【ストレート】前髪なしボブ
程よい重さのある切りっぱなしボブ
楽におしゃれ感がだせる髪型のひとつが切りっぱなし風ボブ。こちらの髪型のメリットは、程よい重さがあるからまとまりやすさ。さらに毛先にライン感があるのでスタイリング剤でウェットな質感にしたり、ストレートアイロンで軽くワンカールさせたりするだけで、簡単にこなれた雰囲気がだせところもポイント。
あごラインでカットしたボブヘア。自然に沿うようなカットラインでくびれを作り、大人のこなれ感も◎。ダークブラウンカラーで仕上げれば、品もよく。
スタイリング
前髪の根元を軽く濡らしてから手ぐしで毛束を左右に動かしながらブローする。毛先全体をストレートアイロンで外側にワンカール巻いておく。スタイリング剤をパール1粒分とり、全体によくなじませるだけ。巻き髪が苦手な方にも簡単!
黒髪クール系ボブはオイルでツヤっとヘルシーに!
スタイリングが楽ちんでテクニックなしで決まるボブスタイル。あごラインで切り揃えたワンレンボブは、ツヤが出るタイプのスタイリング剤でツルンとした質感に仕上げるのが旬。保湿効果の高いヘアオイルを使用すれば、広がりやすい髪もきれいにまとまりやすくなります。前髪の根元は軽く立ち上げるようにセットを。マスクをつけているときも野暮ったく見えません。
ツヤとうるおいのある質感で清潔感UP! 顔まわりは後ろに流して動きをだすことで抜け感も手に入ります。
スタイリング
オイルをワンプッシュとり、手のひらに伸ばしてから全体になじませてツヤを仕込む。前髪は6:4で分け、量が多い方の根元を立ち上げるようにして後ろに流して。クセやうねりが気になる人は、ストレートアイロンを全体に通し、軽く内巻きにしてからスタイリング剤をつけましょう。
かっこよくてかわいい!誰でも似合うレイヤーボブ
大人のクールさがありながら、女性らしさも感じられるボブの秘密は、丸みのあるフォルムとひし形のシルエット。顔の骨格を補正してキレイに見せてくれる効果も期待できます。
カット
肩上の前上がりボブベース。前髪は、目と鼻の間の長さで流れるようにカットする。トップと顔周りにレイヤーを入れ、ひし形のシルエットに。
カラー
10トーンのラテベージュをワンメイク。透明感のあるカラーだから、ふんわりした質感をより軽やかに見せてくれる。
スタイリング
髪をつむじから放射状に下ろし、分け目がつかないように根元をふんわりとハンドブロー。26mmアイロンで毛先を内巻きにし、ハーフカール程度の曲線をつける。フロントを自然に分けたら、顔周りのひと束だけ、後ろに流れるようなリバース巻きに。巻き終わったらほぐして、少量のバームをなじませて束感を出す。
上品な揺れ感が魅力! たおやかなワンカールボブ
柔らかで優しい雰囲気が作れるワンカールボブは、コンサバ好きな大人女子にもってこい。巻きすぎると古く見えてしまうので、ゆるくクセづく程度のカールがベスト。ギリギリ肩につく長さがなのでハネにくく、結ぶこともできるため活用度は大。
カット
肩ラインのワンレンボブベース。顔周りと全体にローレイヤーを入れ、ふわっとした動きを底上げ。毛先もまとまりやすくなる。毛先にワンカールのデジタルパーマをかけておくと、乾かすだけで自然な内巻きが作れる。
カラー
9トーンのアッシュ系カラーをセレクト。透明感の出る人気のカラーは、肌を色白に見せてくれる効果も。
スタイリング
もっとしっかりカールをつけたい場合は、ストレートアイロンかカールアイロンで毛先をワンカールの内巻きに。まとまらないようにほぐしてから、少量のミディアムワックスを手のひらにしっかり広げて、毛先から全体になじませていく。
丸顔さんに◎前髪なしの前下がりショートボブ
年齢とともにもたつきが気になってくるフェイスラインをうまくカバーしてくれるのが、あごラインのボブ。顔側から後頭部に向けて上がるようにカットしているため(前が下がっている)、スッキリ見せもばっちり。この長さで前髪があると野暮ったく見えてしまうことがあるので、前髪はなしがベター。前髪がないと顔が縦長に見え、丸顔でもキュッと小顔に! 前髪が長いため、顔周りの髪が邪魔に感じる仕事の時などは耳にかけておくとストレスフリー。
