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【目次】
ショート|40代女性に似合う人気のヘアスタイル
コロンとした丸みのスリークショート
後頭部に丸みが出るように襟足をしっかり締めた、美シルエットのショート。計算されたカットでどの角度から見てもキレイな仕上がりに。骨格や顔の輪郭にフィットしやすく、頭を小さく見せてくれる効果も。
カット
アウトラインは顎の長さにカットし、後頭部の丸みが出るように襟足は短くカット。顔周りは鼻先〜リップラインにかけてマッシュラインでつなげ、前髪は黒目の内側部分を目元あたりに設定。
カラー
明るめのラベンダーアッシュでワンメイク。ツヤをしっかり感じさせる、抜け感のあるカラー。
スタイリング
根元を立ち上げるようにドライして大体のフォルムを整え、毛先に丸みをつける程度にミニストレートアイロンで巻く。少量のバームを手に広げ、全体にサラッとつけてから、サイドを耳にかける。
このモデルの顔型や髪質
ヘルシーな軽やかショート
ヘルシーな印象の軽やかショート。顔周りにレイヤーを入れ、リバースに流してひし形シルエットにすれば、フェイスラインをうまくカバーしてくれます。ひし形シルエットは、顔型のお悩みをカバーしながら小顔に見せてくれる黄金バランス。
カット
あごラインのボブの、顔周りと後頭部にレイヤーを入れてひし形のシルエットに。前髪は目の上でやや薄めにつくり、肌を透けて見せて抜け感を出す。
カラー
明るめのシナモンベージュで、やわらかさと透明感を引き出す。
スタイリング
ストレートアイロンで、襟足や顔周りの毛先をほんのり外ハネ、前髪は軽く内巻きにする。オイルをしっかり手のひらに広げ、髪の内側からしっかりなじませながらスタイルにメリハリがつくように整える。
このモデルの顔型や髪質
メリハリシルエットのコンパクトショート
襟足をキュッと締めることで後頭部の丸みが生き、気になる頭の形(特に絶壁)も美しく補正。ボリュームのメリハリをつけると頭の立体感が強調され、顔が間伸びすることなく小顔に見える。ストレートタッチのスタイルにオイルでツヤを足し、光に映えるきらめき感をプラス!
カット
顔周りは少し長めに残し、襟足は首に沿わせて短くカット。前髪は目の下あたりで薄くつくり、サイドバングは頬骨下あたりに設定。トップに軽くレイヤーを入れ、後頭部の丸みを出す。
カラー
明るめのミルクティベージュ。ハイトーンでも取り入れやすいまろやかなカラー。
スタイリング
ストレートアイロンで全体をほんのり内巻きにして、丸みのあるシルエットにする。少量のオイルを手のひらに薄く広げたら手ぐしで髪になじませ、形を整えながら束感を出す。サイドの内側の髪は、耳にかけても◎。前髪やもみあげあたりの毛先を指でつまみ、完成!
このモデルの顔型や髪質
短くても甘い雰囲気を味わえるやわらかマッシュショート
「しっかり短くしてしまうとエレガントさが損なわれそう」「手持ちの服に合わなくなってしまうかも」という心配を解消してくれる、丸いシルエットのマッシュショート。後頭部の丸みや顔周りの曲線でやわらかい印象に。特におすすめしたいのは、後頭部の絶壁が気になる人。このスタイルなら、頭の形がきれいに見えますよ。
カット
サイドは耳下、前髪は眉にかかる長さに設定し、ゆるやかなマッシュラインでつなぐ。後ろはウエイトがやや低めになるようにして、襟足は短くカット。
カラー
やや落ち着いたトーンのアッシュベージュでカラーリング。スモーキーな透け感が出る。
スタイリング
ストレートアイロンで、前髪と前髪の端をワンカールの内巻きにしてから流す。全体も毛先のみ、頭の丸みに沿う程度の内巻きにして、最後にオイルを少量ずつ2回に分けてなじませる。
似合う顔型や髪質
ゆるっとパーマのマッシュショート
大人の女性をいい感じにかわいく見せてくれるマッシュスタイル。動きのある束感をつけるとよりフィットします。全体的に丸みのあるシルエットなので、ハチ張りや絶壁など頭の形が気になるときもきれいにカバー。パーマをかければスタイリングも楽々で、ピンク系のヘアカラーなら肌の血色をよく見せ、ツヤのある表情も叶えてくれます。
カット
目のラインギリギリの長さでマッシュベースにカット。表面にのみ、レイヤーを入れる。シルエットは、耳よりも上にウエイト(一番重くなるポイント)位置を設定して、リフトアップ効果を狙う。
カラー
深みがあるのにやわらかく見えるピンクブラウンベース。ハイライトを細かく入れ、立体感と透け感を表現。細かいハイライトは、出始めてきた白髪をごまかして見せてくれるので、気になる人はぜひトライして。
