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切りっぱなしボブとは
毛先のぱつっとしたカットラインに、ラフな雰囲気のあるボブスタイルのこと。重さが残っているのも特徴。ウエット感のあるスタイリング剤で仕上げることで、ぐっとあか抜けることができる人気のある髪型。
簡単なスタイリングでこなれ感が出る
切りっぱなしボブは丸みのあるボブとは違い、ストレートアイロンだけで簡単にオシャレ見えするスタイルが完成します。5分ほどで完成するため、忙しい朝、ヘアスタイルにかける時間は少しでも短縮したい!というかたにもおすすめ。
後ろから見るとこんな感じ。朝起きて、ストレートアイロンで髪を全体的に伸ばし、外ハネになるようにスタイリング。オイルで仕上げることによって、ツヤ感もさらに増します。切りっぱなしボブは、カジュアルな印象もありますが、服を選ばないのでワーママの皆さんにはとてもオススメ!
大人が素敵に似合わせるポイント【3つ】
パツンとしたラインが際立つ「切りっぱなしボブ」。直線をつなげたようなスクエアなフォルムは、かわいいというより辛口、コンサバというよりモード。個性がのぞき、それだけでおしゃれに見えるスタイルでもはや定番化している印象ですが、大人になるとちょっとハードルが高く感じることも。
いつものファッションを合わせても浮くことなく、モードすぎることもなく、カジュアル感もちょうどいい。大人でもなじみやすい切りっぱなしの極意はこの3つ!
【1】程よい丸みがある
フォルムや毛先に丸みをつけることで、頭の形にちょうどよくなじむ。フェミニンな甘さがエッセンス的に加わり、辛口になりすぎない。
【2】おでこをチラ見せする
前髪に隙間を作って肌をチラッと見せると、軽やかな抜け感が演出できる。
【3】少し明るめの髪色を選ぶ
直線ラインのボブは強く見えるため、ブラック系は避け、明るめの髪色でマイルドに中和する。落ち着いた色味にする場合は、透明感のあるカラーをセレクトするのが正解。
「ボブ」というカテゴリーは変えずとも、ディテールを少し変化させるで印象はかなり変わるはず。マンネリになりがちなスタイルなので、ぜひアップデートしてみては?
【前髪あり】切りっぱなしボブのおすすめスタイル
- 透明感と清潔さが手に入るミニボブ
- 髪の広がりを抑えるストレートボブ
- ウザバングの外ハネボブ
- ほんのり外ハネのニュアンスボブ
- 野暮ったさのないおしゃれボブ
- 軽めショートバングのあか抜けボブ
- ほんのりレイヤーのニュアンスボブ
透明感と清潔さが手に入るミニボブ
短めでも女性らしい髪型にしたい! という方にぴったりのミニボブをご紹介。キリッとした印象でフォーマルスタイルにも映えるヘアなので、子どもの卒園式・卒業式を控えるワーママにもおすすめ。
カット
あごの付け根ラインに合わせて切りそろえたコンパクトなミニボブ。肩と平行にラインを作り、内側の毛量を多めに設定してカット。柔らかくつながるサイドバングで、ナチュラルな大人っぽい雰囲気も演出。顔型や首の長さに合わせ、スッキリ見えるよう調整すれば小顔効果も抜群。
スタイリング
髪のクセをとり、ツヤをだすためにストレートアイロンを通す。オイルを2プッシュとり、毛先を中心によくなじませて。ふんわり感をキープするために、根元にはスタイリング剤をつけないこと。
似合う顔型や髪質
髪の広がりを抑えるストレートボブ
スタイリングも簡単でクールなおしゃれ感もあるストレートボブ。
カット
あごラインより少し長めのワンレングスにカット。全体に厚みを残すことで、広がりにくいデザインなのもうれしいポイント。前髪は目にかからない長さのワイドバングで、サイドバングにかけてラウンドするようにつなげているため、柔らかい印象になっています。目の上、ギリギリラインの前髪は目力アップ効果も!