カット
あごラインで前下がりにカット。グラデーションカットを施して、自然な丸みが出るようにする。前髪はワンレングスに。
カラー
9レベルのブルーアッシュ。赤みを抑え、暗めのトーンでも透け感が出て知的な印象に。
スタイリング
26mmのカールアイロンで毛先だけ軽く内巻きにする。オイルをワンプッシュして手に広げ、手ぐしを通しながら毛流れを整えて。
老け見え回避のラウンドボブ
長さは肩ラインで、前髪はチークラインで流れるようにカット。レイヤーはトップのみに入れて、内側の毛量もしっかり減らしておいて。カラーはツヤの出やすい6トーンのアッシュをチョイスして、落ち着いた印象に。
【パーマ】前髪なしボブ
ヘルシーなクセ毛風ボブ
カールでもなくストレートでもない絶妙な束感が、ボブにヘルシーなニュアンスをプラス。うねるようなクセがある場合はそれを生かし、まっすぐな髪質の場合はゆるく動くパーマをかけておくと毎朝のスタイリングが時短に!
カット
あごラインのボブベース。トップにレイヤーを入れ、シルエットと動きを調整。前髪はリップラインでカットし、顔周りにニュアンスを出す。
カラー
やや明るめのアッシュベージュ。スモーキーな色合いで、髪を柔らかく見せてくれる。
パーマ
ゆるい動きがつくよう、ミックス巻きのパーマをかける。
スタイリング
クセがある人は、そのクセが出るようにざっと乾かしてから全体に薄くオイルをなじませて束感を出す。パーマをかけている場合は、毛先がやや湿った状態でオイルを薄く塗布。オイルをつける時は、少量を手にしっかり広げてから髪の内側から指でつかむようにすると、ムラなくつけられる。
ワンカールパーマをかけて楽ちん!内巻きフェミニンボブ
丸みのあるフォルムやふわっとした質感を意識すると、クールになりすぎず程よくフェミニンな、好感度の高いボブに! 毛先にワンカールのパーマをかけておくと、手早くふんわり。
カット
あごラインのワンレングスボブ。内側の毛量を減らし、表面に軽く段差をつけておくとまとまりよくなる。
カラー
少し明るめのクリーミーベージュ。柔らかさと軽さが表現できる、まろやかなカラー。
パーマ
毛先にワンカールの内巻きパーマをかけておくと、指で内巻きにしながら乾かすだけでふんわりした丸みが作れる。巻き慣れている人はノンパーマでOK。
スタイリング
ヘアドライ時にある程度形を作っておくこと。分け目がくっきりとつかないよう、前頭部は地肌をこすりながら乾かして根元をふんわりさせる。毛先は、あごラインに沿って内巻きになるように指で巻きながら乾かす。必要に応じて、32mmのカールアイロンかストレートアイロンで毛先をハーフカールの内巻きに。最後にヘアミルクを手のひらによく広げてから、襟足の内側→表面の順で手ぐしでなじませる。
※気になるフェイスラインをカバーしてくれるため、丸顔やベース型の人にも似合う。
ハンサムなショートボブのゆるふわ波巻きパーマ
前髪なしのショートボブはクールでモードな雰囲気になりがちですが、波ウエーブをあわせてやわらかい表情に。髪がしなやかに見え、どこかフェミニンなテイストが加わります。そのミックス感が絶妙! パーマをかけておけばスタイリングが楽ちん。アイロン使いに慣れている人は自分でスタイリングしても。顔周りの長さを残しているから気になる頬骨にも髪がかかってカバーされ、顔をキュッと見せてくれます。
カット
ベースは、前髪なしのショートボブ。後ろは襟足ギリギリに設定し、グラデーションカットで頭の形をよく見せる。顔周りは鼻下の長さでカット。表面にレイヤーを入れる。
カラー
全体に細めのハイライトを入れてから、8トーン程度のベージュでカラー。
パーマ
巻くのが苦手な人は波巻き風のパーマをかけておくと便利!
