【目次】
濡れ感を艶っぽいアクセントに
ウエッティポニー
流行のウエット系の中でも、ジェルで濡れたような質感に仕立てたルーズなポニーテールが女っぽい。だらしなく見せないポイントは、多めに出したおくれ毛を細い束にまとめること。大人の色っぽニュアンスがのぞく。
HOW TO ウエッティポニー
【STEP1】顔周りを中心におくれ毛をつくる
あらかじめ、こめかみ、もみあげ、耳の後ろなどに少しだけおくれ毛を残してから、ひとつに結ぶ。束感を出すときに使うスタイリング剤を、ワックスでなくジェルにすると濡れたような束感に仕上がる。 指先にほんの少し取り、おくれ毛をつまむようにしながらなじませていく。
【STEP2】毛先にばさっとした質感をつくる
結んだ毛束も、濡れ感やボリュームを加えるとバランスよく仕上がる。ジェルのついた指先で、毛先に向かって上から下へしごくようにしてなじませて。つまむ毛束の量をまちまちにして、あえて無造作な束感をつくるようにするとおしゃれ。
耳周りのおくれ毛でひとつ結び
ウエットポニーをちょこっとアレンジ
結んでから表面を引き出す、 定番のひとつ結びにおくれ毛をプラス。耳の前後にあしらえば、ほんのりと色っぽさをもたらしてくれます。 疲れて見えると敬遠されがちなおくれ毛がフェミニンなアクセントに。
HOW TO アレンジウエットポニー
ジェルを全体になじませたら、サイドの髪をアイロンでゆるく巻く。次に、後れ毛以外の髪を少し高めの位置で結う。結ぶ毛束は左手で押さえつつ、耳の前と後ろに1 ~2束ずつ引き出せば、センシュアルな後れ毛ポニーの完成。
うなじ出しに抵抗があるならハーフアップ!
ウエット×おだんごハーフアップ
オールアップは気恥ずかしい…。それなら、うなじに毛を残せるハーフアップでおしゃれ見えできるひと工夫を。ただハーフアップで結ぶのではなく、まとめた部分におだんごをあしらえば、うなじはカバーしつつも洗練された印象が手に入る。
HOW TO おだんごハーフアップ
首元に少しだけ毛を残し、 耳下から上の髪をまとめる。おだんごをつくったら毛先を結んだ根元にぐるっと巻きつけ 、一部のみを根元のゴムに挟んでいく。残りの毛束は下ろした毛となじませたら完成!
いつものスタイルをセンシュアルにしてくれるウエットな質感。ジェルワックスを手にとって、アレンジのバリーエションを広げてみて。
Domani7月号 バックシャン服×ゆるまとめ髪でほの色香より
撮影/須藤敬一(人物)、森崎一寿美(静物) スタイリスト/坂野陽子(f-me) ヘア&メーク/河嶋 希(io) モデル/加納奈々美、里海 構成/山梨智子(本誌)
Domani8月号 別冊付録「ひとつ結び」見本帖より
本誌撮影時スタッフ 当瀬真衣(TRIVAL/人物)、金野圭介(静物) ヘア&メーク/河嶋 希(io) スタイリスト/城長さくら(kind) モデル/葛岡 碧 構成/たんろ・山梨智子(本誌)