スタイリング
ストレートアイロンを通すのみでまとまる時短ヘアですが、髪質に合わせてヘアオイルをつけるのがおすすめ。髪が細い人は軽め、広がりやすい人はやや重めのオイルを中間から毛先に馴染ませて。膨らみやすい人は内側にもしっかりつけるといいですよ!
《スタイリングのコツ》
ストレートアイロンの温度は140℃に設定する。髪の中間から毛先にかけて、内側に入れ過ぎず、まっすぐ下ろすようにアイロンを通します。前髪はほんの少しだけふわっと内に入れるイメージでアイロンを通しましょう。スタイリング剤はなくてもOKですが、ツヤを出すために仕上げにオイルをつけても◎。
似合う顔型や髪質
ウザバングの外ハネボブ
世代を問わず人気の外ハネボブと、目にかかる長さで少し“ウザい”と感じる長さのウザバングがポイントのボブスタイル。
カット
ウザバングはシースルーで軽めに仕上げるのが必須。重めのバングでは、ただただ伸ばしっぱなしのだらしない印象を与えてしまうので要注意です。
スタイリング
32mmのカールアイロンで毛先を外ハネにする。乳液タイプのスタイリング剤を馴染ませ、自然なツヤ感を出します。
似合う顔型や髪質
ほんのり外ハネのニュアンスボブ
カットラインがはっきりしていると芯のある意思を感じられるため、自分をきちんと持っている大人の魅力を際立ててくれます。全体的に長さがあるため、合う質感や顔の形を選ばないオールマイティさも人気の理由。
カット
あご下で平行にパツンとカットする。サイドはリップライン付近に段差がつくようなカットを施し、前髪は薄め&長めにする。
スタイリング
カールアイロンを使い、全体の毛先はほのかな外ハネにする。前髪とサイドの段差は、毛先が少し曲がるくらいにクセづけ。100円玉代大のオイルを手にのばし、髪の内側からつけて全体にまんべんなくなじませる。前髪や顔周りは指でつまみながら束を作り、最後に粗歯のコームでとかして整える。
似合う顔型や髪質
野暮ったさのないおしゃれボブ
肩にぎりぎりつく長さの、ぱつんとしたカットラインがおしゃれなミディアムボブ。肩先で自然にハネるから、「髪は切りたくないけど野暮ったはなくしたい」「クセが気になる」という人はぜひお試しを。さらにぴったりなのは面長の人。このくらいの長さにすることでバランスがよく見えて、顔型が気にならなくなります。結ぶこともできるけれど、ストレート+オイルでカジュアルモードな雰囲気にしてみたり、時間がある時はアイロンで波ウエーブにしてみたりと、幅広く楽しめるスタイルです。
カット
全体は鎖骨くらいの長さにカット。前髪は眉下でシースルーにする。髪が多い場合は、すきすぎない程度に毛量調節を。
スタイリング
ストレートアイロンを全体にサッと熱を通しつつ、毛先をほんの少しだけ外巻きにしてゆるやかな曲線を作る。前髪は、真ん中・右・左と3ブロックに分けて、アイロンを軽くスルーさせて。オイルを2プッシュ手に取り、しっかり広げてから手ぐしで全体になじませる。束感を意識して、足りない時だけ少しずつ足していく。
似合う顔型や髪質
軽めショートバングのあか抜けボブ
大人にはちょっとハードルが高い印象のショートバングですが、薄く作って束感に仕上げると程よくなじみます。肩上の長さで首元や耳周りの肌がチラッと見えるから、大人らしい色っぽさも。
カット
全体は、後ろから見た時に首がチラ見えする程度の、肩につかないくらいでカット。前髪は真ん中部分は薄めにして眉上、両端は頬骨にかかるように徐々に長くする。トップに薄くレイヤーを入れ、丸みを出す。
スタイリング