スタイリング
毛先を外ハネにしながら乾かしてから、表面の髪を3〜4cmの毛束に取ってストレートアイロンで内カールと外カールを繰り返して波巻きに。100円玉大のオイルを手に広げ、カールをくずしながらなじませて。パーマの場合は、髪が半乾きのときにムースをクシャッともみ込むだけ。
※ベース型の人は、巻いたときにエラが隠れるよう、顔周りをリップラインでカットするのがおすすめ。毛量が多い、髪がかたい、太いなどで扱いにくい場合も、パーマをかけておくとスタイリングに時間がかからない。
【外ハネ】前髪なしボブ
くびれをつけたメリハリボブ
レイヤーが入っていると、トップがペタンとしがちな場合でもスタイリングでふんわり感が作りやすくなるのもうれしい。ギリギリ結べる長さをキープしているため、おしゃれしたいけれど多忙なワーママにもぴったりです。
カット
ベースは鎖骨ラインのボブ。ハチ上の表面にレイヤーを入れ、ふんわり感とくびれを出しやすくする。注意したいのは、裾の重みは残したいので必ず“表面のみ”にレイヤーを入れること。前髪は、あご下からレイヤーでサイドにつなげて。
カラー
ツヤと柔らかさを重視したシフォンブラウンカラー。ダークトーンで落ち着いた雰囲気に。
スタイリング
まず、38mmのマジックカーラーで前髪を後ろに向けて巻いておく。32mmのカールアイロンを使い、裾はすべて外ハネに。こめかみから上の表面の髪の毛先は内巻きにすると、ちょうどいいくびれができる。マジックカーラーを外し、毛流れが自然になるように整えながら手ぐしでバームをなじませる。
ざっくりセンターパートのこなれボブ
今っぽいセンターパートは、カットでしっかり毛流れを作っているためアイロンで巻きすぎなくてもいい感じになるのが特徴。前髪を厚くしていないので、センターパートでざっくりとかき上げても軽やかな束っぽさができ、それが顔にかかって大人っぽくおしゃれなムードを作れます。
カット
全体のスタイルは顎下でパツッとカットした切りっぱなしボブ。前髪は鼻ラインに設定し、なじむように顔周りにつなげてひし形シルエットを作りやすくする。
カラー
明るめのアッシュベージュをセレクトし、透明感とツヤを出す。
スタイリング
ストレートアイロンで毛先は外ハネ、前髪は軽く内巻きワンカールに。ざっくりとほぐしてから書き上げるようにし、オイルかバームで濡れ感をプラス
クールな魅力!縦ラインを意識したストレートボブ
長く残したフロントの髪で、顔の横幅や気になるエラをカバーして小顔に見せてくれます。髪が広がらずタイトなため、頭がコンパクトに見えるのもうれしい。結べる長さを残しているので、サイドに少し後れ毛を残しつつざっくりとひとつ結びにしてもいい感じ。
カット
あごラインのワンレングスボブ。内側にグラデーションを入れて、襟足のおさまりがよくなるように調整。
カラー
明るめのオリーブグレージュ。スモーキーな寒色は、初夏にぴったり。
スタイリング
ストレートアイロンで表面を軽く整えてから、少量のオイルを全体にもみ込むようにつけて束感を出す。髪が細い人や少ない場合は、オイルではなくシアバターを使うと髪がペタンとなりにくい。
黒髪派に!ほんのりレイヤーのシャープなボブ
