前髪の幅の種類は主に3種類
基本的な前髪の幅
基本的な前髪の幅は「目尻からこめかみの間」。さまざまなアレンジがしやすく、前髪ありの髪型特有の「可愛らしさ」が感じられます。
狭めの前髪は目尻よりも内側
前髪を「狭め」にする場合は、「目尻よりも内側」の幅でカットするのが一般的。旬なシースルーバングとも相性がいい幅で、前髪ありに慣れていない方や自然な前髪を作りたい方におすすめされています。
広めの前髪はこめかみからもみあげ
前髪を「広め」にする場合は、こめかみからもみあげくらいまでを目安にカットするのが一般的です。前髪を広く作ることでメリハリが出て、おしゃれかつスッキリとした印象に見せることができるといわれています。
【顔型別】似合う前髪の幅とは?
【丸顔さん】狭めの前髪が似合う
丸顔さんが前髪を作るなら、縦のラインを強調するために狭めの幅で作るのが推奨されています。
丸顔さんは顔の横幅をカットすることで、気になるシルエットが改善。サイドの髪を少し長めに残したり、顔まわりにレイヤーを入れ動きを出したりするのもおすすめです。
【面長さん】幅広な前髪が似合う
面長さんは一般的に広めの前髪が似合うといわれています。
縦長感をなくすためにはさらに、「厚め」に仕上げるのがおすすめ。できれば真下におろさず斜めに流すようにすることでバランスよく仕上がります。
【ベース顔さん】狭めの前髪が似合う
ベース顔さんは、短い前髪や幅広な前髪は、顔の横幅が広く見えてしまったり、顔の面積を大きく見せてしまったりするといわれています。
できれば縦のラインを強調する前髪のないスタイルがおすすめですが、もし前髪を作るなら少々狭め&長めにしてサイドに流すのがGOOD。
こうすることで縦幅と横幅の両方がカバーでき、小顔効果も抜群です。
【幅別】おすすめのおしゃれ前髪
【広め】抜け感ある薄めバング
抜け感ある広めの前髪ながら、サイドバングを作っているので顔がバーンと前に出る心配なし。おでこが透けて顔を縦長に見せるため、丸顔の輪郭カバーにも最適です。長さは眉下。両黒目の内側を薄く作り、サイドバングにはレイヤーを加えフェイスラインに沿わせて。
【広め】カットラインが生きた隙間バング
パツッとしたカットラインが今っぽいシースルーバング。眉下で薄く作りながらも、サイドにはしっかり厚みと長さを残しましょう。ベースにある程度重みが残っている分、前髪で軽やかさを演出すると好バランスに。
【狭め】目の上薄めバング
チャンモリ(韓国風の後れ毛)により小顔効果抜群の髪型。前髪はやや狭め、長さを目の上に設定し、薄く作ります。スタイリングでストレートにしますが、チャンモリ部分は毛先だけをやや外向きに動きをつけましょう。
【狭め】眉上の短めバング
狭めかつ、短めの眉上バング。眉ギリギリ上に設定し、かわいらしい印象にします。オイルを前髪の毛先のみ、指先でつまむようにしてつけて質感をプラスすれば、今っぽい雰囲気がアップ。
【広め】直線的なカットラインの眉バング
眉上で直線的にカットした、広め幅の前髪。おでこに沿う程度の内巻きにし、オイルを毛先のみに。コームで整え重めの束感を作りましょう。
【狭め】骨格カバー可能な眉下バング
骨格に合わせてカットした前髪。幅はやや狭め、眉下に設定してサイドバングも作っておきます。前髪からサイドへのつながりができるため、髪をまとめたときも骨格カバーが可能です。
【広め】眉下ジグザグ前髪
幅広な眉下ジグザグ前髪。髪は厚めながらも隙間ができるよう束感を出してカットするのが◯。ロングにもショートにも似合う髪型なので、前髪だけでイメチェンしたいという人におすすめです。
【広め】うざバング
広め&長めのうざバング。ちょうど目にかかる、目の真下くらいの長さがベスト。やや丸みをつけて斜めにカットして。直毛の場合は全体にボディパーマをかけるとよりおしゃれに! 面長さんにぴったりな前髪です。
【広め】ふんわり前髪
幅広でふんわりとした印象の前髪。ニュアンスのある毛先がやわらかな雰囲気に見せてくれます。顔まわりの髪は軽く耳掛けすることでメリハリができ、ショートなどの短い髪でも大人っぽさをキープ。スタイリングはワックスをつけた指先で前髪をつまみ、束感を出すのがポイント。
【広め】シースルーバング
広めに作った長めシースルーバング。ロングヘアでもちゃんと前髪があるので間延びせず、小顔に見せてくれるメリットがあるスタイルです。
前髪をかきあげると色っぽく、センターで分け耳掛けするときちんと感が増すので使い勝手抜群。
丸顔さんはとくに両端(サイドバング)の幅を広めにし、シースルー部分を狭くするのがおすすめです。
【狭め】目の下の流し前髪
少し長めでカットした狭めの流し前髪。少なめに取った前髪は目の下くらいの長さでカットし、その後束感が出るよう粗めに毛量調整しましょう。顔まわりには軽くレイヤーを入れるのがGOOD。薄めに作った前髪は、シャープすぎずに程よい抜け感と柔らかさをもたらします。
【セルフカットの方法】前髪の幅の決め方って?
ポイントは「段階的に分けてカットする」こと
前髪は今ある分を一度にとってカットするのではなく、カットする部分を分けとり段階的に切っていくことが重要になります。一度に切ろうとすると、前髪の幅を調整できないうえ、失敗したときのリカバリーが難しくなってしまいます。しっかりと手順を踏んで、少しずつ、丁寧にカットしていきましょう。
\How to/
1. 前髪を分けとる
まずは生え際から1〜2cm、こめかみ部分が割れないような前髪の量を分けとります。
2. 根元を濡らしてコーミングする
次に、霧吹き等で分けとった前髪の根元を濡らし、コームを使ってとかしましょう。そのまま自然乾燥させて、根元の浮きやクセをリセット。
3. 段階的に分けて切っていく
まず切るのは、黒目の中央よりも内側の部分。広めの幅にしたい方は、ここで少し幅広に髪をとっておきましょう。切らない外側の部分は耳にかけておいて。
4. 中央部分をカットする
残しておいた黒目中央より内側の髪を中心に集めたら、指で挟みその下をカットします。好きな長さにカットしたら、ハサミを縦に持ち変え、毛先を1cmほど間引きしましょう。
5. サイドの髪をカットする
最後は耳にかけておいたサイドの髪を外し、先ほどカットした真ん中の髪と合わせます。前髪を中心部分で分け半分を中央に寄せたら、カットした部分に合わせて長い部分を切っていきましょう。ハサミは内側から入れるのがコツです。
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