思うようにできない自分にイラつくこともあるけれど、おいしいものと時間が解決してくれます
前回はタカラヅカ時代のことやお芝居のことなどをうかがい、「演じること」に深く向き合う姿勢を教えてくれた飛龍つかささん。言葉を選びながらも明快に答えてくださる姿は、ファン側にいる私が勝手に思い描いていた「飛龍つかさ」さんそのもので、とても軽やかで心地よいほどでした。
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そんな飛龍さんをもっと知りたい!ということで、今回はプライベートなことをメインにお届けします。
写真をもっと見る飛龍さんはとても明るく、元気な印象があります。どんな子供だったのですか?
飛龍さん(以下敬称略):小さい頃からこんな感じです。通信簿に「明るく積極的な子」といつも書かれていました。ひとりっ子なのですが、そう見えないと言われることが多いのは、母がひとりっ子っぽくならないようにと育ててくれたからかもしれません。
いつもニコニコしている飛龍さんですが、イラッとすることはありますか?
飛龍:自分にイラッとする事はたくさんあります。すごく些細なことでいうと、例えば携帯電話の電波が悪かったり、電車の乗り換えにギリギリ間に合わなかったり。なんでだー!と自分にイライラしちゃいます。
ネガティブなところもいっぱいあるんですよ。どん底まで落ち込んで、一度最悪の状況まで考えます。すると時間の経過とともに「さすがにそこまではいかないよな」という考え方ができるようになって、メンタルが回復してきます。あと、落ち込む時ってだいたいお腹が空いている時だったりするので、おいしいごはんをいただいて機嫌を直します(笑)。
おいしいごはんは大事ですよね。なにがお好きですか?
写真をもっと見る飛龍:なんでも好きです、和食も中華も洋食も。ハンバーグ、ピザ、パスタ…とにかく子供舌なんですよね。わさびが食べられないところも。ブラックコーヒーも飲めなかったり。