【ゴムだけで簡単】お団子ヘアのつくり方
セミロング・ロングヘアに!飾りゴムのゆるっとお団子
見えても様になるようにパールの飾りつきゴムを使用。実は、毛束でゴムを隠す必要がないのでお団子にしたときもふんわり感をキープしやすくなるんです。
[事前にしておきたいこと]
毛束の立体感を出すため、髪全体にヘアバームをしっかり揉み込むのがおすすめです。手のひら全体に7〜8mmのパール大程度(ロングヘアの場合)のヘアバームを広げてなじませたら、髪全体(表面だけでなく、内側や毛先まで)しっかりなじませます。束感が出やすいうえ、キープ力もあがります。
また、毛先だけ太めのヘアアイロンでゆるく巻いておくとお団子にしたときに毛先がクルッとカールしておしゃれに仕上がります。
How to
1. ヘアバームをつけた髪全体を手ぐしでザッとひとつにまとめ、耳の高さでゴムで結びます。ゴムで結ぶ最後は毛束を全て通し切らず、輪っか状にします(このとき、毛先はゴムの斜め左上に向くように) 。輪っかが大きすぎずとバランスが悪く見えるので、ゴルフボール大程度の大きさにするのがちょうどいいです。
2. 毛先5cm程度の位置で片手でつかみ、毛束を2〜3回転くらいねじったらお団子に巻きつけます。巻きつけるときは後頭部に沿わせるようにするのがくずれにくくなるコツです。
3. 2で毛束をゴムの左下まで巻きつけたらゴムを1本引き伸ばし、ゴムとゴムの間に毛先を入れて固定します。毛先が下に向くように調整したら完成です。そのままでもOKですし、ルーズ感がもう少し欲しい場合は、ループ部分や後頭部の髪から細く毛束を引き出してくずしても。前髪やもみあげ、襟足の後毛はバームをつけた指先で束っぽくするとこなれ感がアップします。
完成!
【セミロング・ロングヘア】お仕事・お呼ばれにおすすめのお団子ヘア
セレモニーや和装にも似合う、きっちりお団子
ヘアアイロンで巻く必要なし! ねじるだけで簡単な大人好みの上品華やかお団子に。低めのお団子で、かつ“崩し”を加えないタイトなベースなので、きちんとしたシーンにふさわしい上品さがありますし、編み込み風のニュアンスと高さのあるトップで華やかな雰囲気も演出できます。
How to
1. 耳上で分けとったサイドの髪を後ろでゴムで結びハーフアップをつくります。ハーフアップ以外の髪をダッカールなどでまとめると、くるりんぱがしやすくなります。
ハーフアップの毛束(赤枠部分)をつかみ、くるりんぱをします。
ゴムの上から後頭部との間に毛束を通して、くるりんぱにします。
2. 青枠部分の髪(下ろした髪の左半分程度。ハーフアップの毛束は除く)を時計回りできつめに、髪の中間くらいの長さまでねじります。
ねじった髪をハーフアップのゴムと後頭部の間に入れ、ハーフアップにひっかけるような形にします。
ねじった髪をハーフアップに入れた状態。
3. 次にねじるのは、黄枠の部分(下ろした髪の右半分。ハーフアップの毛束は除く)
黄枠部分の毛束を肩の前に出し、時計回りで中間くらいまできつめにねじり、手で固定しておきます。
4. ここでねじるのは緑枠の部分(ステップ3でねじった以外の髪)
(ステップ3でねじった髪を片手で固定したまま)緑枠部分の髪を時計回りにきつめにねじります。緑枠部分を髪の中間までねじったら、ステップ3(黄枠部分)でねじったとねじり合わせて1本の毛束にします。「2本の毛束それぞれを時計回りにねじり、1本にねじりあわせる」を毛先近くまで行います。
5. 毛先までねじりあわせたら細めの黒ゴムで結びます。このとき、結んだ毛先を通し切らずに輪っか状にするのがポイントで、こうするとお団子にしたときに毛がパラパラと散らずに見た目がキレイになります。
6. 毛束のゴム部分を持ち、襟足から頭の左側を通ってハーフアップの中心にぐるっと巻きつけます。最後に輪っか部分をハーフアップの内側に差し込みます。
7. 輪っかを差し込んだ部分は真横に向けて、お団子の左下は真上に向けてそれぞれピンを差して固定します。不安定な部分がほかにもあれば、ピンで固定します。最後に、頭頂部から毛束を細く上に引き出して高さを出します。
完成!
きちんと感アレンジの低めお団子
くるりんぱをちょっと応用するだけで簡単にできる〝ギブソンタック〟。おしゃれなこなれ感が出るので、お呼ばれやハレの日にも大活躍してくれるアレンジです。最初にランダムに巻いておきましょう。
How to
1. 前髪を8:2の横分けにする。前髪を横分けにすると、よりクラシカルな印象になる。分けるときは、分け目がぱっくりと見えないよう、あえてざっくりと分けるといい。
2. 襟足部分だけを結ばず残し、他はサイドにゆるみを持たせながら下位置で結んでハーフアップ風に。ゴムは、目立ちにくいシリコンゴムを使うのがおすすめ。
3. 結び目の上を割いて隙間を開け、結んだ毛束を表側からその隙間に通して下へ引き抜き、くるりんぱにする。
4. くるりんぱの毛束と、残しておいた襟足の髪をそれぞれ左右ふたつに分け、1から順にくるりんぱした部分に巻きつけ、ピンで留める。
5. 地の毛に届くよう横向きに深くピンを差し入れ、地の毛をすくいながらUターンさせるようにピンの向きを変えてグッと押し込む。毛束がほどけてこないよう、何か所か留めて。毛束を入れ込んだ部分を手で押さえ、後頭部の表面の髪を少しずつ部分的に引き出して、くずし感をプラスしたら完成!
くるりんぱ部分に毛束を巻きつけるように通すため、意外とくずれにくいというメリットも。
【ヘアアクセや小物使い】即効おしゃれに映える簡単お団子ヘア
クリップ×無造作お団子
くしゅっとした無造作お団子の根元にミニバンスクリップを2個づけして、抜け感のあるおしゃれヘアに。ピョンピョンと飛び出す毛先をまとめてくれる役割を持つ一石二鳥のアイテム。
How to
1. 髪全体を頭の高い位置で集め、ゴムを使ってお団子をつくる。
2. トップやサイド、お団子の毛束をつまんで無造作に引き出し、ラフ感をプラスする。
3. ミニバンズクリップをお団子にふたつつけ、後ろ姿をおしゃれに飾ったら完成。
カチューシャ×低めお団子
ベースは鎖骨まであるミディアムレングス。前髪も後れ毛もパラパラと落ちにくく、おしゃれな雰囲気も演出できます。コテやヘアピンを使わないので、寝坊した朝や集中したいときにも便利。
How to
1. 髪のまとまりをよくするためオイルを全体になじませた後、ゴム1本で輪っか状のお団子をつくる。お団子は耳下あたりの位置にすることで大人っぽい印象になります。
2. コンパクトなシルエットのまとめ髪のためカチューシャをプラス。カチューシャは前髪の生え際に沿うようにやや斜めにつけるのがポイント。