かきあげ風が大人っぽい前下がりボブ
テクニック不要で決まるタイトボブ。さまざまなレングスで楽しめますが、どんな方にも似合いやすくて扱いやすいスタイルです。
カット
あご下4cmの長さで前下がりになるようにカットして、直線的なラインでスタイリッシュに。程よく重量感がありまとまりやすくなっています。おでこが隠れていると甘くなりやすいため、ナチュラルなかきあげ風前髪で洗練された大人の雰囲気を。このとき分け目をふんわりと作ることで老け見え防止もできます。
スタイリング
ストレートアイロンで毛先全体を外ハネになるようにワンカールさせる。このとき温度設定は低温にして、ハネすぎないナチュラルなカールをつくるのがコツ。軽やかな動きをつけることで今っぽくおしゃれに決まります。オイルを500円玉大をとり、まんべんなくなじませる。真ん中から少しずらして前髪を分けたら、多い方の前髪を後ろに流してかきあげ風に。片側だけ耳かけしてフェイスラインをだすことも顔を明るくきれいに見せるポイント。
似合う顔型や髪質
【黒髪・暗髪】切りっぱなしボブのおすすめスタイル
- 地毛に近い暗髪の切りっぱなしボブ
- スモーキーアッシュのほんのり内巻きスリークボブ
- ブルーベリーカラーのシンプルなツヤボブ
- オイルでツヤっと仕上げる黒髪ボブ
- 柔らかいフォギーベージュのほんのり外ハネボブ
地毛に近い暗髪の切りっぱなしボブ
シンプルな切りっぱなしのストレートボブ。
カット
前髪は束感を出してシースルーにすれば、切りっぱなしのカットラインでも重く見えない。髪に手をかける時間がとれない忙しいワーママにおすすめ。
カラー
セレモニーシーンにも対応できる、地毛に近い暗さでオーダー。育児優先でカラーに行く時間がなく、プリン状態を避けたい人にも。
スタイリング
髪全体をヘアウォーターで濡らしたあと、ワックスやオイルをなじませて質感を足す工程のみ。これだけでちゃんとやってる感が出て◎ 。
似合う髪質
スモーキーアッシュのほんのり内巻きスリークボブ
あえて毛先に自然な丸みを出して大人でも似合う落ち着いた雰囲気に。顔側が短くなっている前上がりでカットしているので、ストレートボブでもシャープになりすぎることなく、柔らかさを残しています。顔周りにレイヤーを入れているため重さが軽減され、こなれた印象をプラス。耳かけをするとピタッとタイトなフォルムになり、かっちりとした雰囲気に。
カット
全体は肩よりやや上の位置でプツッとなるようにワンレングスにし、顔周りは前上がりになるように毛束を引き出してカット。前髪は眉ラインで直線的に作る。
カラー
地毛のようでありながら、光が当たると透明感たっぷりのスモーキーアッシュに。地毛よりまろやかな印象。
スタイリング
ストレートアイロンで自然な丸みになるように整え、前髪はおでこに沿う程度の内巻きに。全体にオイルを手ぐしでなじませ、前髪は毛先のみにつけてコームで整えて。
似合う顔型や髪質
ブルーベリーカラーのシンプルなツヤボブ
シンプルなスタイルですが、どことなく品のよさと色気が感じられる洗練された肩上ボブ。片サイドを耳にかけること、肩と毛先に隙間のある長さにすることで抜け感を出しています。洗練された知的さがのぞき、オフィスでも映えるスタイルです。
カット
肩上ラインでやや前下がりにカット。ぱつっとしたラインを意識して。前髪は、透け感と毛束感が出るように目の上でカットします。
カラー
落ち着いたトーンのブルーベリーカラー。髪にツヤが出て、顔色が明るく見える暖色系をセレクト。
スタイリング
全体にストレートアイロンを通して毛流れを真っ直ぐに整えます。仕上げに、オイルを薄くなじませればOK。
似合う顔型や髪質
オイルでツヤっと仕上げる黒髪ボブ
スタイリングが楽ちんで、テクニックなしで決まるボブスタイル。ツヤが出るタイプのスタイリング剤でツルンとした質感に仕上げるのが旬。保湿効果の高いヘアオイルを使用すれば、広がりやすい髪もきれいにまとまりやすくなります。
カット
あごラインで切り揃えたワンレンボブ。顔まわりは後ろに流して動きをだすことで抜け感も手に入ります。
スタイリング
オイルをワンプッシュとり、手のひらに伸ばしてから全体になじませてツヤを仕込む。前髪は6:4で分け、量が多い方の根元を立ち上げるようにして後ろに流して。クセやうねりが気になる人は、ストレートアイロンを全体に通し、軽く内巻きにしてからスタイリング剤をつけましょう。
似合う顔型や髪質
柔らかいフォギーベージュのほんのり外ハネボブ
ぱつっとしたトレンドの切りっぱなしラインのボブにシースルーバングを合わせると、軽さが出て柔らかい印象に。髪全体にレイヤーが入っているため浮遊感が加わり、カジュアル感が漂います。前髪や表面など、スタイリング時に束感を意識すると、立体感が出ておしゃれ度がグンとアップ。
カット