ストレートアイロンか28mm程度のカールアイロンを使い、毛先をほのかな外ハネにする。あくまでもストレートを意識しつつ、ハネを作りすぎないように注意を。オイルを根元近くから毛先まで薄くなじませ、コームでとかして全体になじませながら整える。もみあげや前髪は、内側からきちんとつけると束感が長続きする。
似合う顔型や髪質
ほんのりレイヤーのニュアンスボブ
あえてあいまいに耳掛けしてニュアンスを演出。全体の毛先は軽く外ハネにすることで明るい雰囲気に。仕上げにオイルでセミウェットな質感にすることで大人の女性らしさも手に入ります。
カット
肩上ラインで毛先をパツッと切り揃える。表面にほんのりレイヤーを入れることで、髪に自然な動きがうまれて大人っぽく見えます。顔まわりを後ろに流してラフに。
スタイリング
髪にクセがある人はストレートアイロンでクセを伸ばし、毛先を軽く外ハネに。オイルを10円玉大の量をとり、手のひらに伸ばしてから髪の内側からなじませる。手に残ったオイルで毛先や顔まわりの毛束を整えて、軽く耳掛けして完成です。
似合う顔型や髪質
【前髪なし】切りっぱなしボブのおすすめスタイル
ざっくりセンターパートがゆるっと色っぽいこなれボブ
今っぽいセンターパートは、カットでしっかり毛流れを作っているためアイロンで巻きすぎなくてもいい感じになるのが特徴。前髪を厚くしていないので、センターパートでざっくりとかき上げても軽やかな束っぽさができ、それが顔にかかって大人っぽくおしゃれなムードを作れます。
カット
全体のスタイルは顎下でパツッとカット。前髪は鼻ラインに設定し、なじむように顔周りにつなげてひし形シルエットを作りやすくする。
スタイリング
ストレートアイロンで毛先は外ハネ、前髪は軽く内巻きワンカールに。ざっくりとほぐしてからかき上げるようにし、オイルかバームで濡れ感をプラス。
似合う顔型や髪質
程よい重さとライン感がポイントのこなれボブ
「朝は家事や自分と子どもの身支度で本当に時間がない」「髪型が決まらなくて時間ギリギリになる」etc…。スタイリングが楽な髪型にして朝に余裕を持ちたいという人におすすめの時短で決まる切りっぱなしボブ。
カット
程よい重さがあるからまとまりやすく、さらに毛先にライン感があるのでスタイリング剤でウェットな質感にしたり、ストレートアイロンで軽くワンカールさせたりするだけで、簡単にこなれた雰囲気が演出できます。自然に沿うようなカットラインでくびれをつくることで、大人のこなれ感もばっちり。
スタイリング
前髪の根元を軽く濡らしてから手ぐしで毛束を左右に動かしながらブローする。毛先全体をストレートアイロンで外側にワンカール巻いておく。『mm(ミリ) クリームバター』をパール1粒分とり、全体によくなじませるだけ。巻き髪が苦手な方にも簡単!
似合う顔型や髪質
クールな魅力たっぷりのワンレングスボブ
あえて丸みを出さずに縦のラインを強調したストレートボブは、クールな魅力たっぷり。長く残したフロントの髪で、顔の横幅や気になるエラをカバーして小顔に見せてくれます。髪が広がらずタイトなため、頭がコンパクトに見えるのもうれしい。結べる長さを残しているので、サイドに少し後れ毛を残しつつざっくりとひとつ結びにしてもいい感じ。
カット
あごラインのワンレングスボブ。内側にグラデーションを入れて、襟足のおさまりがよくなるように調整。
スタイリング
ストレートアイロンで表面を軽く整えてから、少量のオイルを全体にもみ込むようにつけて束感を出す。髪が細い人や少ない場合は、オイルではなくシアバターを使うと髪がペタンとなりにくい。
似合う顔型や髪質