パーマ
大きめのロッドで、毛先が動く程度のゆるいパーマをかける。フェイスラインはピンパーマを使い、顔にフィットするような動きをつける。
スタイリング
パーマがかかっているので、ウエット時にオイルやバームなど保湿できるアウトバストリートメントを少しなじませてから、手でもみ込むようにドライヤーで乾かす。ベタつかないタイプのワックスをほんの少し、よーく手に広げてから、毛先から髪を持ち上げるようにクシャッと揉み込んで束感と空気感を出し、指先で形を整える。
似合う顔型や髪質
※髪が多い場合は、内側を短くした2段階でカットするといい。面長さんはウエイト位置を少し下げるとバランスが取りやすい。
ラフなパーマのニュアンスショート
ラフなカールで優しさとこなれ感がアップし、洒落感もプラス。フェミニンな着こなしでも甘くなりすぎず、カジュアルなファッションとも合わせやすい! 上品で凛とした印象が叶うスタイル。
カット
襟足を長めに残したショートボブ。顔まわりは、あごラインに少しかかるくらいの長さに。動きはきちんと出るけれども、軽くなりすぎないレイヤーを入れる。全体の長さやレイヤーを入れる高さは顔型により調節して、ひし形のシルエットをつくる。
カラー
9トーンのティアピンクベージュ。ベージュベースにピンクを仕込んだ暖色系のナチュラルカラーは、顔色をトーンアップして見せてくれる効果大。やわらかさと透明感も表現できる。
パーマ
短いスタイルほど、トップのボリュームが大事になってくる。おすすめは、根元をふんわりさせるプリカール(パーマ)をかけておいて、スタイリング時に根元をヘアアイロンで巻く方法。セルフ巻きが得意でない人は、全体に動きをつけるデジタルショートパーマを。
スタイリング
パーマなし&プリカールだけかけている場合は、26mmなど細めのヘアアイロンで根元からミックス巻きにし、ワックスやバームで束感を出す。パーマをかけている場合は、髪を少し濡らしてからパーマ用のムースを揉み込むだけでOK。
似合う顔型や髪質
※ひし形のシルエットにすれば丸顔やエラ張りでもOK。カールの効果で、しっかりした髪質でも柔らかく見せることが可能。さまざまな種類のパーマがあり強さも調節できるので、ひとりひとりの悩みに対して提案できる。
ショートボブ|すっきり見せを叶えてくれる人気ヘアスタイル
ワイドバングで今っぽく見せる上品ショートボブ
カット
顎より少し短めでそろえた王道のショートボブをワイドバングで今っぽく。いつものボブスタイルも前髪を目尻より外側に設定するワイドバングにすることで、新しく見えます。 ワイドバングは目力がアップし、顔周りの印象が明るく見えるのもよいところ。
スタイリング
両端をラウンドさせてつなげ、軽さを出すことでどんな人でもトライしやすくいワイドバングに仕上がります。ストレートアイロンで内巻きに。毛先を中心にオイルをなじませ、ツヤとまとまり感を演出。
このモデルの顔型や髪質
ふんわりとしたボリューム感のやわらかショートボブ
カット
ふんわりとしたボリューム感がやわらかい印象を与え、短めのレングスでもフェミニンな雰囲気に。バランス補正効果で首を長くもスッキリ見せてくれるところもgoodです!
スタイリング
ストレートアイロンで襟足は外ハネに、もみあげ部分は内巻きにします。表面はうしろに流すようにサッとアイロンを通す。軽めのオイルでフワッと仕上げます。ドライの際、トップにボリュームが出るように根本を立ち上げながら乾かすのもポイントです。
このモデルの顔型や髪質
短くても顔型カバー可能なメリハリショートボブ
襟足を短く切り込んでいるので後頭部の丸みが際立ち、メリハリのあるシルエットになります。長めの前髪は気になるフェイスラインをカバーしつつ、クールな印象に。カットで形をつくっておくと、スタイリングは手ぐしだけでキマるのがうれしい。忙しい朝でもバッチリ時短に。
カット
フロントはワンレングスにし、鼻ラインあたりに設定。前下がりのラインにして、襟足は短くカット。グラデーションで整える。
カラー
やや明るめのアッシュベージュでカラー。もっと落ち着いた雰囲気にしたい場合は、暗めのトーンでオーダーを。
スタイリング
ドライ後、オイルを手によくなじませて手ぐしを通すように整えるだけ。襟足はボリュームを抑えたいので、押さえるようにつければOK。
似合う顔型や髪質
※クセ毛の人は縮毛矯正や自然なストレートパーマをしておくとスタイリングが簡単に!