全体はあご下で切りっぱなしにして、表面に軽くレイヤーを入れる。レイヤーを入れすぎるとスカスカになってしまうため、ハチ上に少しだけ入れること。前髪は目の下で薄く作る。サイドバングは顔に沿うように斜めにカットして、フェイスラインをカバー。
カラー
ツヤと柔らかさの出るフォギーベージュをチョイス。落ち着いたトーンで入れる。
スタイリング
アイロンで、毛先は外ハネ、表面のレイヤー部分は内巻きにする。少量のクリームバターのスタイリング剤をしっかりと手に広げ、髪の中間から毛先の内側からなじませて。最後に前髪をつまむようにして束感を出す。全体はひし形シルエットをイメージすると作りやすい。
似合う顔型や髪質
切りっぱなしボブのおすすめヘアアレンジ
カチューシャを使ったオールバックアレンジ
コーディネートのアクセントに、あると便利なのがヘアアクセサリー。つけるだけで今っぽく仕上がるカチューシャは働くママにもおすすめです。
前髪の根元は少したゆませて立体感をだすことも疲れて見えるのを防ぐカギ。カチューシャをつけた後、うぶ毛にヘアマスカラでニュアンスをつけるのがポイント。
ポニーフックで簡単まとめ髪
ポニーフックとは、結び目部分に差し込んで使用する髪飾りのこと。つけるだけでヘアスタイルを格上げしてくれます。
結び目部分に、ポニーフックの先端を差し込み固定するだけで完成です。コツを掴めば10秒程度でつけることができます。シンプルなポニーフックは上品な印象にしてくれそう。
スカートをはく時などにはリボンのポニーフックもおすすめです。甘すぎず落ち着いたカラーは、フェミニンなスタイルにぴったり。
遊び心のあるデザインでおしゃれ見え。ヘアアレンジが苦手でも、ひとつ付けるだけで印象が変化するので不器用さんでも簡単にヘアアレンジに挑戦できそう。
【オールバック】を加えると凛々しい印象に
前髪を後ろにすっきりと流してスマートにきめるアレンジ。すっきりタイトにするのは顔まわりに絞り、後ろの髪はあえてラフに下ろします。
ヘアバームを手のひらになじませ、ざっくりとオールバックにする
前髪からトップの髪は、あらかじめ水で濡らしてからドライヤーをあて、寝癖を整えておきます。ヘアバームを手のひら全体にのばし、前髪から手ぐしを入れてそのまま後ろへ。後頭部も手のひらで軽くなでつけるようにして毛先まで手ぐしを通します。
最後に指先にヘアバームをつけます。前髪からひと筋の毛束をとり、指先でねじりながら後ろへ流します。全体のバランスを見ながら左右それぞれ2〜4つの毛束をとって立体感を加えます。
切りっぱなしボブにおすすめの【スタイリング剤】
ホーユー|ナイン マルチスタイリングオイル リッチ
▲100ml ¥3,080
しっかりとしたウエット感を表現しながら、指通りのよい仕上がり。植物オイル特有の油臭さが少ないスタイリングオイル。ウエットな質感と、程よくナチュラルな束感を叶えます。髪を毛先までしっとり保湿し、パサつき、乾燥から守ります。 植物由来成分を98%以上使用した、肌にも使えるオイルです。
リンク オリジナル メーカーズ ヘアバーム 997
▲70g ¥4,290
「リンクバーム」とも呼ばれ、SNSなどでも愛用者レビューが続出している注目のスタイリング剤。主成分のオリーブ油を含む、8種類の天然オイルを使用。ニュアンスのあるツヤと束感を出せるところがポイント!
ヘアバームといえば、寒い時期だとカチカチに固まってしまいオイル状になるまでの時間がかかるものもありますが、「リンクバーム」は体温でジュワッととろけてオイル状に変化するので一分一秒を争う忙しい時間でも便利。
ナプラ|N. ナチュラルバーム
▲45g ¥2,200
天然由来成分のみでできたバームだから、髪だけでなく全身に使えるマルチユースタイプ。毛髪補修成分や毛髪保湿成分が配合されており、髪に潤いとツヤを与えながら繊細なニュアンスを作ることができる。
毛束ニュアンスにおすすめのヘアワックス2つ
▲(左)植物オイルや植物エキスがバランスよく配合され、髪のパサつきを抑えながらしなやかでまとまりのある髪に導きます。甘い花々の香り。SENSE OF HUMOUR デューイシマーホイップ 80g ¥3,960
(右)合成セット樹脂は不使用。天然成分のみでしっかりとしたセット力を持ち、細かい動きを表現。使いやすいチューブ式やさわやかなユズの香りで朝のセット時間が快適に。mm(ミリ) ワックス 70g ¥2,640 ※サロン専売品
ダイアンボヌール|オーガニックヘアワックス
▲ゼラニウム&ラベンダーの香り 33g ¥1,848
ツヤ感を演出する、オーガニックヘアワックス。たっぷり使えばウエットなヘアも簡単! ヘアワックスとしてだけでなく、ハンド&ネイル、ひじ・ひざ・かかと、リップとしても使用可能。ゼラニウム&ラベンダーの香りだから、首元や手首などにひと塗りして、フレグランスとして楽しむこともできる。
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