曲を歌っているのは誰だ?」と調べたりしながら、当時人気のアーティストさんの曲は全部チェックしていたかもしれません。当時はYouTubeも今ほど画質が良くなかったですが、ミラーバージョンで振り付けを自分なりに真似してみたりもしていましたね。
――甥っ子さんを溺愛されているユウトさんですが。最近の甥っ子さんとのエピソードを教えてください
1歳の甥っ子が言葉を理解するようになってきたんです。甥っ子に自分のうちわを持ってきて『ゆうちゃんどこ?』と聞くと、『これ』って言うようになって…(とてもうれしそうなユウトさん)。あ、自分「ゆうちゃん」って呼ばれてるんですけど、PENTAGONのうちわを持って『ゆうちゃん、ゆうちゃん』ってやってくれて、(満面の笑みで)本当にたまらないです! 甥っ子の映像はスマホに全部入ってます。
――ライブの映像でも甥っ子さんの話をされてましたね
そうなんですよ。入れさせてもらいました(笑)。
――あの瞬間は会場がほっこりしていました!
そうなんですね。良かった。甥っ子ができたことによって、ちょっと世界が変わったんです。一時期、どう頑張っていたのかわからない時期もあったんですが、最近は甥っ子に恥ずかしい姿を見せられないと思って、少しでもカッコよくいたいと思うようになりました。
――甥っ子さんからしたら自慢の叔父さんだと思います
いやぁ、まだわかってないと思いますがでも頑張りたいです。子供の成長は早いですもんね。
――ちょっと会わない間にすぐ大きくなっていますもんね
そうなんですよ! (本当に残念そうに)それがもったいないなぁと思って。ずっと会っていたいんですけど、頻繁には会えないですね…。
――夢に向かって頑張っている時に、ご両親から言われて印象的だったことはありますか
両親とはできるだけ毎日ビデオ通話するようにしているんですけど、たまに「疲れた」とか弱音を吐くと、母が絶対に「ファンの子が応援してくれているから頑張りなさい」という言葉をかけてくれるんです。それが力になっていますね。
あと、練習生の時におじいちゃんが亡くなったんですが、韓国にいたので会えないままお別れになってしまいました。おじいちゃんは自分の韓国行きをずっと反対していたんです。入院しているときも「韓国には行くな」「ちゃんと働いて、普通に暮らしなさい」と言っていました。でも亡くなる前、身体も動かない状態だったおじいちゃんが「ユウト頑張って」と手紙をくれたんです。今でもその手紙をたまに読み返して頑張るようにしています。
――毎日頑張る働くママ世代のファンの方々に一言お願いします
姉がお母さんになり、その姿見てやっぱりお母さん方はすごいなと思います。1日2~3時間しか眠れず、ご飯を作ったり、お世話をしたり、遊んだり…。母に対してもすべてが本当に尊敬の念に変わりました。思春期とかは反抗したりしていましたけど、それを後悔するぐらい母は偉大な人だなって今は思っています。
きっと世のお母さん方は子育てがすごく大変で、自分の時間がないぐらいバタバタした日々を送っていらっしゃると思うんです。でも、自分も大人になった今、感謝をするようになったからこそ、お子さんが20代30代になったときに絶対に恩返ししてくれると思います。日々、僕が応援しています!と、伝えたいです。頑張って下さい!
――最後に、日本のUNIVERSEの皆さんにメッセージを!
UNIVERSEはライブに参加できなくて本当に申し訳なかったので、どこかでライブができたらと思っています。そして入隊中のフイさんがもう少しでグループに戻ってきます! よりパワーアップしたPENTAGONを、早く日本でお見せ出来るように頑張っていきたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします!
取材MEMO
「よろしくお願いします!」と笑顔でスタジオ入りされたユウトさん。モニターをチェックしながらポージングや表情について「大丈夫ですか?」と確認してくださったり、準備しておいたお水を見て「お水いただいていいですか」と聞いてくださったり、撮影後に「ここで写真撮ってもいいですか?」とわざわざ聞いてくださるなど、随所で細やかな気配りがあふれていました。取材終了後には「次はぜひ全員で!」と笑顔をのぞかせたユウトさんでした。
NEWS
11月13日(日) 午後8:00〜からホームドラマチャンネルで「PENTAGON 2022 LIVE IN JAPAN ~Feelin’ Like~」のオンエアが決定。
PENTAGON YUTO(ユウト)
1998年1月23日生まれ。長野県出身。2016年、韓国で放送されたリアリティー番組「PENTAGON MAKER」を経てデビュー。インスタグラム @yuto_dachi
JAPAN 5th Mini Album『Feelin’ Like』
2022年1月に韓国でリリースしたヒット曲「Feelin’ Like」と「Sparkling Night」の日本語バージョンに加え、ジンホ書き下ろしの「Mr. Wolf」、キノ書き下ろしの「Don’t」の日本オリジナル曲2曲も収録。Type-AにはPHOTO歌詞ブックレット(16P)とボイスコンテンツがダウンロードできるエムカード、Type-BにはPHOTO歌詞ブックレット(32P)が付属。
撮影/杉江拓哉