前上がり+ほんのり内巻きのスリークボブ
あえて毛先に丸みを出し、大人の落ち着いた雰囲気に仕上げた切りっぱなしボブ。前上がりカットなのでストレートボブでもシャープになりすぎず、やわらかさを感じることができます。顔周りにはレイヤーをオン。重さが軽減され、こなれた印象も叶います。
カット
全体は肩よりやや上の位置でプツッとなるようにワンレングスにし、顔周りは前上がりになるように毛束を引き出してカット。前髪は眉ラインで直線的につくる。
カラー
光が当たると透明感たっぷりのスモーキーアッシュ。まろやかな印象に。
スタイリング
ストレートアイロンで自然な丸みになるように整え、前髪はおでこに沿う程度の内巻きに。全体にオイルを手ぐしでなじませ、前髪は毛先のみにつけてコームで整えて。
このモデルの顔型や髪質
※クセが強い人は、縮毛矯正パーマをかけておくと扱いやすくなる。髪が少ないとペタッとしやすいので、分け目がつかないように乾かして根元をふんわりさせると、バランスが取りやすくなる。
ひし形シルエットの小顔ショートボブ
ふわっと軽い華やかなショートボブ。どんな髪質や顔型でもカバーできるひし形シルエットがポイントです。長めに残した前髪は斜めに流して大人な仕上がりに。
カット
前髪は目の下、サイドはあごラインあたりに設定したショートボブベース。前髪からサイドにつなげてレイヤーを入れ、ウエイトバランスを調節する。
カラー
9トーンのアッシュベージュ。透明感があっておしゃれ見えするカラー。白髪染めでもキレイに表現することができる。
パーマ
毛先が曲がるくらいの軽いパーマをかけておくとスタイリングに手間がかからない。
スタイリング
ストレートアイロンで毛先全体を内巻きにしてから、ほぐす。少量のミディアムワックスを手に広げ、毛先を中心になじませたら毛流れを整えて。パーマをかけている場合は、根元をふわっと乾かして、ワックスをつけるだけで仕上がる。
似合う顔型や髪質
※サイドと表面の長さのコントロールで、あらゆる顔型をカバーすることが可能。多毛でクセ毛だとショートを敬遠しがちだが、レイヤーやグラデーションカットを駆使して形をキープすることができるので、ぜひサロンで相談を!
軽やかなシンプルショート
スタイリングも簡単なショートは、忙しいワーママの味方になってくれるスタイル。顔周りの髪を長めに残し、顔がバーンと出ることを防げば小顔効果もバッチリ。頭が小さく見えるので、頭身バランスもよく見せてくれます。
カット
ベースはリップラインのショートボブ。襟足を短く、顔周りは軽く見えるようにカットし、前髪は幅を広くしすぎず目の上で下ろしシースルーに。
カラー
ハイトーンのモカミルクティベージュに。白髪が気になる人は、ハイトーンでカバーするのもひとつの方法。
パーマ
基本はノンパーマ。根元が立ち上がらずボリュームが出にくい場合は、根元をふんわり見せるプリカールを試してみて。
スタイリング
根元を立ち上げるように乾かしたら、ロールブラシなどで全体的に丸みがつくようにブロー。軽めのオイルをサラッとつけるだけでOK。
このモデルの顔型や髪質
※髪が少なめの場合は、角を取りすぎずボブ寄りのシルエットにすると髪が多く見える。丸顔が気になる人は顔周りの髪をやや長めにして、輪郭をカバーして。
ボブ|お手入れが楽ちんな定番・トレンドヘアスタイル
軽め前髪とあご下レングスの王道おしゃれヘア
アラサー&アラフォーのワーママにもおすすめな、世代を問わず人気の外ハネボブ×前髪のスタイル。目にかかる長さで少し〝ウザい〟と感じるウザバングがポイント。
カット
ウザバングはシースルーで軽めに仕上げるのが必須。重めのバングでは、ただただ伸ばしっぱなしのだらしない印象を与えてしまうので要注意です。
スタイリング