毛先の外ハネ+束感でこなれたニュアンスを加えたスタイル。ボブにレイヤーを入れ、あごラインにくびれを作ることでフェイスラインをシャープに見せてくれる効果が。かっちりしすぎず抜けた印象なので、ファッションのテイストを選ばず何にでも合わせやすく、マルチなシーンで大活躍! おすすめのポイントは、なんと言ってもスタイリングが楽なところ。巻くのが苦手な場合、パーマをかけてしまえば、朝にスタイリング剤をつけるだけで“ちゃんとやっている感”のあるヘアができちゃいます。
カット
あごラインより少し長めで、やや前下がりにカットして動きを出しやすくする。顔周りから表面に、リップラインからレイヤーを入れる。スカスカになりすぎないように、控えめに入れるのがコツ。直毛の場合、毛先にワンカールパーマをかけておくとスタイリングがグンと楽になる。
カラー
地毛に近い暗髪アッシュ。落ち着いた色味だけど、光に当たると透明感が出て柔らかさが感じられる。
スタイリング
アイロンで巻く時は、毛先は外ハネ、表面は内巻きに。スタイリングオイルを2プッシュ手に広げ、中間から毛先になじませる。※ふくらみやすい髪質の場合、レイヤーの位置を低くすると対応できる。
【ヘアアレンジ】前髪なしボブ
【外ハネ】立体感のあるボブのこなれ感を演出!
ベースはあご下のラインでカットしたボブスタイル。毛先を軽く外ハネにすることで立体感が生まれ、華やかさを演出することができます。顔まわりは後ろにふんわりと流すとフェイスラインもきれいに。
トップにボリュームがなくてぺたんとしているのはアンバランス。ヘアアイロンで軽くクセを伸ばしつつ中間部分の毛束は軽く内巻きにし、やわらかな毛流れで後ろ姿もおしゃれに仕上げて。
How to
[1]ストレートアイロンで全体のクセを伸ばした後、中間の毛束をランダムに取り、内巻きに。毛先は軽く外ハネにする。
[2]ストレートアイロンで、顔まわりの毛束を縦に挟み、外巻きにして後ろに流す。
[3]バームをパール1粒分をとり、手のひらに伸ばしてから全体にもみ込む。髪の内側からつけるのがベタつかせないポイント。
【ハーフアップ】立体感ある、くるりんぱアレンジ
How to
[1]まずはハーフアップの髪を分けとります。このとき髪の内側がV字になるよう分けとって。
[2]分けとった髪を結び、結び目上に隙間を開け毛束を上から入れ込みくるりんぱ。
[3]表面の毛束をランダムにつまみ出し、デコボコさせます。
完成!
【ひとつ結び】大人フェミニンなふっくらアレンジ
超絶簡単なテクをプラスしてかわいらしいシルエットにすれば、いつものひとつ結びが格段にランクアップ! あらかじめランダムに巻いてスタイリング剤をつけておくことが肝心。おしゃれなアクセントがあるひとつ結びなら、寂しく見えず、こなれ感とエレガントさが絶妙。後頭部のねじって留めるのが難しければ、くるりんぱに置き替えてしまっても素敵に仕上がります。
How to
[1]前髪を8:2の横分けに
コームの柄など、先が尖ったものを使って前髪の分け目をチェンジ。8:2の横分けにする。
[2]後頭部のハチ上をV字に取ってねじってピン留め
後頭部の上の部分の髪をV字に取ってひとねじりし、ピンで留める。ピンは下から挿し込んでUターンさせながら押し込むと、しっかり留まってピンも見えない。
[3]全体の髪を下位置でひとつに結ぶ
横分けにした少ない方のサイドは耳にかけ、逆サイドは丸みをつけて、下位置でひとつに結ぶ。結び目を手で押さえながら、後頭部がふっくらするように毛束をところどころつまみ出す。結び目にヘアアクセをあしらう。
完成!
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