肩につくかつかないか、という絶妙な長さのときに起きがちな毛先がまとまらない問題も解決できる外ハネのスタイリングも名案! おしゃれヘアでありながら、伸びかけヘアでもマネできる救済スタイルです。32mmのカールアイロンで毛先を外ハネにする。乳液タイプのスタイリング剤を馴染ませ、自然なツヤ感を出します。
このモデルの顔型や髪質
軽めバング×大人ボブのトレンドスタイル
カット
前髪は眉ラインで重過ぎないようにカット。シーンによって下ろしたり、スタイリングに時間が取れないときはサッと分けるだけでも様になるのが◎。
カラー
カラーはオレンジ味を消したオリーブグレー。透け感があるため、品もありながらおしゃれ度を上げてくれる大人のカラーです。
スタイリング
スタイリングで毛先にしっかり丸みをつければ、やわらかな雰囲気に仕上がります。フェミニンなイメージのワンピーススタイルはもちろん、パンツスタイルにもハマる万能ボブスタイル。ストレートアイロンでストレートにし、毛先はしっかり丸みをつける。ツヤをプラスしてくれる、サラッとした質感のオイルで仕上げればOK。
このモデルの顔型や髪質
ツヤをまとわせた王道小顔ボブ
悩み深い顔周りのあれこれをカバーできるタイトなボブは、大人にもってこい。まとまりがいいだけでなく、深みのあるブラウンもキレイ見せにはうってつけ。初めてボブに挑戦する人にもイチオシのスタイルです。
カット
顎下2.5cmの、やや前下がりのワンレングスのボブ。前髪は目元の長さにし、目尻からややラウンドさせたデザインに。さらに頬骨に沿うようにサイドバングをつくる。
カラー
深みのあるカカオブラウンのワンカラーに。ツヤがあり、色持ちもいい。落ち着いて見せてくれるため、大人におすすめ。
スタイリング
ストレートアイロンを通し、サラッと自然な毛流れをつくる。軽めのオイルを、髪の内側から手ぐしを通しながら全体になじませ、そのまま前髪にも塗布。最後にコームでとかす。
このモデルの顔型や髪質
※硬くて外にハネてしまう人は、内巻きワンカールパーマか自毛風のストレートパーマをかける。 ※丸顔の場合は前髪を薄めに作って肌を見せ、縦長を強調する。
軽めショートバングの垢抜けボブ
大人にはちょっとハードルが高い印象のショートバングですが、薄くつくって束感に仕上げると程よくなじみます。
カット
全体は、後ろから見たときに首がチラ見えする程度の、肩につかないくらいでカット。前髪は真ん中部分は薄めにして眉上、両端は頬骨にかかるように徐々に長くする。トップに薄くレイヤーを入れ、丸みを出す。
カラー
明るめのオリーブベージュ。透明感のある優しい色味で、やわらかい印象を演出。
パーマ
基本はノンパーマ。かけるとするなら、前髪にゆるめのニュアンスパーマを。乾かすだけで自然なしなやかさが出る。
スタイリング
ストレートアイロンか28mm程度のカールアイロンを使い、毛先をほのかな外ハネにする。あくまでもストレートを意識しつつ、ハネをつくりすぎないように注意を。オイルを根元近くから毛先まで薄くなじませ、コームでとかして全体になじませながら整える。もみあげや前髪は、内側からきちんとつけると束感が長続きする。
このモデルの顔型や髪質
※毛量が少ない人は、トップのレイヤーを入れずにワンレングスに。多毛の場合は、耳後ろとハチ部分の毛量を多めに削ると広がらずまとまりやすい。
カットラインを生かしたシンプルなツヤボブ
シンプルながら、どことなく品のよさと色気が感じられる洗練された肩上ボブ。片サイドを耳にかけること、肩と毛先に隙間のある長さにすることで抜け感を演出。洗練された知的さがのぞき、オフィスでも映えるスタイルです。
カット
肩上ラインでやや前下がりにカット。ぱつっとしたラインを意識して。前髪は、透け感と毛束感が出るように目の上でカットします。
カラー
落ち着いたトーンのブルーベリーカラー。髪にツヤが出て、顔色が明るく見える暖色系をセレクトします。
スタイリング
全体にストレートアイロンを通して毛流れを真っ直ぐに整えます。仕上げに、オイルを薄くなじませればOK。
このモデルの顔型や髪質
色気ニュアンスもたらす美人ボブ
AラインやIラインなど角のあるイメージが強いボブですが、やわらかさを出したいときはレイヤーの力を借りるのが◎。レイヤーを入れることでスタイリングの際に髪がより動きやすくなり、顔周りや毛先に曲線が生まれて、こなれ感だけでなく色っぽさも漂います。普通のボブに飽きてしまった人は、ぜひお試しを。
カット
ベースは、肩上の長めのボブ。グラデーションとレイヤーで、シルエットを補整しながら動きを出しやすくする。前髪はリップラインに設定し、そこを起点に表面のレイヤーをつなげる。
カラー
カラーはダークアッシュ。気になる赤みを消し、肌色をくすませない程度のアッシュにすることが大事。透明感を演出できる。
スタイリング
前髪は毛束を真上に持ち上げ、細めのマジックカーラーで内巻きに。トップには太めのマジックカーラー3個を使い、内に巻いておく。毛先はアイロンでワンカールの外巻きにして、マジックカーラーを外してから全体をほぐす。バームをなじませて束感を出してできあがり。
このモデルの顔型や髪質
※毛量が多い場合は後ろのレイヤー位置を下げ、少ない場合は上げて調整を。頬やエラの骨格が目立つ場合はフロントの位置をコントロールしてカバーする。
ゆるっと色っぽいセンターパートボブ
ざっくりかき上げたセンターパートが、色っぽさを引き立てるこなれボブ。前髪は厚くせず、軽やかな束っぽさをつくるのがおすすめ。それが顔にかかって、大人っぽくおしゃれなムードが演出できます。
カット
全体のスタイルは顎下でパツッとカットした切りっぱなしボブ。前髪は鼻ラインに設定し、なじむように顔周りにつなげてひし形シルエットをつくりやすくする。
カラー
明るめのアッシュベージュをセレクトし、透明感とツヤを出す。
スタイリング
ストレートアイロンで毛先は外ハネ、前髪は軽く内巻きワンカールに。ざっくりとほぐしてからかき上げるようにし、オイルかバームで濡れ感をプラス。
このモデルの顔型や髪質
ヘルシーなクセ毛風ボブ
カールでもストレートでもない絶妙な束感がヘルシーな、クセ毛風ボブスタイル。ざっくりとしたラフさが爽やかな風をもたらしてくれるよう。レイヤーによる軽やかさも叶います。うねるようなクセがある場合はそれを生かし、まっすぐな髪質の場合はゆるく動くパーマをかけておくと毎朝のスタイリングが時短に!
カット
あごラインのボブベース。トップにレイヤーを入れ、シルエットと動きを調整。前髪はリップラインでカットし、顔周りにニュアンスを出す。
カラー
やや明るめのアッシュベージュ。スモーキーな色合いで、髪をやわらかく見せてくれる。
パーマ
ゆるい動きがつくよう、ミックス巻きのパーマをかける。
スタイリング
クセがある人は、そのクセが出るようにざっと乾かしてから全体に薄くオイルをなじませて束感を出す。パーマをかけている場合は、毛先がやや湿った状態でオイルを薄く塗布。オイルをつけるときは、少量を手にしっかり広げてから髪の内側から指でつかむようにすると、ムラなくつけられる。
このモデルの顔型や髪質
スタイリングが超楽ちん。ストレートタッチのシンプルボブ
毛先の外ハネ+束感でこなれたニュアンスを加えたスタイル。かっちりしすぎず抜けた印象なので、ファッションのテイストを選ばずマルチなシーンで活躍してくれそう。特におすすめのポイントはスタイリングが楽なところ。巻くのが苦手な場合はパーマをかけてしまえば、朝にスタイリング剤をつけるだけで〝ちゃんとやっている感〟のあるヘアができちゃいます。
カット
あごラインより少し長めで、やや前下がりにカットして動きを出しやすくする。顔周りから表面に、リップラインからレイヤーを入れる。スカスカになりすぎないように、控えめに入れるのがコツ。
カラー
暗髪アッシュ。落ち着いた色味だけど、光に当たると透明感が出てやわらかさが感じられる。
パーマ
基本はノンパーマ。直毛の場合、毛先にワンカールパーマをかけておくとスタイリングがグンと楽になる。
スタイリング
アイロンで巻くときは、毛先は外ハネ、表面は内巻きに。スタイリングオイルを2プッシュ手に広げ、中間から毛先になじませる。
似合う顔型や髪質
※ふくらみやすい髪質の場合、レイヤーの位置を低くすると対応できる。
上品でたおやかなワンカールボブ
優しくやわらかな雰囲気のワンカールボブ。コンサバ好きな大人女子にぴったりの髪型です。毛先の巻きが強すぎると古く見えてしまうので、カールはゆるくクセづける程度がベスト。肩にギリギリつくくらいの長さならハネにくく、結ぶことも可能なので活用度は大きいはず。
カット
肩ラインのワンレンボブベース。顔周りと全体にローレイヤーを入れ、ふわっとした動きを底上げ。毛先もまとまりやすくなる。
カラー
9トーンのアッシュ系カラーをセレクト。透明感の出る人気のカラー。
パーマ
毛先にワンカールのデジタルパーマをかけておくと、乾かすだけで自然な内巻きがつくれる。
スタイリング
パーマをかけていない場合や、もっとしっかりカールをつけたい場合は、ストレートアイロンかカールアイロンで毛先をワンカールの内巻きに。まとまらないようにほぐしてから、少量のミディアムワックスを手のひらにしっかり広げて、毛先から全体になじませていく。
似合う顔型や髪質
※首の長さによって全体の長さも調節し、体型とのバランスを見ながら思い通りの見せ方にして。毛量が少ない場合はレイヤーとグラデーションで、毛量が多い場合はレイヤーでひし形シルエットにするといい。
ミディアム|アレンジ自在な今どき大人ヘアスタイル
巻き方次第で雰囲気を変えられるレイヤーベース
くびれをつくり、ワンクッション置くことで小顔効果が生まれるくびれミディアムヘア。縦の長さが気になる面長さんのお悩みを解消してくれるスタイルでもあります。動きのあるレイヤースタイルは毛先の巻き方次第で、やわらかくもカッコよくもイメージを変えられます。ハーフアップやまとめ髪も楽しめるため、アクティブなシーンからお呼ばれのシーンにも対応できる、汎用性の高いスタイル!
スタイリング
ベースは外ハネに、レイヤー部分を持ち上げて内巻きにすることで簡単にくびれヘアをつくれます。顔周りのレイヤーを外巻きにすることで今っぽく。
このモデルの顔型や髪質
シースルーバングで大人っぽく見せるランダム巻き
世代を問わず人気の外ハネボブ×前髪のスタイル。アラサー&アラフォーのワーママたちにおすすめのヘアスタイルです。
カット
シースルーバングで甘さを抑えたラフな大人髪。前髪があると幼く見えてしまったり、甘めな印象になりがちですが、シースルーバングなら大人っぽい雰囲気を残した前髪になります。
スタイリング
毛先は内巻きと外巻きをランダムに入れて巻くことで、かっちりし過ぎず、華やかさと余裕のある大人の女性の雰囲気を演出できます。大きめのマジックカーラーで前髪を巻き、自然なカールをつくることで丸みを出して。毛先は32mmのカールアイロンでランダムに巻き、軽めのオイルをサッとなじませて仕上げます。
このモデルの顔型や髪質
ほんのり甘いくびれミディアム
ダウンスタイルにも結ぶにもちょうどいいミディアムレングスの、ほんのり甘いくびれスタイル。
カット
艶っぽさのある愛されミディアムスタイル。トップにレイヤーを入れることで頬のあたりで毛先が動き、ニュアンスをプラス。面長の骨格をマイルドに見せてくれるスタイルです。
スタイリング
32mmのカールアイロンで毛先を外巻きに、レイヤーを入れたトップの部分は持ち上げながら毛先を内巻きにして動きのあるスタイルに。スタイリング剤はオイルとセラムをミックスしてなじませることで、ツヤとまとまり感が出ます。
このモデルの顔型や髪質
上品な王道外ハネミディアム
どんなタイプでもどんな髪質でも、似合わせ可能なオールマイティスタイル。鎖骨丈ベースの王道外はねミディアムは、〝くびれ〟のあるシルエットでトレンド感もある人気スタイルです。
スタイリング
32mmのカールアイロンで毛先に大きな外はねをつくる。顔周りなど、表面の髪は軽めの内巻きにすることで、くびれ感が際立ちます。仕上げに軽めの質感のオイルを付けて完成。
このモデルの顔型や髪質
かき上げアンニュイミディ
長めの前髪からサイドバング(前髪の両端)に自然につなげることで、顔周りにほのかな動きを出し、ひし形シルエットをつくりやすく。毛先にゆるっとした動きがつく程度の毛流れで、生っぽく抜け感のある雰囲気に。
カット
全体は鎖骨下でワンレングスにカット。前髪は鼻下〜リップラインに設定し、サイドバングから顔周りにかけ流れるようにつないで。顔周りを中心にレイヤーを入れ、軽やかな質感に。
カラー
落ち着いたトーンのモノトーンのワンカラー。黒に近いダークカラーは地毛っぽさがありつつ透け感も出る、大人にぴったりな色味。
パーマ
基本的にはノンパーマ。直毛すぎる場合、太めのロッドで毛先1回転半巻き、ハネるような動きをつけるといい。
スタイリング
ハチ下は毛先だけを外ハネにし、ハチ上の表面は中間に動きがつくように1回転のリバース(後ろ方向)巻きに。バームやオイルなど濡れ感が出るスタイリング剤を選んでしっかり手に広げ、髪の内側からなじませて表面は手ぐしで塗布。ひし形シルエットになるように整えて。
このモデルの顔型や髪質
かき上げ+レイヤーのくびれミディ
前髪をかき上げたアップバングは、くびれのあるミディスタイルの甘さを抑えてクールな雰囲気に。顔周りにレイヤーを加えているので、流して後れ毛っぽく見せたり、顔に沿ってモードなウルフスタイルに見せたり、スタイリング次第でさまざまな印象を楽しめます。
カット
全体の長さは胸と鎖骨の間くらいにして、トップのみレイヤーを入れる。もみあげの長さを決め、サイドバングからもみあげにかけてローレイヤーでつなげる。
カラー
やや明るめのグレージュのワンカラー。赤みを打ち消し、透け感を見せられるカラーでこなれた雰囲気に。
パーマ
基本はノンパーマ。巻くのが苦手な人は、デジタルパーマなどを使い、ベースの毛先は逆巻き、トップのみウエーブのパーマをかけておくと再現しやすい。
スタイリング
太め(32〜38mm)のアイロンで毛先を外ハネにする。トップの毛束を持ち上げて毛先から外巻きにしてからふわっと下ろすと、リバースの毛流れに。スタイリングオイルを手に広げ、カールをほぐしながらつける。
このモデルの顔型や髪質
※毛量が少なくてボリュームの出にくい場合はレイヤーの幅を増やし、量が多い場合は逆に減らすといい。
ビターな雰囲気のメリハリレイヤーミディ
前髪をつくらないことで、甘さを排除して大人っぽさを後押し。ハイトーンに仕上げるとよりエッジィな魅力が引き立ち、アースカラーの着こなしにもハマります。顔にかかる毛束で陰影をつくれば小顔見せも叶い、レイヤーによるくびれで頭の形をきれいに見せられるのも◎。
カット
全体は鎖骨の長さでカット。目尻、リップラインとつなぐように顔周りのレイヤーを入れる。トップのレイヤーはリップラインに合わせてつなぐと、キレイなくびれが出現。
カラー
ハイトーンのオリーブグレージュで、明るい中にも大人っぽさがひそむカラーに。インナーハイライトを施し、髪が動いたときにアクセントにする。ハイトーンは、ちらほら出てきた白髪のカモフラージュにもぴったり。
スタイリング
中間から毛先をストレートアイロンをすべらせながら、なんとなく外ハネにするように。外巻きにすると意識しないほうがちょうどよく仕上がる。顔周りも同様にうっすら内巻きにし、多めのオイルをなじませて最後にコーミング。
このモデルの顔型や髪質
伸ばしかけにおすすめのニュアンスミディアム
ボブからミディアムになったとき、重めのスタイルに飽きた人におすすめのスタイル。レイヤーを加えれば軽さとニュアンスがプラスでき、今っぽい垢抜け感を出すことが可能に!
カット
肩より少し下でカットし、重さを残しつつローレイヤーを入れる。トップにもレイヤーを入れ、ふんわりした動きを加えて。前髪はあごあたりに設定し、レイヤーでサイドにつなげる。
カラー
10トーンのライトウォームブラウン。温もりを感じる暖色系で、優しいイメージに。
パーマ
なし。直毛の人は平巻きのワンカールパーマをかけておくといい。
スタイリング
32mmのカールアイロンを使う。毛先をワンカールの内巻きにし、顔周りはリバース(後ろに流れるように巻く)に。その後ドライヤーの風を当ててカールをくずし、少量のバームを手に広げて毛先から揉み込む。
似合う顔型や髪質
※髪が多い人は、前髪の設定をもう少し短くしてサイドにつなげると軽やかさが出る。
パーマ風ウェーブスタイル
パーマをかけずに、まるでパーマをかけているかのようなスタイルを楽しみたい人におすすめ! 巻かずに、すとんと下ろしたままでも知的なムードが漂う大人スタイルです。
カット
前髪が長めにカットされているので、毛先を巻くだけでもニュアンスが出て、おしゃれな雰囲気に仕上がります。
スタイリング
カールアイロンで全体の毛先を内巻きのワンカールにする。中間は内巻きと外巻きを繰り返す、ミックス巻きでパーマ風にします。スタイリング剤はセラムを乾いた髪になじませ、ドライな質感を残しつつやわらかさが出るように。
このモデルの顔型や髪質
セミロング|愛らしい大人女性に人気のへアスタイル
前髪で小顔見せセミロング
髪の長さがあるほど縦長の顔が目立ちやすいもの。そんな面長フェイスに似合う、上品でかわいらしいセミロングスタイルをご紹介。
カット
ベースは鎖骨下5cmでワンレングスにカットしたまとまり感のあるセミロング。髪表面に少しレイヤーを入れて軽やかな動きを出しやすくするのがポイント。眉毛がでないギリギリの長さの前髪をつくり顔の縦の長さをカット。薄めにつくっているのでこなれ感も抜群です。また、サイドに流れるようにセットしたひし形シルエットもバランス◎。
パーマ
デジタルパーマで毛先にゆるやかなカールをつくることで顔周りをカバーして面長感を軽減できます。また、曲線のあるシルエットによりフェミニンさも手に入ります。
カラー
ツヤのあるブラウンベージュのヘアカラーは、肌なじみがよくやわらかな雰囲気に仕上がります。
スタイリング
オイルを10円玉大とり、手のひらによく伸ばしてから毛先を中心になじませる。下からクシャッと握るようにしてつけるとパーマのカールがきれいに出るのでおすすめ。前髪の真ん中部分は指先でつまんで束感をだし、横部分はサイドに流して。
このモデルの顔型や髪質
色っぽさを漂うアンニュイセミロング
ラフな束感がこなれた色っぽさを演出。顔周りと表面を中心にレイヤーを入れているため、スタイリング次第でさまざまなシーンやテイストに対応可能。ワンカールならほどよい脱力感が加わって、フェミニンな着こなしにぴったりな髪型に。ストレートならカジュアルなファッションが似合いやすく。
カット
全体の長さは鎖骨とバストの間あたりで、重めのやや前上がりのベースに。表面と顔周りは、肩下あたりからレイヤーをつなげる。前髪は眉下の長さに設定し、ラウンドでカット。前髪の幅は狭くしすぎないほうが顔が明るく見える。
カラー
やや明るめのシアーグレージュをワンメイク。こっくりしているけれど光に当たると透け感が出て、髪がやわらかく見えるカラー。
パーマ
基本はノンパーマでOKだが、毎日巻くのが億劫な人や巻きグセがつきにくい人は、毛先だけワンカールさせた低温デジタルパーマをかけておくと扱いやすい。
スタイリング
32mmのヘアアイロンで、毛先のみワンカールの外巻きに(デジタルパーマをかけている人はこのプロセスは省略)。表面の髪はニュアンスがつくように、中間からランダムにゆがませるように巻いて。少量のオイルかバームを手に広げ、巻きをざっくりとほぐすようにしながらなじませる。
このモデルの顔型や髪質
※髪が重い(多い・太い)人は、レイヤーを入れすぎると膨らむ場合もあるため、あくまでも顔周りと表面にのみレイヤーを入れるのが得策。
顔周りのサイドバングがアクセント
頬骨あたりにつくった短い毛束(サイドバング)。結んだときにちょうどいい後れ毛になるし、骨格もカバーしてくれる使えるパーツです。レイヤーが入っているので、丸みのあるシルエットとやわらかさをプラスできます。
カット
胸上の長さをベースにし、顔周りから後ろに向かって毛流れがつくようにレイヤーを入れる。前髪は目の上でカットしてからサイドに斜めにつなげ、サイドバングをつくる。
カラー
10トーンのフォギーベージュをワンメイク。赤みを消しながらもくすみすぎず、きちんとツヤ感の出せるおすすめのカラー。
パーマ
なし。髪が硬い人は、大きめのロッドで毛先にゆるくかけておくとやわらかさが出る。
スタイリング
38mmのカールアイロンで、毛先を外巻きに。前髪やサイドバングはリバース(後ろへの毛流れ)巻きにする。少量のヘアバームを手にしっかりなじませてから、毛先を中心に揉み込んで。そのまま前髪の毛束をつまむようにして、束感を出す。
似合う顔型や髪質
※逆三角の顔型の場合は、全体の長さを少し短めに。ロングヘアは、身長など全体のバランスも考えながら長さを設定するといい。